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中小企業がIT導入に積極的ではない理由

皆様こんにちは!株式会社ウイズです。
今年も残りあとわずかとなりましたが、ウイズは今年の最後まで皆様に有益な情報をお届けできるよう全力を尽くします!
さてさて、今回は中小企業がIT導入に積極的ではない理由について述べていきたいと思います。大企業と比較して中小企業のI T化は遅れており、中小企業の多くではI T化が進んでいないことを残念ながら自覚できていません。実際、必要ではないと考える方々も少なくありません。しかし、1時間かけて手作業でやっていることを5分で終わらせている企業がある現実を知ったらどうでしょう??どうせならそちらの方が良いと思いませんか??
なんとなくIT導入を遠ざけている方、なぜ自身が敬遠しているのか気にしたことありますか??今回の記事をお読みいただければなぜ自身がIT導入を遠のけているのか理由が明確になるかもしれません!そして、ウイズに相談すれば、その悩みを解決することができるかもしません!それではどうぞ!!

① ITよりも人間の力が正しいと考えている。

中小企業においてI T化が進まないことの大きな理由に、今でもコンピューターの方が処理をするよりも人間が処理をした方が正しいと考える経営陣の存在があります。社歴の長い中小企業の場合には、それだけの経験があり、自分たちがこれまで行ってきたことが正しいと考える傾向になります。自分たちが苦労して確立してきたノウハウをコンピューターによって簡単に処理できるはずがないと考えているのです。
また、長年かけて確立してきた方法が一瞬にしてITに取って替わってしまうという恐れもあるでしょう。それ故に認めたくないという心理も働いているのかもしれません。

②  コミュニケーションが失われるという懸念

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IT化を遅らせる阻害要因として、会社内でのコミュニケーションが失われてしまうのではないかという懸念が考えられます。実際にそのようなことはありませんが、IT化を敬遠している企業にはそのような偏見が根付いてしまっているのもまた事実でしょう。長年、人の表情や話し方から感情を読み取りコミュニケーションを築いてきた企業にとっては、IT化はそのような環境を破壊するものに見えてしまうのでしょうか、、、特に都会ではなく、地方に存在する地域密着型の企業であれば尚更でしょう。そのような企業は、効率化を求める大企業と違い、対面を介した顧客との信頼関係を重視する傾向があるとも考えられます。そうすることで顧客ネットワークや独自の情報を培い、強みにしているのです。
どちらにも長所と短所は存在します。どちらも全面的に肯定したり、否定するのではなく、多角的な面から考察し、コミュニケーションにおいてITと対人という手法を臨機応変に使い分けていくことが大切だと思います。
また、最近ではリモートワークも浸透してきたので、これを機会に見直されるといいですね!!そのため、これからはITに関する知識を持ち、周囲の人をより先導していく人材があらゆるところで必要とされるでしょう。そんな時こそのウイズなので、皆様是非ともご活用を、、、!!

③費用対効果が短期的には実施しづらい

IT化においては、特に高額な投資に対する効果が実感しにくいということが問題があります。I T化の内容にはよるものの一般的に初期投資は高額になる傾向にあり、システムの導入であれば数百万円必要になることも珍しくありません。その反面、その導入効果を実感できるのは数ヶ月後や1年後、もしくはもっと先かもしれません。つまり、効能がすぐに実感できるものではないため、長期的に経営を見積もれない経営者には、I T化をしても費用対効果がないと拒否されてしまうのです。

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また、ITの利用目的はファクトリーオートメーションとオフィスオートメーションという2つに大きく分類されます。ファクトリーオートメーションとは主に製造業の現場で使用される生産工程の機械を制御・自動化することです。対してオフィスオートメーションとは主に非製造業の現場で従来紙を使い手作業で行っていた事務作業を自動化することです。中小企業が対費用効果を実感しづらいのは、IT化の目的がこのオフィスオートメーションだからです。ファクトリーオートメーションは導入すれば、これまで人が手で行っていたよりも小さい単位で調節ができたり、効率的な生産が可能になったりなど、すぐに導入効果を実感できます。これに対してオフィスオートメーションは、人が行っていたこれまでの手作業の部分をITが代替するだけです。そのため、各々の働く人達は個人的に恩恵を実感できるかもしれませんが、肝心の経営利益的な観点から見ると非常に恩恵を実感しづらいのです。効率的なマネジメントを実現するには、長期的な経営視点や従業員全員にノウハウを迅速に伝えられる環境が必要になってくることを意識しましょう!

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いかがでしたでしょうか。他にもIT化を遅らせる要因はたくさんありますが、今回は特に印象的な3つに着目して書かせていただきました。次回は、そのために今後はどのような方針を意識していくことが大切なのかについて書いていきたいと思います。この定期的な情報発信を機に、読み手の方々がウイズを必要としてくれたら幸いです。今後とも何卒宜しくお願い致します!


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会社名/株式会社ウイズ
本社所在地/〒104-0061 東京都中央区銀座6-6-1 銀座風月堂ビル5F
代表取締役/信清城  設立日/2004年1月
資本金/3,000,000  従業員数/8人

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