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~好きなものの話~ 「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」

こんにちわ。レザークラフト作家のwiviw(ウィビュー)です。

第4回目の企画、好きなものの話をはじめます!
この企画は私の好きなものの話をただただ書いていく企画です。

ここでは、いわゆる「にわか」など関係なしに好きなことを語っていく、
マウンティングなども一切なしの場です。
みなさんが楽しんで読んでもらうことが目的です。

さて今回は、タイトルの通り「スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース」でございます。
公開は2023年の6月とつい最近の映画ですね。
映画館にて鑑賞したんですが、衝撃的すぎて記事にしようと思いました。

スパイダーマンってみなさんどんなイメージをもっているでしょうか。
蜘蛛に噛まれて、ヒーローになった男の人?
ビュンビュン街を飛び回る人?
赤と青のタイツを着た人?
実写もあるし、漫画もあるよね?
色々あると思いますが、大半の人はこう思ったことがあるんじゃないでしょうか?

「なんかスパイダーマンってたくさんいない?」

はい、そうです。たくさんいます。笑
例に出してみましょう。


よくみるヤツ


なんか目の大きさが違うヤツ


絵のタッチが違うヤツ


色が違うヤツ


実写版もそれぞれ顔が違うヤツ


いかがでしょうか。全部違うスパイダーマンなんです。
漫画のやつは作者が違うのもあるんですけど、
何が起きているのかというと、スパイダーマンの世界には、
パラレルワールドが存在していて、各ワールドに独自のスパイダーマンが存在しているということが起きてます。
これを「マルチバース」と呼んでおります。
日常生活では使わない単語13位。

パラレルワールドとか難しいので、もっと簡単に例えてみましょう。
どらえもんって漫画とかアニメとか映画版とかありますよね。

あれがそれぞれ違う設定をもっていて独立している感じですね。

つまり、アニメ版のどらえもんと漫画版のドラえもんは設定が違うけども、
同じ、どらえもんではあるし、似通っているところも多い、みたいなことです。
深く考えると面倒なのでこれくらいの理解でいいです。

じゃあここからは、本作の何がすごいのかを書いていきましょう。

なにがすごかったのか。

いろんな意味でアクロスしてる

とにかくこれです。
スパイダーマンって、たくさんいてそれぞれに個別の設定があるんですよね。
見た目も全然違うので、自分好みのスパイダーマンがいたりします。

ファンであれば、このスパイダーマンとあのスパイダーマンが一緒に戦ったり、
時には敵になったりして共演したら胸アツだな~と夢みると思います。

でもそんなことは実現しなかったんです。

権利の問題が大半なんでしょうけど、そもそもそれを実現する人がいなかった。
なぜなら膨大な数のスパイダーマン亜種がいますので。

ちょっと調べた感じだと100人以上は居ます。
イメージしやすいように何体か紹介しましょう。


女性版スパイダーマンの「スパイダーガール」


インドのスパイダーマンの「スパイダーマンインディア」
ちゃんとインド訛りの英語です。


探偵のスパイダーマンの「スパイダーマンノワール」


黒人で、黒スーツの「スパイダーマン」
主人公の名前はマイルズ・モラレス


東映版の「スパイダーマン」
なんとロボットに乗って戦います。

これは氷山の一角で、数えられないくらい居ます。
それほど愛されたヒーローであり、求められているヒーローな訳です。

そしてそんなたくさんのスパイダーマンの世界が構築されている訳ですが、
本作ではそのそれぞれの世界が交差して、一つのスクリーン上に大集結します。

いろんなスパイダーマンがいろんなスパイダーマン同士で会話したり、
一緒に戦ったりしてくれる訳です。ファンの夢を叶えてくれた訳です。泣ける。

このアクロス具合ったらすごいですよ。
先述の各スパイダーマンの世界を「アクロス」しているし、

実写版スパイダーマンとアニメ版スパイダーマンがコラボするという、
アニメの中に実写の映像が入っているという意味わからん「アクロス」をしているし、

後述の激ヤバアニメーションとヒップホップ主体のカルチャーがミックスされた
唯一無二の挑戦、ミックスでありアクロスされてます。

とにかくアクロスしまくっておるんです。
ちなみに東映版のスパイダーマンは出てこないですが、いつか出ると信じています。


最先端のアニメーション×カルチャーミックスの破壊力

これがとにかく凄くて、本作見終わった後、かなり疲労しました笑
映像の暴力で殴られつづけ、脳みそが幸せ漬けになったんだと思います。

根幹にあるのはヒップホップカルチャーだと思います。
ヒップホップといえば、ラップとかストリートファッション、スニーカーと
いろんなものがありますが、この映画では全部盛り込まれてます。
マイルズはエアジョーダンを履いて、ルーズな服装でフードを被ってて、
趣味は壁に絵を描くグラフィティアートという超ヒップホップ好き少年です。

音楽は現代的なヒップホップが流れながら、
映像はサイケデリックな雰囲気です。
サイケデリックってよくわかってないんですけど←

僕の中では、アニメのジョジョみたいに配色が毎シーンで変化していたり、
映像の中にルールがなく、自由にいろんな描写が混ざってるのに、
それが嫌な感覚じゃなく、むしろ心地良い感覚になる的な意味です。
本作では常にこの感じで映像が展開がしていきます。


この背景がサイケデリック感


おわりに

今回は「スパイダーマンアクロス・ザスパイダーバース」について書いていきました。

とにかくこの映像の暴力をぜひ体感してもらいたいです。
文章だけじゃやっぱり伝わらないことが多いので、体感してほしいですね。
スパイダーマンといえば有名な名言がありますね。

「大いなる力には大いなる責任が伴う」
With great power comes great responsibility.

もちろんこのアニメ映画にもでてきます。
この言葉がとっても重要な意味をもっていて、伏線にもなっています。
このセリフめっちゃ好きなので、革に書いてみようかな~

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