ネットワーク効果の要約の要約

ネットワーク効果について素晴らしい要約解説記事↓
https://hiromaeda.com/2018/02/04/network_effects/

人のネットワークが何に強い影響を受けて、そのネットワークの価値の増加にどう貢献するかという基本原則です。(学術的かどうかはさておき)
事業に対しては、その事業がどの層に位置していて、その価値を最大化して守るためにはどうしたらいいかという問答に使えそうですね。


面白すぎて覚えたかったのですが、丸暗記はきついので覚えやすいように流れを作ってまとめてみました。


大枠としては、ネットワークは人工的なものであるため
「人の繋がりが全て」ですね。
直接的な繋がりの後は、どう繋がるかが焦点。

1. 人が繋がるためのインフラが一番ネットワーク効果が強く、
2. 次に直接的な繋がり、
3. 市場での繋がり、
4. 情報を介した繋がり、
5. コミュニティを介した繋がり(が一番効果が弱い)、

と、効果が下がるにつれて段々と抽象度が上がっていくのが面白い。
やっぱり人は物理に強い臨場感がありますねー。

というわけで早速以下から簡易まとめです。
リンク先の本文を暗記・解読するための参考にどうぞ。
↓↓↓↓↓

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用語:
NW=ネットワーク
PF=プラットフォーム

物理中心NW
・(人が存在する基盤である)「物理インフラ」中心NW
・(「物理インフラを利用するための」)ルール中心NW

ヒト中心NW
・人同士の「コミュニケーション」中心NW
・人の「存在」中心NW

市場プラットフォーム中心NW
「個人」中心PF(この人だから買う)
「物」中心PF(この物が欲しいから買う)
「集団」中心PF(個人では提供できない規模のもの)
「限界効用」PF(売買対象は何でもいいが、規模のメリットが享受できないもの)

情報中心NW
・(物理を記述する)「データ」中心NW
・(「データを利用するための」)特定技術中心NW

社会(コミュニティ)中心NW
「言葉」中心NW(共通言語)
「社会通念」中心NW(共通常識)
「帰属意識」中心NW(これは社会には無く、個人の中にしか存在しない)

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