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某予備校の少人数コースの現状と課題

学則には、名誉や信頼を損なう情報発信をしてはならないと明記されています。しかし、それによって言論の自由が制限されるべきではないと私は考えます。この某少人数コースが良い方向に改善されることを願い、客観的な事実のみを以下に書き記します。※私は2023年に所属していたため、2023年の情報です

成績下位者へのフォローについて

某予備校の少人数コースは、成績が低い人でも丁寧に指導を受けられるという理想を掲げています。しかし、実際のクラスは普通の1年コースでも十分についていけるような優秀な生徒ばかりで構成されており、理想と現実のギャップを感じざるを得ません。テストでは常に最下位の成績に甘んじており、辛い思いをしています。
成績下位者に対しては、10〜15分程度の面談や口頭試問が行われていますが、それだけでは十分なフォローができているとは言えません。より長い時間をかけた丁寧な指導が必要だと感じています。
先生に質問をするには、生徒側から能動的に先生のもとへ行く必要があります。しかし、先生方は少人数コースの生徒だけでなく、1年コースの生徒の指導にも追われており、マンパワーが不足しています。人気の先生のもとには長蛇の列ができ、なかなか質問の機会を得ることができません。加えて、私自身コミュニケーションが苦手であるため、能動的に質問に行くことが難しく、困惑しました。
またチューター先生には、もっと質問の機会があると期待していました。しかし、オンラインでの質問時間は15分しか設けられておらず、フリータイムも質問時間も短いため、質問時間や来校日には先生を生徒間で奪い合いになってしまいます。

私は当時全教科で成績下位者だったため、全ての先生と10~15分の面談や口頭試問を受けなければなりません。しかし、これによって先生との距離感が近くなりすぎてしまい、コミュニケーションが苦手な私にとっては苦痛を感じるときがあります。中には優しく支援してくださる先生もいますが、口頭試問で圧迫面談のように厳しく指摘される先生もおり、ショックを受けることもあります。

他の生徒との距離の遠さ

一方で、同じコースの生徒との距離感は遠いように感じます。生徒のプライバシー保護のためなのか、全員の名前、出身大学名、成績ランキングが伏せられているのです。大学時代は、成績が振るわない仲間同士で励まし合うこともできましたが、ここではそのようなコミュニケーションが取りづらい状況です。話しかけてみれば仲良くなれそうな人もいますが、コミュニケーションが苦手な私には、なかなか一歩を踏み出せずにいます。このような環境下では、生徒間の些細な行動や言動が原因で先生への報告が増え、生徒同士の関係がギスギスしてしまうことがよくあります。
また、全員の成績や大学名、浪人の回数が伏せられていることで、少人数コースのレベルが高いのか、それとも私の学力が低いのかがわからない状態です。しかし、それを直接聞くのは怖いので、自分の立ち位置を正確に把握できずにいます。

退学させる条件の不透明さ

また、学校長が生徒を退学させることができる条件についても、入学前の説明では明確ではないと感じています。退学に値するような重大な規則違反もあれば、「そんなことで退学になるの?」と疑問に思うようなケースも伺いました。退学になった場合、高額な学費の返金はないでしょう。精神的にも経済的にも辛い状況に追い込まれてしまいます。
男性教員が指導や用事のためとはいえ女子寮に自由に入ることができる点も、女性職員が少ないとはいえ、最初は驚きました。プライバシーへの配慮が欠けているのではないかと感じます。
入学前の説明では、カフェは自由に利用できるというイメージを持っていましたが、実際には授業時間外は閉められていることがわかり、期待とは異なる状況でした。

少人数コースの良い面

一方で、この少人数コースにも良い面があります。
部屋はとても清潔で、24時間利用可能な自習室は私のお気に入りの場所です。よくそこで勉強しました。利用する人が少ないため、静かで集中できる環境が整っています。ただ、ほとんどの生徒がタブレットを使って勉強しているにもかかわらず、電源が十分に用意されていないのは改善の余地があると思います。
また、手作りの昼食は栄養バランスが考えられていて、私は美味しいと感じました。ただ、味の好みは人それぞれだと思うので、この点については意見が分かれるかもしれません。

まとめ

以上が、某予備校の少人数コースの現状と課題についての率直な見解です。理想と現実のギャップ、先生とのコミュニケーションの難しさ、生徒間の距離感、明確でない規則などの問題点がある一方で、清潔な部屋や静かな自習室、栄養バランスの取れた食事など、評価すべき点もあります。
これらの問題点を改善し、良い点をさらに伸ばしていくことで、少人数コースの教育の質が向上し、生徒にとってより良い学習環境が整備されることを願っています。生徒の立場に立った柔軟な対応と、明確なルール作りが必要だと思います。そうすることで、生徒一人一人が安心して学習に専念できる環境が作られるはずです。

この少人数コースが、より多くの生徒の学力向上と進学の夢の実現に貢献できる場となることを心から願っています。
少人数コースに行くか迷われている方など、私が持っている23年の情報で良ければ共有しますので、Xに来てください。待っています。

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