スタディ算命学 第二十七回 午未天中殺について

午未天中殺は午年、未年が天中殺年であり、災い事が起きやすい年となります。
午未天中殺の人は基本的に午年、未年は新しい事はせず(結婚、就職、転職、引っ越し、新規事業etc)、今まで通りの生活を淡々と過ごすと災いも軽減する事が可能となります。
そして天中殺の二年間は仕事を一生懸命せず遊ぶという事をすると、逆に幸運が舞い込んでくる様になります。
仕事を怠けて遊びに行ったり、上司や同僚、部下の目を盗んで仕事の手を抜く事が天中殺の過ごし方の最良の手段でもあります。
これは中々出来ないのですが…
逆に真面目で何事も一生懸命の人は災いが起きやすくなると言う事になります。

午未天中殺は南方に座した天中殺、南方天中殺とも言われています。

南方は目下、子供の座。
北方の目上、学びの無い状態です。
ですから午未天中殺の人は本能的に北方に向かい心を落ち着けようとします。
つまり午未天中殺の人は目上とは非常に縁があり目上と仲良くなる事で心が落ち着く事になります。
逆に目下とは対等であり、どうしても一線を引いてしまうため、最初仲が良くても最終的に離れて行くようになります。
午未天中殺の人は部下が出来てもそれがストレスとなるので、もし午未天中殺の人で部下の沢山いる人は、そのストレスの捌け口となるものを見つけて行くと良いでしょう。

一つの方法としてはお年寄りのいる会合等に顔を出して、お年寄りと交流すると必然的にストレスが解消され、部下の多い仕事にも好影響を与えてくれる事になります。

もう一つの方法としては、午未天中殺の人は学びが無いので何歳になっても常に学ぶ事を心掛ける事です。

学びのサークル等に所属し学ぶだけでストレスの解消となり、仕事だけでなく家庭内でも順調に過ごして行ける様になります。

また午未天中殺の人は勘の鋭い人が多く、周りがビックリする程的確に、これから起きるであろう出来事を言い当てたりします。
芸術的感性も素晴らしく、芸術の世界で成功する人も多いようです。
サラリーマンであっても、その持ち前の感性で仕事仲間の度肝を抜くアイデアを出したりして周囲を驚かせたりします。

午未天中殺は二代目、三代目の天中殺、跡継ぎの天中殺なのですが、南方天中殺のため目下、子供を冲殺しているので子供縁が薄く、例え男の子が産まれたとしても跡継ぎとならず、この午未天中殺の人で家系が終わる事になります。

午未天中殺の人は先に述べた様に北方(学び)に向かいます。
ですので午未天中殺の人は子供の頃から良く勉強するため学業の成績の良い子が多く、将来的に学問(学者や研究者)の世界に進む様になります。
しかし午未天中殺の本能は伝達です。
学問の世界に進むよりは学校の先生の様に学問を伝える仕事が向いていることになります。
ですが午未天中殺の人は子供の頃から勉強が出来るため、どうしても学問の世界に進んでしまい、将来午未天中殺とは逆の天中殺(子丑天中殺)の人と結婚すると、学問の世界から元の伝達の世界に押し戻されて、学問の世界に進んだ事を多いに後悔することになります。

もし家族の中に子丑天中殺の人がいると、学問の世界から元の伝達の世界に押し戻されて、人生の最初から伝達という自分の本能に合った世界に進めるので、午未天中殺の子供にとっては非常に有利となります。

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