スタディ算命学 第二十三回 天中殺について

スタディ算命学第二十三回目は「天中殺」についてお話します。

天中殺は陰占法の日干支、つまり生まれた日から割り出します。
種類は
子丑天中殺
寅卯天中殺
辰巳天中殺
午未天中殺
申酉天中殺
戌亥天中殺
の六種類あり、人間は誰でもこの天中殺を一つ所有しています。

天中殺は日干支から割り出しますが、そもそも干支とは十干(精神、魂を表す)と十二支(現実、肉体を表す)の組み合わせで出来ています。
十干と十二支、これを一つずつ合わせていって干支が出来るのですが、当然最後に二つの十二支が余ります。
その余った二つの十二支の年が天中殺の年となるのです。

天中殺とは十二支(現実、肉体)があって十干(精神、魂)がない年となるのです。
天中殺の年は肉体があって魂が無い状態、例えば車を運転していても考え(頭)が無く肉体だけの状態で運転をするので事故を起こしやすく、人と話をしていても考え無しで喋ってしまうのでトラブルを起こしたりしてしまうのです。

天中殺の二年間は神が加護してくれない年だと思ってください。

この天中殺の二年間は全ての悪運が潜んでいる年でもあります。
この悪運は全く無くす事は不可能ですが、無に近付ける事は可能です。

天中殺の二年間は今まで通りの生活をする事。
新しい事、引っ越し、転職、結婚、車を買う、新規事業等々。
新しい事をしてしまうと後々大きな災いとなって降りかかって来てしまいます。

今まで通りの生活をしていれば、それこそ足を柱にぶつける程度の災いと言えない様な事象で済むのです。

でも天中殺だからといって固くかしこまらないでください。
新しい事をせず今まで通りの生活をしていれば、「今天中殺なんだよね」程度の軽い考えで充分です。
天中殺の年と解っているだけで氣の流れがスムーズに、そして正のスパイラルとなって悪運を遠ざけてくれるのです。

天中殺は新しい事はしてはいけないとお話しましたが、習い事や勉強、ボランティア、遊びといった精神的な事は何の弊害もなく逆に運気を上げてくれるのです。

そしてもう一つ、これは中々出来ないのですが、「仕事を怠ける、手を抜く」というのが天中殺には最高に良いのです。

人の目を盗み、上司の目を盗んで手を抜くのです。
仕事を怠け遊びに行く、これが天中殺には最良なのです。
そうすると天中殺の災いが最大限に押さえられ、逆に運気を上げてくれるのです。
中々出来ないと思いますが、その様に心掛けて天中殺を過ごしてください。

天中殺は敵に回すと命を取られる程に怖い物ですが、味方にするとこれ程心強い物は無いのです。
天中殺だからといって怖がらず、今説明した事を実行し味方に付けて楽しい天中殺ライフを送ってください。

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