スタディ算命学 第二十五回 寅卯天中殺について

スタディ算命学、第二十五回目は寅卯天中殺についてお話します。

寅卯天中殺は寅年、卯年が天中殺年であり、災い事が起きやすい年となります。
寅卯天中殺の人は基本的に寅年、卯年は新しい事はせず(結婚、就職、転職、引っ越し、新規事業etc)、今まで通りの生活を淡々と過ごすと災いも軽減する事が可能となります。
そして天中殺の二年間は仕事を一生懸命せず遊ぶという事をすると、逆に幸運が舞い込んでくる様になります。
仕事を怠けて遊びに行ったり、上司や同僚、部下の目を盗んで仕事の手を抜く事が天中殺の過ごし方の最良の手段でもあります。
これは中々出来ないのですが…
逆に真面目で何事も一生懸命の人は災いが起きやすくなると言う事になります。

寅卯天中殺は東方に座した天中殺、東方天中殺とも言われています。

東方は外側、仕事の場所であり守備本能でもあります。
寅卯天中殺の人はその東方に座しているため、反対側の西方が欠落した状態となりそれが本能的に最大の不安となります。
西方は家庭の場所、攻撃本能であるため寅卯天中殺の人は非常に家庭的で、常に家庭を重視し家庭中心の人生となり、仕事よりも家庭を取るという事になります。
家庭に帰り、その欠落した本能を満たそうとします。

上司に重要な残業を頼まれても「今日は結婚記念日なので家に帰ります」といった具合に仕事よりも家庭を取るため、出世から遠ざかってしまう傾向があります。
ですから寅卯天中殺の人は、子供の頃からいつも家に帰りたがり家庭を重視しているので、家族思い、親思いの人が多く、六つの天中殺の中で一番親孝行の天中殺となります。
寅卯天中殺の子供が生まれたら親は幸せだとも言われています。
またそれが跡取りの星、二代目三代目の星と言われる所以でもあります。

また、西方「攻撃本能」に傾倒するため、非常に攻撃的で人と競争する事がとても好き、そして何事にも白黒ハッキリさせたがります。
学業においてもスポーツにおいても、また大人になってからは営業成績等で人と争う事を好みます。

寅卯天中殺は子供の頃から闘争本能が旺盛な為、職種も人と争う仕事を選んでしまいますが、寅卯天中殺は本来は守りなので、営業成績を争う様な仕事は向いていない事になります。
ですから寅卯天中殺の人は、どんな仕事に就いても人を氣にせず我が道を行く様な姿勢を崩さない様にする事が重要です。

もし家族に寅卯天中殺と反対側の天中殺「申酉天中殺」の人が一人でもいれば、寅卯天中殺の攻撃本能を押さえる事となり、すんなりと守りの仕事、守りの人生を進む事ができる様になります。

家族に申酉天中殺の人がいない時は攻撃型の人生となり、後で後悔してしまう事になります。
特に申酉天中殺の人と結婚すると寅卯天中殺の攻撃本能が押さえられ、必要以上に後悔してしまい、そこで人生を大きく転換させるきっかけともなります。

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