スタディ算命学 第二十四回 子丑天中殺について

スタディ算命学、第二十四回目は子丑天中殺についてお話します。

子丑天中殺は子年、丑年が天中殺年であり、災い事が起きやすい年となります。
子丑天中殺の人は基本的に子年、丑年は新しい事はせず(結婚、就職、転職、引っ越し、新規事業etc)、今まで通りの生活を淡々と過ごすと災いも軽減する事が可能となります。
そしてこれは前回の「第二十三回天中殺」の所でもお話しましたが、天中殺の二年間は仕事を一生懸命せず遊ぶという事をすると、逆に幸運が舞い込んでくる様になります。

子丑天中殺は北方に座した天中殺、北方天中殺とも言われています。

北方は親、目上の場所、子丑天中殺はその北方に座しているため親、目上を冲殺した形となり親、目上とぶつかり合う事が多く、それが初代運である所以でもあります。

親縁が薄いので、家系を継ぐと運が落ちてしまいます。
子丑天中殺の人は家系を出て、自分の代から新しく家系を築き上げる指名を帯びています。
家系の恩恵を受けず自分1人で運を切り開いて行く為、非常に運強く人に甘える事が殆どありません。

子丑天中殺の人は、会社内でも目上を嫌う傾向があるため、上司とぶつかる事が多い為、上司がいる間は運が伸びずらく、自分が上司となった時には運が上昇し素晴らしい実力を発揮するようになります。

子丑天中殺は目上、上司とぶつかるので、自分で起業して自分が社長となり社員を持つ事が非常に向いており、もし自分が子丑天中殺で何か起業したいと思っているならば、即刻起業する事をお勧めします。

子丑天中殺は北方に座しているので、逆に南方が無いという事になります。
つまり南方が無いので南方を欲しがります。
南方は目下、子供の座です。
子丑天中殺の人は目下、子供を欲しがり、目下、子供を可愛がる事で南方欠落の不安を解消しようとします。
会社員等では部下を可愛がり目上とぶつかるといった形で、目上には煙たがられますが目下には非常に慕われる傾向があります。
言い方を変えれば、上司と部下の間に立って部下を庇うため会社員でいるとストレスの溜まる日々を送る事になってしまいます。
そう言った意味でも起業する事をお勧めします。

子丑天中殺は北方天中殺、北方は習得本能、学びです。
逆に南方は伝達本能、子丑天中殺は南方に行こうとするので、人にものを伝える事で不安を解消しようとします。
子供の頃から話が上手、説明が上手で、それは大人になっても続き、自分は伝達が得意だと勘違いしてしまう人が多く、伝達の世界、学校の先生やセールスマンといった道に進んでしまうのです。
でも子丑天中殺の本能は習得です。
本来は人に伝達するより学ぶ事が得意なのです。
学び研究する事、仕事で言えば学者や研究者が向いているのです。
大学で研究するとか、会社員であるならば研究開発する部署であれば能力を遺憾なく発揮する事が出来ます。

もし家族内で南方天中殺(午未天中殺)の人がいると、子丑天中殺の伝達を押し上げスムーズに学問の世界に進める様になります。
逆に家族内で南方天中殺(午未天中殺)の人がなく、子丑天中殺の人ばかりだと伝達に拍車をかけてしまうことになり、子丑天中殺にとって余り向いていない職業に就いてしまう事になります。
そして南方天中殺(午未天中殺)の人と結婚すると、その南方天中殺の人に北方へ押し返される形となり、学校の先生ではなく学者になっておけば良かったと後悔する様になるのです。

先ずは自分の天中殺を知り、その天中殺に合った道を進む事が運を掴む要因となります。

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