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Gran Turismo 7 Setting Blog #7

いつもの前口上

昔取った杵柄と言うわけでもないんですが、以前某SNSにてグランツーリスモ5と6の車のセッティング公開みたいなことをやっていました。昨年末近辺に、遅ればせながら『グランツーリスモ7』を始めまして、毎日レースを走ってはセッティングを煮詰めてみたいな遊びを大いに楽しんでおります。

やっぱりGTは自分の原点だなと思い至り、7に関してもセッティングを公開していこうかなと思います。参考になれば幸いです。

注意点として、あくまでもこの設定値は自分が扱いやすい数値であるということをお断りしておきます。また速く走れるセッティングであるかどうかは未知数であり、自分が速く走れるテクニックがそれ程ないことも追記しておきます。

さて今回は

前回からまたまただいぶ間が開いてしまいました。走ってはセッティングし直しの繰り返しで、様々な駆動形式で自分なりのベースセッティングを見つける作業をしてた感じです。

その中でちょっと面白い車を見つけたというか。今回はGr.4 PP700においてほぼ敵無し最強なのではないかと思った車、

FD3S RXー7 Gr.4 PP700 エンジンスワップチューン仕様

でいってみようと思いますよ。

エンジンスワップでマツダ787Bのエンジンに載せ替えターボからNAへ変化させることによって、スピードもさることながら驚異的な燃費効率が実現出来ました。

ウイング&エアロはフル装着、ターゲットはワールドツーリングカーのGr.4 PP700で、チューンド以上完全レーシング仕様以下といった車格を目指してみました。Gr.4はノーマルカーからのレーシングチューンにはぴったりのクラスだと思っています。

お気に召していただければ幸いでございます。

MAZDA RX−7 Spirit R Type A(FD3S)’02

斜め前から撮影
LOVEBITESのギタリストmiyakoさんをイメージしたリバリーを制作しました

車について軽く紹介します。

言わずとも知れたマツダが誇るロータリーエンジン搭載スポーツカーの代表格です。Spirit R Type AはFD型RX−7の最終仕様車になり、これ以降のロータリースポーツはRX−8に引き継がれました。FD3Sという型式名が『頭文字D』により車ファン以外にもかなり有名になったのではと思っています。2ローター+シーケンシャルツインターボで下から上まで回りつつトルクの細さも補うパワートレインとなっていますが、如何ともし難い燃費の悪さという欠点も持ち合わせています。

根強いファンが非常に多く、上まで回した時のロータリーサウンドに魅せられたという方も多いのではないでしょうか。その最終仕様車ですのでプレミア的価値も高く、街中で実車を見かける機会もなくなっていると感じますね。

そんなFDですが、1990年代から2000年代辺りにかけてJGTCなどでレースに参加しておりました。初代RX−7の時代から、車重も軽くパワーを出しやすいロータリーエンジンということで多数のレースに参加していましたし、FD型RX−7もレースとは切っても切れない深い関係性がある車とも言えます。

使用パーツ

エンジン

エンジンスワップで787Bのエンジンに換装

足回り

タイヤ:レーシング・ミディアムタイヤ(レインタイヤも使用)
ホイール:オフセット&リム幅をワイドに設定
サスペンション:フルカスタマイズ・サスペンション
ディファレンシャルギア:フルカスタマイズLSD

エアロダイナミクス

ワイドボディ化しつつエアロパーツ一式全てを装着

コンピュータ

フルカスタムコンピュータ

性能調整パーツ

バラスト
パワーリストリクター

トランスミッション

フルカスタマイズ・シーケンシャル・ミッション

ブレーキ

カーボンブレーキシステム
レーシングブレーキパッド
ブレーキバランスコントローラー

ドライブトレイン

レーシングクラッチ&フライホイール
カーボンプロペラシャフト

ボディワーク

軽量化ステージ1〜4
ボディ剛性アップ

各種セッティング

セッティングの数値は画像の方で紹介します。

こういうセッティングになりました。バラストとコンピュータとリストリクターを調整して限りなくPP700に近い数値に設定しています。

ボディワークは軽量化全てと剛性アップ+バラストでPP700として最適な重量にし、前後ダウンフォースの効果も見越したバラスト搭載位置で程良い前後重量バランスを目指してみました。

あとはブレーキやクラッチなどをレーシング仕様にし、足回りはいつもの如くフルカスタマイズパーツを使用といった感じです。バネの固有振動数は車重やタイヤの硬さからあくまでも自分が最適だと思った数値に設定していますが、お好みで弄れる余白は残っていると思いますよ。

あとトランスミッションのファイナルギアレシオのみ調整しています。ちょっとだけ加速重視方向に振ってみました。

一応弱点もありまして、低速域でのアクセルワークが結構難しいです。コーナー立ち上がりでアクセルをベタ踏みすると唐突に挙動を乱します。セッティングでは消せないFDならではの特色と言えるかも知れませんが、丁寧なアクセルワークで防げるものですので大きな弱点とは考えていません。

何にしろ丁寧な操作を心掛ければちゃんと応えてくれる車には仕上がっていると思います。

エンジンスワップの副次効果?

この車の最大の利点が驚異的な燃費効率の良さです。例えばWTC PP700のル・マンにおいて、燃調マップを1のままで軽く5周以上走れる燃費を誇ります。ストレートでは300km/h近いスピードも出せて尚この燃費ですのでPP700ではかなり強力です。

他にはWTC PP700の色々なサーキットで燃調マップを設定することなく、またレーシング・ミディアムタイヤの持ちの良さも相まって普通にノーピットで走り切れます。元々のターボ仕様車はかなりのガソリン消費になってしまいますので、この燃費効果を求めるだけのためにもエンジンスワップはかなり有効と考えます。

自分の操作環境

PS4版のグランツーリスモ7をプレイしてまして、操作はデフォルトのDUALSHOCK4(要はパッド操作)です。コントローラー操舵スピード補正は3でやってます。

アシストとしてTCS(トラクションコントロール)を1、ABS(アンチロックブレーキ)を標準に設定しています。スタビリティ・マネジメントなどの挙動系アシストは使用しておりません。

またマニュアルミッションで操作しております。セッティング自体はオートマにも問題なく対応出来るとは思いますよ。ちなみにコントローラーのボタン設定はこんな感じです。

ちょっとしたお願い

もしハンドルコントローラーをお使いでこのセッティングを試してみた方がいらっしゃいましたら是非感想を聞かせていただきたいですね。グランツーリスモ5や6のセッティング時はハンコン使いの方々にもなかなか好評でしたが、7では果たして?といったところです。

終わりに

今回はこんな感じで締めたいと思います。このセッティングを試してみた方がいらっしゃいましたら是非ともご感想を聞かせてくださいませ。

それではまた!

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