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30代男性が初めてライブでペンライトを持った話

人生とは何が起こるか分からないから楽しい

私の趣味を訊かれたら音楽と答えるくらい好きなことである。

けど推し活とかしてこなかった人生。
聴くだけで満足していた。

ライブは行かないし、接触イベントも興味なかったし、CDを何枚も買う人の気持ちを理解できなかった。CDはレンタルで十分だと思ってた。



そんな私が30代になって、女性ファンの多い男性ダンスボーカルグループ超特急のライブに男1人で乗り込み、初めてペンライトを持つことになるとは…

まあ、ここまで来るのには長い道のりがあったわけで…

超特急ファン以外にはただの長いブログかも知れないが、良さが伝わればなと思う。(本当に長いよ覚悟して) 




超特急との出会い

学生時代、流行りの音楽を聴くだけでは飽き足らず昭和の音楽を聴いていた。その中で、作詞家・作曲家・編曲家の存在を意識するようになった。

誰が歌っているかよりも、誰が作っているのかを重視して聴くようになっていた。



そんな中で2011年4月に出会ったのが前山田健一ことヒャダイン

「この人の作る曲好き」

ジェットコースターのように目まぐるしく変わる曲調が面白くて虜になった。



そして前山田健一で調べていたら出会ったのがスターダストのももいろクローバーZ

2010年代前半頃のアイドル戦国時代、これまでのアイドルとはちょっと違うももクロにひっかかった。

まったく違うものを組み合わせるというのはヒットする法則らしい。
異質と思っていたものが並存している違和感が心へのひっかかりを作ってくれるそうだ。

俳優事務所が手探りで初めて作ったアイドル
そもそもが人前に立つことの練習の一環としての活動
猪木と馬場では育て方が違うんだよとプロレスで育てられたアイドル
下積み時代の苦労話が面白くて好きだった


そして引っ掛かったきっかけは『ココ☆ナツ』
サビが「コ」だけの衝撃

元々サビにはいろんな歌詞があったらしいが「もっとキャッチーにしてくれ」とリテイクをくらって、「全部『コ』にしちゃえー」って感じでサビを「コ」だけにしたら採用されたとヒャダインは話していた笑


当時のアイドル戦国時代にももクロを好きをなった原点が『Z伝説』である。

一見アイドルなのにデカいヘルメット被った戦隊モノをパロったネタ曲と思われるけど
震災後に暗くなった日本をアイドルとして、ももクロ流に励ますにはこれしかないと信じてヒャダインが作ったZ伝説がとても真理で好きになった

わたしたち 泣いている人に
何が出来るだろう それは
力いっぱい 歌って 踊ること!

『Z伝説〜終わりなき革命〜』ももいろクローバーZ
作詞・作曲・編曲:前山田健一

力いっぱい歌って踊ってる姿に当時どれだけ救われただろうか

他のアイドルは海岸とかでキラキラしたことをしてるのに、倉庫街を走ってるももクロ

ももクロを見ている時は辛いことも忘れて笑えて楽しかった




これまでもアイドルソングは好きでよく聴いていた
けど、顔も名前も知らなかったり一致せず、音楽にしか興味がなかった

音楽を重視しているから歌唱力のあるアイドルが1番好きだった

アイドルが音痴なのもそれはそれで味があって良いが
口パクは好きじゃない


しかし、ももクロとの出会いがそれを変えた

ヒャダインが「歌が下手でも良い。一生懸命歌ってる姿をこっちは見たいんだよ」と言っていた


音痴とまでは言わないが、特別上手とも言えない
だってアイドルを目指していた訳ではなく、北川景子さんに憧れて俳優事務所に入ったのに気づいたらアイドルになってたのだから笑

昔は音程が正確なことが上手いと思ってた
けど不思議なことに最近は音程が合っていても、そこに感情が込められていなかったら上手いとは思えなくなった


音程が正確=歌が上手い
歌はそれだけではない


全力で歌って気持ちが込められた歌声に感情が揺さぶられるようになった





ももクロを知るのと同時に妹分私立恵比寿中学も知った。
キレのないダンスと不安定な歌唱力のKing of 学芸会と言われていた彼女たちにひっかかった。



ここからスタダDD人生がスタートした




私立恵比寿中学の理事長ことスタダグループの生みの親である藤下リョウジ氏のひらめきに応える音楽科主任ヒャダインの隙間産業な曲が面白かった。

花粉症の歌↑

肝試しの歌↑

運動会の歌↑


そんな彼女たちはパフォーマンスを磨いた


そして、オーディションでメンバーが追加されて現在は10人体制となり、第三章の私立恵比寿中学をスタートさせている。





そして弟分の存在を認識した。
なぜか楽器を持って歌って踊ってる非アイドルダンスロックバンドというDISH//にひっかかった。

この『猫』が有名ですね。


完全にDISH//を好きになったのはヒャダインプロデュースの『ギブミーチョコレート!』

DISH//の音楽は昔から今も変わらず好き
昔と今を繋ぎ止めてくれていた存在
ライブもリリイベも行かない自分にとっては特に不満はなく楽しんで見てた




DISH//を知ると同時に、同期の超特急も知ったのだが

非アイドルのメインダンサー&バックボーカルとは言うけど、なんだか普通だと感じたそれが初期の超特急の第一印象だった…

いや、他のグループの個性が強すぎた!

けど超特急とDISH//は一緒に活動をしていることがあったので見ていた。

歌は聴かないけど、超特急のバラエティが好きだった。
コーイチのTHE関西人のボケとツッコミとガヤが面白かった。
ユーキユースケのおバカな所に死ぬほど笑った。


けどDISH//の音楽が好きだったから超特急よりもDISH//派でした




ヒャダインとの関わりは無いが(1つだけ提供した曲がある)、チームしゃちほこ(現・TEAM SHACHI)という名古屋を拠点に活動するスタダ初の地方ユニットがある。

名古屋駅の金時計の前でソーラン節を踊っているTikTokを見たことがある人はいるのではないだろうか?

これはTEAM SHACHIのTikTok動画である


スタダを好きになっていた当時、地方ユニット故に活動が見えず謎な存在だった
当時のYouTubeも今のような感じの動画はなかったので余計に…

デビュー曲はみんな大好き『超えてアバンチュール』を作った浅野尚志くん。

浅野くんは当時東京大学に通う学生。
ヒャダイン曲のリミックスコンテストがあって、それに一番乗りで送ってきた浅野くんのレベルが高くてヒャダインの事務所がスカウトしたらしい。

お気付きだろうか?サムネイルの浅野EPという文字をデビュー曲のコンペを勝ち抜いた後も曲をたくさん提供していて、TEAM SHACHIは浅野曲の宝庫。



このグループが1番スタダらしさを今でも守り続けていると思っている。超特急が好きな人は絶対にTEAM SHACHIも好きになると思う。

抱きしめてアンセムは勝手に越えてアバンチュールの兄妹曲だと思ってる



今の彼女たちの夢は満員の武道館にもう一度立つこと

松隈ケンタさんの作った勲章好きです






ヒャダインとスタダグループの関係性が好きである。
ももクロを戦友と呼んでいた。


ヒャダインを通して彼女たち彼らを見ていたので親戚の叔父さんというか、自分が大学生の時に同じ学生の中高生だった彼女たち彼らを友達のような感覚で見ていた。

ビラ配ったり路上パフォーマンスしたりワゴン車で全国のショッピングモールを周ったり
大手事務だが、そういう下積みの経験を見てたから応援したい気持ちとか親近感湧いたりした

けど、スタダを好きになったがライブに行くことはなく、リスナーとして楽しんでいた。



ヒャダインを通して、それぞれのグループを好きになったので本当に皆好きで本当に箱推しだった。

あの頃ももクロファンに会うと「自分もももクロ聴いてます」と伝えると「誰が好きなの」とよく聞かれる。それに対して「ヒャダインです」と答えると爆笑せれるテッパンネタがあった笑

ヒャダインとの関係性を知らない人に伝えるのは難しく、「本当は好きな子いるんじゃないの?」とか言われるが、ガチで箱推し。なぜ誰か1人を選ばなければいけないのか分からない。




そんな自分は、ファンネームであるモノノフともファミリーともタフ民とも8号車とも//erとも名乗れないほど底辺のヲタクだと思っている。

ももいろクローバーZ
私立恵比寿中学
超特急
DISH//





超特急に興味を持った曲

ヒャダインがMCの音楽番組で、2014年3月のオープニングに『ikki!!!!!i!!』が使われていた。「なんかこの曲好き」と初めて超特急の曲に興味を持った。

この年は一年を通して同音楽番組で超特急をよく見かけた。同番組主催のフェスにオープニングアクトとして出演していたり、同番組企画を通して『EBiDAY EBiNAI』が制作されて自分たちでも振付けを考えて、発売の時にはスタジオゲスト出演していたりしていた。



時代の変化

2010年代中盤から、星野源、米津玄師、西野カナなど、シンガーソングライターが流行り始めてきた。

アイドル系の曲を聴く頻度が減っていた。けど、スタダグループの動向は追っていた。

あの頃、ももクロの次に紅白歌合戦を目指せるのは超特急の7人なんだろなと客観的に見て思っていた。あの頃のDISH//はヒャダインにスクラップ&ビルドさせられていたわけで…



基本箱推しなのだが、スタダの中で超特急のコーイチ、ユースケ、タカシボーイはヒャダインとよく遊んでいたから好きだった

2018年、ももクロ杏果、エビ中ぁぃぁぃ、超特急コーイチ、DISH//龍二が卒業転校脱退。立て続けに各グループから去るメンバーがいた。

ぽっかり大きく穴が空いていた

けど超特急とDISH//の新体制の曲が良かった

そして、2019年から休養していた超特急ユースケが治療専念のため2020年に脱退。

ライトに推していた私でさえも皆のメッセージを見て涙が溢れた





転機となった超特急募

2010年代後半から最近はOfficial髭男dism、King Gnu、Mrs. GREEN APPLEと出会ってからバンドをメインに聴くようになっていた。

髭男との出会いが特に大きかった
気になってTSUTAYAでレンタルした『エスカパレード』というアルバム。「この人たちのCDは買わなきゃいけない」と感じた。

当時はまだPretenderの発売前で、初回盤が正規の値段で買えた。それにライブ映像が特典でついていた。
CD音源は完璧なものだからライブでの音程のズレが気になることがあるのでライブに行かなかった理由の1つであった。
けど、髭男はライブでのアレンジがCDとは違うし、なによりボーカルの藤原聡の圧倒的な歌声…
試しにフリーライブから行き始めた



そのなかで10周年を迎えた超特急が行った新メンバー募集オーディション



変化ではなく「進化


彼らの想いを聞いてとても楽しみになった。変わらない形でいるももクロの良さが勿論ある。入れ替わりが多いエビ中。本格的なバンドになるために新メンバー(元カスタマイZ)を加入したDISH//。解散してしまったグループもある。

いろんな姿を見てきていたから超特急の決断は個人的にとても楽しみであった。


そして、彼らの本気覚悟を感じた。


そして迎えた新メンバーが加入した8号車の日
後日、超特急募の動画で見た

ユーキちゃんの「まだ諦めてないんすよ、夢」という言葉を聞いて涙した。今までライトに推していたが、もっと超特急と向き合ってしっかり応援していきたいと感じた。



オーディションが気になっていたので、8号車の日の当日も生配信を見ていた

新メンバーが紹介され

「なんだこの綺麗な顔面は!!!!」
それがアロハくんの第一印象

けどまだ推しというものが分からなかった自分は
オリジナルメンバーと過ごした時間が長いので、彼ら以上に好きになることはないな…とその時点では思っていた

超特急のオリメン7人の雰囲気が凄い好きだった

昔から見ている10年以上一緒のオリメンの安心感があったが、新メンバーが加入して新しい化学反応が生まれて面白く感じた




この年の大晦日、ももいろ歌合戦でヒャダインの作った『バッタマン』をパフォーマンスすることを知って凄く楽しみにしていた。

何度も聴いて、何度も動画で観ていたバッタマン。この日、アロハくんのパフォーマンスに釘付けになった。

激しいかと思えば綺麗だし、なによりも表情の変化がとてもよかった。

ここの一瞬でアロハくんの虜になった。

大好きなバッタマンだったからこそ、その違いに目が行ったのだ



それからYouTubeの動画をアロハくんに注目して見始めていた。箱推しだったのに、気づいたらアロハくんのことばかり考えていた。


スタダDD歴13年全て箱推し。もちろん好きだなと思うメンバーはいるけど結局箱推し。それが揺らいだ。

10年前のヒャダインと同じ年齢になった今、ヒャダインがスタダの子たちを可愛がっている理由が分かってきた気がする。





DISH//のライブ

アイドル、ボーイズグループのライブに行くのは抵抗があった。推しというものが分からなかったし、楽しみ方が分からない。

バンドのライブは手拍子などして音楽を楽しめる。推しに会いに行くのではなく、生の音楽を聴いて楽しみたいが1番の理由。

けど、2022年スタダグループのライブに行ってみたいと思った。
それがDISH//が10周年に実施したリテイクプロジェクトがきっかけ。

この動画のメジャーデビュー曲の『I Can Hear』を聴いて鳥肌が立った。

ライブに行ったことのない自分にとって過去曲の現在地はわからなかったから衝撃的だった。

当時賛否があった。龍二を思うファンたちから。
けど、自分はこのリテイクがあったからライブに行こうと思ったし、ファンクラブにも入った。

バンドスタイルのDISH//。今はペンライトの使用。禁止されているが、当時ペンライトとライトバングルを選択出来たが、迷うことなくライトバングルを選んだ。




超特急最大の違和感

「違和感=ひっかかり」ということを話したが、2023年の超特急の活動を見てきて初乗車を決めた。

ダサかっこいい」というのが超特急らしさ。

そんな超特急が「Cool&stylish」をテー
マにアルバムを制作していた。今までと全く違う印象を受けた。

このアルバムは新井弘毅さんがプロデュースしたことを知った。今のDISH//をプロデュースしている方だ。新井さんの作るこのアルバム、そりゃ自分の好みだよなって思った。(新体制の『Starting Over』を作った人)



EBiDANでカバーした『前略、道の上より』
先頭にいる超特急がかっこよかった
初期から見ているので、この貫禄が感慨深かった。


次に配信された『Call My Name』
好きな岡嶋かな多さんが共作していた。
振付けは同年にももクロ『MONONOFU NIPPON』やDISH//『万々歳』も担当したパワーパフボーイズ。最高すぎるでしょ!


そして、12年目にして生放送の音楽番組に初めて出演していた。超特急らしいダサかっこいい曲ではない新曲『LessonⅡ』を披露していた。
でも、えんどぅさんが振付けた曲での出演であるのはなんだか良いなと感じた。

ちょうどこの日の夜、ヒャダインが配信していた。「配信終わったらモーニング娘。見るんだ♪」と楽しそうに話していた。私が超特急も出ていて泣いてしまったことをコメントすると、「え!?超特急も出てたんだ!すご!!」と驚いていた。そこには近くでずっと見てきた人の言葉があった。続けて言ってたことがあったけど割愛(ひっそりやってるので釘を刺されてる)。

出会った時は高校生だった子たちがもう30歳になる。LessonⅡを見る度に涙が出る体になった。頑張ってる子たち。報われてほしい。悔しい。

このヒャダインの気持ちがよく分かる。超特急も当たり前のように歌番組に出られる日を夢見て。泣くんじゃなくて、ニコニコして観たい。応援したい気持ちが増してきた。



超特急への熱が増してきて、まずはお試し超特急に行ってみようかと思った

この動画を見てin東京の予習をしていた

アロハくんのことを気になってはいたけど、当時はまだ箱推しを貫いていた。本当にみんな好きだから。

けど、ラキラキのアロハくんの表情管理見て「やっぱりこの子のパフォーマンス好きだな」と思った

「アロハくんのパフォーマンスを見てみたい」

そう思った







ついに初乗車

生演奏が好きなのでライブに行くのはほとんどがロックバンドだし、クラシックのコンサートにも行ったことがある。

けど2023年の活動を見てきて、今の超特急を見ないと絶対に後悔すると感じた。DISH//のライブに行ったから超特急も気になるし。

しかし一般でチケット申し込むも惨敗。

ヒャダインがラジオで「チケットをご用意されなかった人達の気持ちを考えたことあるのか」と言ってた。昔噂には聞いていたが、こんなにも当たらないとは思わなかった。

リセールに賭けるも一般は少なく当たらない。今の超特急を絶対に見たいと思い、ついにファンクラブに加入した。でも神奈川公演のリセールは結局全部落選。

超特急とDISH//の10周年ライブに興味あったが大阪で断念した過去があった。なにがなんでも今の超特急を見たかったので決断が速かった。

大阪のリセールが開始され、抽選初日に両日の当選メールが届いた。せっかく頂いたチケットなので両日参戦を決めた。今の超特急を見ることができる!!!


リセール当選からあっという間に12月23日―

特に緊張や高揚感はなかった。10年以上彼らを見ていたのだから。彼らを見ることはもはや日常になっている。仲の良い友達に会いに行く感覚かもしれない。

人生でペンライトを持ったことがなく扱い方が分からなかったし、無くても困らないよなと思って1日目は購入せず参戦した。


1年前はDISH//の代々木第一体育館でのライブ「オトハラク」に行ってた。
超特急が同じ会場でやった「新世界」の翌日のライブに。

あの時は「新メンバーの子がバッタマンのセンターやってるらしいけど、どんな感じなのかな?超特急も頑張ってるよな。」なんて思ってた。

まさか1年後に超特急のライブに行くとは全く想像してなかった。

この数日後に、ももいろ歌合戦のバッタマンを見てアロハくんのパフォーマンスに釘付けになる訳です。



初乗車の時、大阪観光もした。

クリスマスシーズンに古墳と市役所を巡った笑

関西を拠点に活動していた、たこやきレインボーの聖地を巡ったのだ。

関西×スタダ。大阪出身ヒャダインの真骨頂かもしれない。

クリスマスシーズンになにやってるんだって思ったけど、スタダが好きだからトンチキな行動もいいじゃん。『ケーキよりもやっぱりたこせんやろ!?ウチらしく行こう』と。

クリスマスシーズンに大阪でクリぼっちを聴けて楽しかった。(これはヒャダイン曲ではないんだけど)




ここからがようやくライブの感想になります


Countdown
初っ端から知らない曲だった。
そりゃそう未発表曲だったから笑

「こんな曲もあるんだなー。知らないけどかっこいいな。ダンスボーカルグループのライブってこんな感じなのか。」

始まりにワクワクしていた。


Secret Express
「この曲知ってる。ふじびじスクールの曲だ」
知ってる曲でめちゃくちゃ安心感があった。
そして8号車さんのコールに圧倒された


ユーキちゃん
ももクロが面白くて彼女たちを好きになったのだが、超特急のユーユーコンビが面白くて大好きだった。だから2日目ペンラを購入。

ヒャダインが言ってた「ライブだと目つきが変わる、別人」って。ダンスが凄いのは知っていた。え、このライブ全部考えてるのユーキちゃんなんですか?ラジオでヒャダインが芸能の世界で生きられて良かったねって言ってたな。

トップバッターでダンスリーダーのかっこよさを見せつけられた。別人。

でもMCでホテルのルームキーをなくした話を聞いてプラマイゼロになった(褒めてる)。そこが大好きなんだよね。


マーくん
マーくんのパワーあるダンスがかっこいい。ヒロイズムさんのチームが作ったKNOCK U DOWNが映える。

2日目が注釈付きの席でステージ真横だったんだけど、前にマーくん推しの子がいて、近くまで来た時にその子の黄色い歓声を上げてて、何度もマーくん振り返って見てリアクションを楽しんでるのが笑えた。


アロハくん
箱推し歴10年だったのに、推したいと思わせた危険な男。

アクロバットすごい。軽やかで、激しくもあり、しなやかさもあって、関節いくつありますか?楽しそうにダンスをしている。そして表情管理が最高!

改めてアロハくんのパフォーマンスに魅了された。

音楽が好きで、ダンスのダの字も分からないのに、生まれて初めてダンスを見て好きになった。

見ていて楽しい。もっとダンス見ていたい。あーもう沼ってるよ!!!

1日目は全員を満遍なく見たが、2日目は最初から最後までアロハくんを見ていた。

今まで在宅でライブ映像を楽しんでいたが、箱推しだったので十分満足していた。けどライブだとずっと推しを見ていれるんだと知って、生のライブの楽しさを学んだ。


カイ先生
最近カイくんはスタダグループのライブにたくさん行ってるから先生と呼び始めてる笑

カイくんのソロの時に奥でタカシボーイが歌っている。これがメインダンサー&バックボーカルなんだなって思った瞬間だった。

アンコールの時、2日間のうち唯一近くに来たのがカイくんだった。近くで見た金髪の貴方はとてもミステリアスなオーラを感じた。

ヒャダインがカイくんはお洒落だから緊張するからご飯行けない的な謎理由を言ってたけど、あのオーラは緊張しちゃうの分かるなって思った。


シューヤ
オーディションを受けてくれてありがとうの感謝でいっぱい

あのavex仕込みの歌声。超特急の歌を華やかにしてくれる。あの時の超特急よりも、もっと色んな景色が見られる気がする。きっとシューヤとなら叶いそうじゃん。今のタカシボーイの歌声に相応しい相方だと思う。シューヤはMy Buddy。ありがとう。


タカシボーイ

スタダの中でヒャダインと一番遊んでいるタカシボーイ。ようやく会えた。どんどん更に成長していくタカシボーイ。やっと生の歌声を聴けた。はしっこ後ろにいるタカシボーイを見たかった!

ヒャダインを通して見てるから、もはや親心のような感情が芽生えてる(タカシボーイは東京のお兄ちゃんと呼んでいたが)。タカシボーイが笑っていると嬉しくなり、こちらまで幸せになる。

去年末に言ってたヒャダインとタコパ、また絶対にしようね!!ポンちゃんと遊ぼうね!!


タクヤ
今はそんなことは思っていないが、なんか怖いイメージを持ってたことがあった。けどBillion Beatsで泣く人に悪い人はいないよな。それに赤身8頼むし(関係ない)。

でも開演前のアナウンスで「はい、返事!!」ってのが、やっぱり怖いと思ったツンデレ。けど、そんなタクヤさんが全力で変なことをしたり、あざといことするとスタオベしちゃう(ちょろい)。これがツンデレか。怖い。

俳優としても活躍するタクヤ。彼の表現には説得力があって見入っちゃう。


ハルくん
2022年のももいろ歌合戦でのバッタマンを見た時は、まだバッタマンという曲のセンターにぎこちなさがあって可愛かった。けど1年で見違えるほど自分のものにしていて驚いた。バッタマンで体をハル怪獣担当恐るべし。

年齢が離れすぎてもはやペットを愛でる気持ちで見てる(ペットは飼ったことない)。M!LKがデビューした時にMV見て、これ以上歳下は犯罪かもしれないって何故か思ったから。若い男子アイドルに今まで出会ったことがないからな。鈴木福くんくらい?(アイドルではない)


バッタマン
「超特急で出発進行」現場で言えてとても幸せな気分になった。

ヒャダインはヲタのコールが入って初めて曲が完成すると話しており、コールを想定した曲作りをしている。実際にファンである8号車さんのコールを聞けて嬉しかった。そして自分も一緒になってヒャダインの曲を完成させることができた。

楽曲提供をしたのを現場で聴くのは初めてだった。みんなが楽しくなれる曲を作るのが好きと話していたのだが、あの会場の一体感、みんなで作り上げるライブはとても楽しかった。バッタマンが8号車さんに愛されていて嬉しくなった。

何度も動画を見ていて、コールも振りも知っている。ペンラを持っていないためお地蔵さんになっていた。だが体が動きたがっていた。

バッタマンはヒャダインがメンバーから超特急に懸ける想いを聞いて歌詞に取り入れている。誰の言葉がどこの歌詞になっているか知しているし、7人の顔が浮かぶ。

曲が進みサビに入った。『夢にまで見た夢の切符を君と掴むんだ』。これはユースケの言葉だ。突然、涙がブワッと出てきた。さっきまで普通にライブを楽しんでいたのに。本当に彼はいないんだなって思ったら泣けてきた。夢の切符は君と一緒に掴めないんだ。ヒャダインとの楽しそうな写真が好きだった。スケちゃんを見ていると笑顔になれて元気が出たんだよな。

まさかバッタマンで泣くとは思わなかった。

2日目はペンラを持ってコールと振りをやった。泣く暇もなく楽しんでいた。ヒャダインが作った曲だし、仲良しのスケちゃんがセンターだから思い入れがある。それに、夢8に加入して、どこまで昔の動画があるのだろうと遡ってみるとバッタマンのMVを撮り終えての動画があって、スケちゃんの動画が夢8で最初に見た動画だった。だが、この曲を通してアロハくんを好きになったので、これからもっと楽しい思い出が増えていくであろう!


My Buddy
バッタマンの次くらいによく聴く好きな曲。イントロが流れた瞬間嬉しくなった。Re-ver.のMy Buddyも聴いていたのでライブで聴くのを楽しみにしていた。

しかし、急に胸が苦しくなった。コーイチの声ではないから。さっきまで普通に聴いてたのに。バッタマンから続けて聴いたせいだろうか。10年越しの初乗車にはいろいろと弊害が生じていた。

この曲を歌うコーイチの声が凄く好きだった。俳優事務所だからこそのコーイチとタカシボーイとの表現力があるように感じる。2人のハーモニーが大好きだった。

コーイチが在籍していた期間よりも、いない期間の方がもう上回る。タカシボーイとシューヤのバックボーカルはまだ始まったばかり。なにより今の2人の歌声が聴きたくて初乗車を決めたのが理由の1つでもある。

出発点はもうとうの過去、乗り込んだ列車の行く先は未来行きの弾丸列車超特急。過去を振り返ってばかりではいられない。

My Buddyも2日目はペンラを振っていたら、そんなことを考える暇もなく楽しんでいた。ペンラは偉大だ。モノノフになれる。


リョウガ
技術さんとの茶番めちゃくちゃ笑った。楽しかった。私の好きなスタダを体現してくれるリョウガ。

たこ焼きのタコ抜きの話聞いて、ヒャダインのラジオでのイカタコ甲殻類アレルギーの話からの元キムの話を思い出して一人笑ってしまった。

TEAM SHACHIの柚姫ちゃんが紫トークでイメージカラーについて「スタダにはナスの紫とラベンダーの紫がある」と言っていた。リョウガは完全にナスの紫だと思えて楽しかった。


ペンラを持たなくてもライブは楽しかった。でもバッタマンでペンラを振りたいと思った。そして、ももクロのユニット曲の歌詞を思い出した。

コンサート会場
無数にきらめいてる
緑と紫のサイリウム
みんながいるから
がんばれるよ かんばれるよ
ほんと みんな ありがとう!

事務所に推され隊『事務所にもっと推され隊』
作詞•作曲•編曲:前山田健一

箱推しだったこともあるせいか、今までペンラを持つ意味が分かっていなかった。
アロハくんにあなたを応援しているということを伝えたくなった。あなたの生きる活力になれればと。

ライブには行ったことがないけど、たくさんアイドルソングを聴いてきたので、自分は楽しむポテンシャルは持っていたようだ。


念願の初乗車をしたが、最初で最後のつもりだった。けど、ダンスと歌に向き合ってきた彼らの作った『T.I.M.E』というライブを見て、アーティストって感じがして次のステージに向かう確かな進化を感じた。

男だから、こういうライブに行くのは今まで躊躇していた。でもまた乗車したいと思えるライブだった。10年以上ただ見ているだけだった私を動かした今の超特急には魅力がある。



おわりに

ヒャダインがきっかけで、こんなにも素敵で魅力的な子たちに出会うことができた。人生の3分の1以上そばにいる存在なので、このままずっと好きでいるんだと思う。

年齢を重ねてから学生時代の友達と会う機会が減ったけど、あの頃に出会った学生だった子たちが変わらない関係でいる姿を見て追体験している感覚がある。

初期のスタダグループの子達は推しとは違う感情で見ている。それが何なのか形容し難い。ヒャダインと愉快な仲間たち。親戚のような。

スタダの彼女たち彼らの成長が自分のことのように嬉しくて、そして刺激を貰っている。これからどんな未来が待っているのだろう。夢にまで見た夢の切符を掴むため、今度は8号車として一緒に走り続けたい。

たこやきレインボー

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