2024/8/9

某ツテによりお手頃価格でチケットを入手できたので、横浜スタジアムに野球を見に来ました。横浜ベイスターズvsヤクルトスワローズです。

小生、野球には疎いです。中2の頃、ラグビー部の練習後に部員で野球をした時、バッターボックスの立ち方が分からず、ホームベースを跨いで、ピッチャーと対面して仁王立ちしてしまい(スペックvs花山薫みたいな構図)、笑われたことがあります。結局高3までそのネタは擦られ続けた気がします。青春って、ほんのちょっと、意地悪だよね...?(YUI)

そんな私ですが、今日の試合は楽しめました。
一塁の真ん前の、いわゆるベイサイド席で、バッターが打ったらこちらに向かって必ず走ってくるので、大迫力でした。
結局ベイスターズはこの試合で2本ホームランを打って、勝ちました。
周りのベイスターズファンと一緒になって喜び、応援歌を歌い、一体感を楽しみました。自分は特に特定の球団のファンというわけでは無いですが、みんなが喜ぶと、僕も嬉しかったですし、スワローズに勝ちてぇー!かっとばせー!って気持ちが湧いてきました。これが「欲望は他者の欲望である」...ってコト?!
周囲を囲むベイスターズファンから聞こえてくる熱気に満ちた会話、横浜スタジアムの横断幕、関内駅で見かけたベイスターズのポスターが織り成す、Symbolic(象徴的)な"Autre(大文字の他者)"によって、私のSujet(主体)が「Jouis!(享楽せよ!)」の指令を受けてる...ってコト?!
にわかラカニアンの考察の限界です。多分間違ってます。でも、野球のバットってPhallusそのものだから、意外と精神分析と野球って相性良いのかな?(適当)

始球式は江頭2:50が投げたのですが、私は遅れて入場したため見逃してしまいました。でも、試合途中の幕間で再びエガちゃんが登場してパフォーマンスを披露してくれたので、見ることができました。生エガちゃんは初めてなので、とても興奮しました。
その他にも、幕間(調べたら、「イニング間」と言うのが正しい表現だそうですね)には、観客がダンスバトルをして、優勝した観客がスタジアムの大画面に映されたりしました。さらに、ベイスターズのロゴが入った柔らかいボールが客席に向けて打ち上げられ、観客がそれを取り合ったりと、観客を飽きさせない様々な工夫が為されていて、商業・エンタメスポーツとしての野球の完成度の高さを目の当たりにしました。
「享楽せよ!」の指令は、スタジアムを出るまで止むことはありませんでした。

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