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もう一人のマリア

聖母マリアの事を調べていたら、マグダラのマリアという聖女のことが、書かれていました。聖母マリアは母性の象徴、天上人である気高い理想の女性
とされています。それに対しマグダラのマリアは、その他のすべての女性性を請け負うと言われています。聖母マリアと並んで西洋では最もポピュラーな女性の一人のようです。

マグダラのマリアは、イエスによって回心した罪深い女性で、聖女にして
娼婦というのが誰もが抱くイメージとされています。

調べてみると、色々な絵が出てきました。一人の画家でも少女と成熟した女性のような両極端なイメージで描かれたり、激しい感情や強烈な反応を身体全体で表しているように表現されたりしています。

 福音書には罪人だというようなことは、どこにも書かれていませんが、
宗教上の様々な要素でイメージが定着している、美しく魅力的な長い金髪の女性。マグダラのマリアは、許せない気持ちを手放し、無条件に許し、すべての状況を愛し、神への愛によって償うことができるというキリスト教においての最高の模範であり、現世を生きる人々にとって、とても親しみ深い存在だったようです。

32年もの間、食べ物を口にせず、瞑想していたと言われています。

ものすごく強いですよね!

目の前に見える状況がどうであろうとも、周りの人々も、自分自身も、
すべての状況を受け入れて愛する。

見えているものを超えて物事を見る。
なかなか実際の生活の中では難しいかもしれないですね。
でもだからこそ、意識して自分の心と向き合ったり、感じたりする時間を
持つことが、大切な気がします。
今、マグダラのマリアについて少しでも知れたことが、自分への
メッセージだったかも!と思います。


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