SMクラスタとしてこれからの新無印をどう観るか

2022年6月27日 09:14

今回のテーマは「SMクラスタとしてこれからの新無印をどう観るか」。
恐らく新無印で111・112話以上にアローラがフォーカスされることはないでしょう。これから終局に向かう新無印をどう観ていくのか。SMクラスタとしての自語りをお許しください。

アニポケSMにはいくつかの「忘れ物」がありました。
その中でも最も大きかったのが「モーン」捜索です。これが回収されないまま終わったのはショッキングでしたが、今思えばしっかりと導線を張り巡らせて丁寧に拾うつもりだったんですね。

他の「忘れ物」をみると、たとえばスイレンのナギサ結局なんだったの問題。コハルとのイーブイ談義の中でサトシのピカチュウのように進化させない道があることを「スイレンが」説いていたことから、ナギサの物語はあれで完結されていたことが示唆されました。

他にも「クチナシとサカキの因縁」や「最終回でサトシが出会ったUB」などの忘れ物がありますが、ストーリーに直接関わるものでいったらほとんど回収されたと思います。
…いや、一つだけ例外がありました SMと新無印のステップベビー「レイ」の存在です。

レイは新世代のキャラクター。新無印の後にも彼がトレーナーになる未来もあるかもしれない。凱旋バトルロイヤルでククイ博士がロイヤルマスクではなく「ククイ博士」として出た意味。二人の息子の父親としての姿を見せたかったから…というのはセンチすぎますかね？

112話でサトシはアローラチャンピオンとしてマスターズトーナメントに臨むことが確定しました。
コミュニティを背負った戦い。であればどういう結果になるにしろ、トーナメントが終わったらアローラに顔を出す可能性があります。旧シリーズでリーグ戦後にハナコに御馳走を振舞ってもらっていたアレです。

立ち返って新無印のこれからの展開は二軸あります。
・サトシ軸のマスターズトーナメント
・ゴウ軸のプロジェクト・ミュウ
ラストミッションではゴウはサトシの同伴を拒否しましたが、マスターズトーナメントにはゴウは応援しにいくようです。両者が織り交ぜられて展開するのか、どちらかを先行して展開するのか…。

マスターズトーナメントに関していうと、個人的な注目ポイントとしては1000万ボルトをどこで使うかという点に集約されます。
現在のルールだとメガ・Z・ダイマは一試合一回までなのでそれぞれ使うとすれば1000万ボルトを使える試合は多くても2回だと思います。それをどのタイミングで使うのかが重要です。

これは勝手な妄想ですが、最終決戦はメガ・Z・ダイマ全放出する形になるのではと考えています。（SMの最終戦もZ二回をやりました）
それを前提にしたときに最後の試合の決め手が1000万ボルトになるのかどうか…常識的に考えるとメガルカリオの巨大波導弾と思いつつも一縷の望みは捨てていません。

プロジェクト・ミュウに関しては外部からの妨害が何かしら入ると予想しています。新無印の伝説が絡む話のほとんどにロケット団が介入しているので本命のミュウを取り逃す理由がありません。個人的にはマトリマトリックスに再登場していただいて、アローラニャースとゴズをみたいところです。

ロケット団がプロジェクト・ミュウに関与する場合、ムサシの母であるミヤモトやミュウツー開発に関わっていたサカキが本陣に現れる可能性もあります。もし新無印が集大成になるならばサカキが前に出る場面は用意される可能性が高そうです。（ちょうどポケマスでも活躍してますからね）

そしてこれらの話が終わったあとどうなるか。SMクラスタ的には二つのルートを予想しています。
一つは「レイ」が主人公になるルート、もう一つは新無印第二シーズン移行するルート。いずれにせよ全地方方針はここで一旦切るような気がします。（プロミュウとWCSは確実に終わると思うので）

「レイ」が主人公になる場合…これはいわゆる「BORUTO」パターンですね。世代交代しつつ、過去キャラもそれなりに出すパターン。これなら優勝してサトシがアローラに錦を持って帰っても続きを作れそうです。

このパターンの場合ゴウとサトシのW主人公体制は崩さないと思います。新無印のコンセプトはゴウによって打ち出されているのでゴウだけ卒業とは考えにくいです。
一方サトシだけ追い出すのもそれはそれで新無印のバディものとしての特徴を失ってしまいそうです。

現状の予想としては後者に傾くかなと思っています。理由としてはオープンワールドのSVと新無印の相性が良さそうだからです。

まとめると、新無印にSMでの「忘れ物」はもうないので後は羽ばたくサトシを応援するっていうのがメインの楽しみ方になりそうです。応援するアローラ勢とかが映ってくれたら嬉しいなってところでおしまい。
ご清聴ありがとうございました！
（了）

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