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初見殺しが刺さりまくる序盤戦-アニポケ新無印第123話「セミファイナルⅡ『幻惑』」感想-

※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

〇概要

いよいよはじまったサトシVSシロナ。序盤戦は激しい立ち上がりというよりシロナがサトシのテンポを崩しにかかった印象で、ミカルゲの初見殺しが刺さってましたね。

〇ゲート前にて

セミファイナルはフルメンバーで挑むということで緊張感漂うゲート前。サトシはメガ・Z・ダイマフル装備で戦いの準備を整えます。
一方、シロナサイドの見送りには前回ダンデとの試合を終えたカロスチャンピオン・カルネの姿が。無敗のダンデの記録を破るのはシロナだと発破をかけます。

そして発破をかけたカルネに対してシロナの衝撃的な発言。 「この大会が終わったらバトルから引退する」
ネタバレっぽくなりますがこの話ではその意図はまだ説明されません。シロナは何を想いこの大会に臨んでいるのか 謎を抱えたまま試合が始まります。

〇選手入場

ゲートからいよいよ選手入場。実況のサトシの紹介は「記念すべき初代アローラチャンピオン」 …アローラの仲間たちは画面には今回も映りませんでしたが。
シロナの紹介は「その強さ、存在感はまさに女王の風格」 シロナの経歴は折り紙つきでドドンZもシロナのポケモンの強さに注目しています。

審判のダンペイによってセミファイナルのルールが説明されます。6VS6のフルバトル、時間制限なし、交代自由、メガ・Z・ダイマの内使用できるのはいずれか一つのみ。シロナはメガシンカ、サトシはZ技を一回戦で使用しておりその択をどこで切るのかも注目です。準備が全て整ったところでバトルスタート!

〇震えよ魂、ミカルゲ

最初のポケモンはサトシがカイリュー、シロナがミカルゲを繰り出しました。視聴者的にはシロナが先発でミカルゲを使うのは10年来の常識なのですがアニポケ世界的には予想外の選出。そもそもミカルゲがどのようなポケモンかもあまり知られていないようです。

初っ端の「りゅうせいぐん」を「ふいうち」で叩くところからはじまり、ミカルゲはカイリューのテンポを崩しにかかってきます。「ドラゴンクロー」の攻めに対して「さいみんじゅつ」のカウンター、「ゆめくい」のコンボでなすすべもなくカイリューは倒れてしまいます。サトシもこれには苦い表情。

〇咲き誇れ、ロズレイド

シロナはミカルゲを一度手持ちに戻して、次のカードはロズレイドVSゲンガー ロズレイドは「神とよばれしアルセウス」で登場済のポケモンです。ロズレイドとゲンガーはどちらも遠距離タイプなのでお互いに致命傷は避けつつダメージを積み重ねていきます。

「おにび」が命中したことで流れをつかめるかと思った矢先、シロナはミカルゲに交代 サトシに流れをつかませません。 「マジカルシャイン」と「ふいうち」が激突し、両者ダメージを負いますが体力差の関係かゲンガーのみダウン 立ちあがりは完全にシロナのペースです。

〇恵の翼ここに、トゲキッス

続いてシロナが繰り出したのはトゲキッス。ここで流れを取り戻すためにサトシが繰り出したのはピカチュウ!
タイプ相性的には一見有利に見えますが、「恵の翼」の異名通りトゲキッスの特性は「てんのめぐみ」 原作ばりの怯み戦法で追いつめていきます。

〇波濤より来たれ、トリトドン

シロナはここでサトシがピカチュウを交代しないことを読んでトリトドンに交代。エースのピカチュウを確実に倒しにかかります。しかし、今のピカチュウはタダでは倒れません。相手の攻撃を利用した反撃で相性不利のトリトドンを撃破!

〇ピカチュウVSミカルゲ


・カウンターシールド

シロナは再びミカルゲを繰り出します。カイリューを沈めた「さいみんじゅつ」に対してDP時代に編み出した「カウンターシールド」で対抗します。

「あの頃より俺たち強くなりました」

時間の流れを感じる重たいセリフです。

・最期のみちづれ

ピカチュウのトドメの「アイアンテール」を繰り出し、ミカルゲは戦闘不能…と思われたところ最期に仕込んでいた「みちづれ」が発動。
まだ体力の残っていたピカチュウを戦闘不能に!(ちなみにサトシはAGのリーグで「みちづれ」をくらったことがあります)

〇追いつめられたサトシ

残ったポケモンはシロナ4に対してサトシが3。ただしエースのピカチュウを持っていかれたことで戦力差はかなりついた状態。サトシは残りの手持ちでどうシロナに立ち向かうのか。 …というところでTo Be continued

〇総括

シロナ戦の立ち上がりは激しいぶつかり合いというよりはシロナがサトシにテンポを取らせない立ち回りをしていたのが印象的でした。その中でもミカルゲの仕事が目立っておりゲームでいうところの「初見殺し」的な演出がみられました。

「初見殺し」の犠牲になったカイリュー・ゲンガー・ピカチュウはサトシの手持ちの中でも重要な戦力なので状況は苦しいです。逆に残されたウオノラゴン・ネギガナイト・ルカリオは未知数な部分があり彼らの爆発力に期待がかかります。
…シンジの特訓メンバーがルカリオしかいないのは寂しいですが。

次回のタイトルは「武勇」とのことでネギガナイト・ルカリオが活躍するのか、それとも他のテーマ性を含んでいるのか簡単には予測できません。シロナさんの引退理由などもまだ聞けていないので対戦を通した語り合いにも期待したいです。 ご清聴ありがとうございました。
また次回の放送で!
(了)

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