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コハルとイーブイの集大成de第一歩-新無印120話「コハルとイーブイ、可能性は無限大!」感想語り-

※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

〇概要

新無印の一つの大きな軸であるコハルとイーブイの物語の〆。
未だにイーブイの進化に悩み続けるコハルはどのような答えをだすのでしょうか。

〇イーブイ進化研究所

健康診断にやってきたコハルとイーブイ。近況報告としてセレナのニンフィアとスイレンのナギサに出会った話をしています。ブイズの進化形全てに出会ったイーブイですが未だ進路を決めかねている様子。果たしてこれからどうすればいいのか、コハルが思案するところから物語はスタート。

〇サクラギ博士への相談

家に帰ったコハルはポケモン博士の父に「なぜポケモンが進化するのか」という根本的な質問をします。質問してくれること自体に大喜びの博士。(名前が分からないの不便…)
博士の回答は 「ポケモンの数だけ進化の理由がある」とのこと。抽象的な答えにコハルは混乱します。

そしてその流れで週末にキャンプに誘う博士。何か考えがあるようです。
当日、ソウタとヨシノはサッカークラブに行ってから向かうようで博士とコハルは二人でドライブに繰り出します。やはり父と娘の関係性にフォーカスしたお話のようですね。

〇サクラギ博士とピッピ

・育てられた森

博士はキャンプ場に行く前にかつて世話になった。エノキが管理する森林に向かいます。道中ゴウとサトシに触れていてちょっと安心しました笑
エノキはこの森が育てられた森であることと博士がかつて助けたピッピの話をしてくれました。

・桜・花吹雪

少年サクラギはスピアーに追われたピッピを助けて仲良くなりました。でもその時間は短くケガが治ったらお別れしなくてはなりません。お別れが悲しくて泣く少年にピッピは助けてくれたお礼に少年の大好きな桜・花吹雪をみせてその行方を眩ますのでした…。

〇ピッピの進化

昔話を終えて家族でキャンプを楽しむサクラギ一家でしたが、偶然にもピッピの進化の儀式が見られるようです。不思議な歌を歌いながら踊るピッピたち…とそれを見守る一体のピクシー。

しかし、そこで突然ゴルバットの急襲が!(ピッピはどくタイプの獲物なのでしょうか)

ゴルバットに立ち向かうのはピクシー。それを黙ってみてるはずもないイーブイ。どくタイプに有効なエスパー技である「サイコキネシス」を「まねっこ」してゴルバットを追い払います。

お陰で無事に進化の儀式は行われました。博士がお礼を言うとピクシーが「ゆびをふる」 …そこには辺り一面の花吹雪が!

〇可能性は無限大

ピッピの進化の儀式を見て「進化はポケモンの数だけあってそれぞれが唯一無二」ということに気づいたコハル。これに喜んだ博士は 「人間とポケモンが寄り添いずっと仲良く暮らしていける世界を作っていきたい」という想いを再確認しました。父と娘の相互交流するという主題が描かれます

そして「私もっとポケモンの進化のこと知りたい」というコハル。 イーブイの為だけでなく自分の為にもっと知りたい、自分の想いを父にぶつけます。
対して博士は「ならば前に進めばいい」と語ります なぜなら可能性は 「ただのいっぱいじゃない、無限大」だから。

これから先も迷うことがあるかもしれない。でもその度に考えればいい。博士の言葉を深く胸に刻んだコハル。以前より少しだけ確かな足取りでコハルとイーブイは前へ前へと進んでいく。
というナレーションで To be continued

〇総括

まとめるとコハルらしい穏やかな着地でしたね。新進化披露のような派手さはありませんでしたが、コハルが自分の為に前に進むことを表明したのは大きな意味があると思います。

ただ、着地点が「進化について深く知る」になるならばやはりブイズ巡りのフォーマットは少し窮屈だったのでは?というのは気になります。
ピッピ以外にも進化する場面に立ち会う機会があった方が納得しやすかったのではないでしょうか。色んな経験を経てこの着地点ならわかりますが経験の幅が狭かったのは否めません。

もっとコハルとイーブイを見たかったですが綺麗に着地できたのはよかったです。残り短い話数ですがサトシとゴウの夢にもコハルが関わっていくことを期待して感想を終わります。
ご清聴ありがとうございました!


追伸

最後に一つだけ物申させてもらうと「可能性は無限大」は素晴らしいフレーズだと思うのですが、スイレン発の「可能性いっぱい」をサクラギ博士が「ただの『いっぱい』じゃない」と若干サゲたのには ピキピキ(#^ω^)ってなりました!


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