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エレキネットの起こした革命とは?

※画像は「ポケットモンスターサン&ムーン」及び「ポケットモンスター」からの引用となります。
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〇はじめに

いつものように突然語ります。
今日のSM語りのテーマは「エレキネット」!
個人的にこの技はアニポケに革命を起こしたと思っています。今回はエレキネットがどんな技でどんな革命を起こしたのか深堀りしていきます。

エレキネットはSM76話で初登場しました。エレキボールが突然変異したかのような習得で、特訓などをして身に付けたものではありません。なのでボルテッカーのように技自体にドラマ性があるというわけではありません。

最初はエレキボールの失敗から始まった

〇エレキネットの用法

エレキネットは原作では命中した相手の素早さを下げるというシンプルな効果です。
しかし、アニポケではピカチュウが習得した技の中でも技自体に様々な使い方が出来る技となっています。まずはどんな用法があるのか分類してみましょう。(SMだけでなく新無印での用法も含みます)

エレキネットといえばデンチュラのイメージ

エレキネットの用法は大別して次の3種類となります。

① 捕獲技
→相手を捕まえて動きをとめる 原作に近い効果
② 防御技
→ネットがバリアとなってダメージを防ぐ
③ トランポリン 
→エレキネットの伸縮性を活かして高く跳んだり衝撃を和らげる 次にそれぞれの用法について詳しくみていきます

①捕獲技としての用法

エレキネットを投網のようにして相手に被せて相手の動きを止める使い方です 。大技を繰り出すための起点として使用することが多いです。応用として地面に設置することなども可能です。

カプ・コケコですら捕まえられる強力さ

②防御技としての用法

ピカチュウがエレキネットを習得して一番最初に活用した用法です。ネットがバリアの役割を果たし技の衝撃をやわらげることができます。応用として相手の攻撃を封じ込めることもできます。

Z技さえも防げる防御力

③トランポリンとしての用法

最も汎用性が高い用法です。エレキネットの伸縮性をいかして高く跳んだり衝撃を和らげることができます。技のコンビネーションに組み込まれることが多くピカチュウが三次元的な動きをすることが可能になります。

〇エレキネットの弱点

万能にみえるエレキネットですが弱点もしっかりあります。
斬撃系の攻撃には弱く無効化されることが多いです。
またほぼ変化技の扱いのため決め技として使うことはできません。エレキネット以外の大技を決めなければ勝負に勝てません。

爪持ちが弱点

〇エレキネットの何が革命だったのか

①防御択が増えた

最大の変化はピカチュウに防御択が増えたことです。
これまでは「でんこうせっか」の機動力を使ってヒット&アウェイをするのが基本でした。
しかしエレキネットを使うことで相手への様子見行動、ダメージの緩和などが出来るようになり戦術に幅が広がりました。

②三次元的な動きの起点

特にトランポリン用法の汎用性が高く三次元的な動きができるのは攻めでも守りでも大きな強化でした 。以前からピカチュウは三次元的な動きをしていましたが所謂「サトシの無茶苦茶」に分類されるものでニュートラルの立ち回りでは少なかったですね。

〇総括

これまで攻撃技で固められてたピカチュウの技に初めて変化技(厳密には違う)が入り、戦術の幅が爆発的に広がりました。
SM以降のバトルの面白さにかなり寄与している革命的な技です 今後のバトルでも注目してみましょう!

新無印でも大活躍!?


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