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新無印第102話「トライアルミッション! 氷結のレイドバトル!!」感想

※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

〇概要

今回は新無印の重要な軸であるプロジェクト・ミュウのトライアルミッション回。
フリーザーのレイドバトルということで何かしら具体的な成果を求められるのかと思いきや、チェイサーとしての資質を具体的に審査する内容でしたね。

〇話の焦点

一見ゴウの未熟さに焦点化する回とおもいきや、チェイサー候補の掘り下げがメインだったのが面白いポイントでした。トキオにもシゲルにもそれぞれ課題が示唆されていて、彼らに大きな隔たりがないことを示しました。
新無印も3年目に入りゴウだけが下げられる展開にならなかったのはよかったです。

〇チェイサー候補生①:ゴウ

ここからはチェイサー候補生の掘り下げについてみていきましょう。 まず主人公のゴウについて。彼は自他ともに認める協調性のなさが原因で、誰かに指図されたり補助に回ることを苦手としています。一方で判断が早く、前線にでてチームを引っ張るのには長けているようです。

〇チェイサー候補生②:シゲル

次にサトシのライバルでありながらゴウのライバルでもあるシゲル。 彼はトレーナー歴が長いこともあり、判断能力が高くチームを正しい方向に導くことに長けています。
一方でコミュニケーションについては不器用で、言葉足らずであったり挑発したりして素直なやりとりが苦手なようです。

〇チェイサー候補生③:トキオ

最後にゴウの友達でセレビィを追い求めているトキオ。彼はサポートタイプでチーム全体の調和を大切にしています。
一方で優しすぎる性格によって、チームを指揮したり修正点を議論するのは苦手なようです。(優しすぎる性格には何かしらの背景がありそうです)

〇トライアルミッションの審査

トライアルミッションの審査においてはリーダーシップを発揮したシゲルと、サポート役を務めたトキオがゴウより高い評価をもらいました。ただ、基本的なミッションは十分クリアしたということでゴウも失格というわけではありません。そもそもフリーザーにたどり着くだけでも高いハードルでしたからね

〇トライアルミッションはまだ続く

そしてトライアルミッションがまだ続くことが示唆されました。シゲルはツルギの振る舞いに共感し、ゴウもそうではないかと問います。
ゴウもシゲルの問いかけに応え、お互いを名前で呼び合い認め合う下地を作りました。PM回としては非常に充実した内容であったと思います。

〇総括ー今後について

最後に気になる今後について。今回チェイサーの現状の課題が明らかになりました。問題はこの掘り下げをどこまで進めるかでしょう。
特にトキオはゴウのように過去に何かしらのトラウマがありそうです。シゲルは大きくスタンスは変えないでしょうが、ゴウと息を合わせる場面もみてみたいですね。
そしてゴウについてですが、これはPM回だけでなく日常回でも協調性を鍛えていくしかないでしょう。なんと御誂え向きに次回はサトシの旅同行者であるミアレ兄妹との邂逅です。シトロンは温厚ですし、科学的知見も持ち合わせていますから、情報交換などコミュニケーションをしっかりとってほしいですね!




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