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SMスクール組組み合わせ各論-デュオ編-
※画像は「ポケットモンスターサン&ムーン」及び「ポケットモンスター」からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon
〇はじめに
テーマは前回に引き続き「SMスクール組組み合わせ各論-デュオ編-」
組み合わせの基礎を深堀することで組み合わせの見識を深めていきましょう!
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〇デュオの役割
デュオは組み合わせの基礎となる単位です。
「全ての命は別の命と出会い何かを生み出す」(シンオウ神話より)
「当たり前」を掘り下げて考えてみましょう。
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・特別な関係性を描く
幼馴染などかけがえのない関係を描くのにデュオは適しています。キャラが深く悩んでいるときに寄り添ってあげられるのは特別な関係を築いた幼馴染だけ…というパターンもありえます。あえて交友関係を限定して描くのもストーリーテリングの一つです。
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・キャラの個性をじっくり描く
一対一の会話、バトルなどでキャラの個性を描くためにデュオが採用されることがあります。スクール組の場合、その多くはサトシとのデュオで描かれることが多いです。(ソロの場合もありますが)
SMサトシは相手の話を聞いて個性を生かす立ち回りが得意なのが特徴です。
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〇組み合わせパターン
デュオの組み合わせは6C2=15通りあります。例によって全てに触れるのではなく物語上重要なものに絞って掘り下げていきます。
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・マオ×スイレン-幼馴染組
スクール組のデュオといえばマオスイ! 幼馴染というかけがえのない関係性を築いており、スクール組でも特に強い絆で結ばれています。通常はマオがしっかりもののツッコミでスイレンがマイペースなポケのような感じですが、マオが追いつめられたときはこの役割が逆転します。
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マオは普段明るい分ため込むタイプでストレスの限界を超えると逃避行動(泣く・家出する・諦める)に走ります。スイレンはそういう時動じずにマオが軌道修正できるように導きます。ウソをついたりただ話を聞いたり叱咤したり… ここにはマオの妹属性、スイレンの姉属性が反映されているのかもしれません。
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・サトシ×カキ-バトル組
サトシはスクール組全員とデュオを組みますが、その中でもカキとはよく一緒にいる印象です。授業でもそれ以外の特訓でもスクール組でサトシの相手をするのはカキであり切磋琢磨しあう仲です。
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コミュニティ主義のカキにとってサトシは部外者であり最初は警戒していましたが徐々に打ち解けていきます。
「キミの冒険」のOPなどをみるとカキがサトシを励ます描写があり、サトシにとってもカキが重要な存在であることがわかります。スクール組の中だと兄弟のような関係性といえるかもしれませんね。
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・マーマネ×リーリエ-インテリ組
マーマネ×リーリエはスクール組のインテリ担当です。バトルが得意ではない代わりに普段のスクールの座学などでは目立っています。転校してきたリーリエに初めて話しかけたのがマーマネということもあり、授業で二人組を作るときは自然とデュオになっていることが多いです。
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運動は二人とも苦手なので運動系の活動をするときも釣り合いをとるためにこの二人がペアになることが多いです。今までのアニポケ運動が苦手なペアを特に描くことはなかったので、アニポケ的には新鮮な画作りに貢献しているといえます。
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・カキ×スイレン-運動組
最後に少し変わった組み合わせでカキ×スイレンを紹介します。この二人は特別な会話をするわけではないですが、スポーツ系のタイマンでよくセットになる組み合わせです。
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カキは言わずもがな運動に自信がありスクール組の中でも一番だという自負を持ってますが、スイレンの運動能力はその上をいきます。しかもスイレン自体はそれをひけらかすことなくあっさりカキに勝ってしまいます。カキのかませな感じとスイレンの飄々とした感じが際立つ面白いデュオですね。
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〇総括
ここらで〆ます。デュオは組み合わせの基礎となる単位でキャラとキャラが関わることでどんな相乗効果が生まれるかを考えるための指標となります。
SMシリーズの場合、サトシを介さないデュオのやりとりも描かれこれまでのアニポケでは描かれてこなかった情景も生み出されることとなります。
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「組み合わせ」論が多層化しているSMシリーズの世界の解像度を少しでもあげることに貢献できていたら嬉しいです。また次の組み合わせ各論を語るときにお会いしましょう。
ご清聴ありがとうございました!
(了)
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