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新無印108話「ルカリオとゲッコウガ!運命の波導!!」感想

※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

〇概要

ゲッコウガとの再会は流石に熱かった!
…けど正直よくわからないところも多かったかも。
次回のキバナ戦の導線に関しては素晴らしいの一言!

〇プロローグ

プロローグではサトシがWCSのマスターズ8に挑むことが語られます。WCSに挑むサトシに対するコハルの反応が描かれたのがよかったですね。サトシ・ゴウ・コハルが1チームとして描くうえでは外せない描写だったと思います。
ゴウは相変わらずWCSのサトシに関しては完全にオタクでしたね(笑)

・特訓中のサトシ

そして話題のサトシは絶賛特訓中。
手持ち6体フルで動かしての特訓はこれまでのアニポケでも珍しいはずです。サトシがトレーナーとして熟達している演出かと思われます。
そして手持ちの中でひときわやる気なのがルカリオ。サトシにもその気持ちはガンガン伝わってくるようです。

そんな折コハルのイーブイとゴウのケロマツがサトシ達の特訓にあてられたのかバトル開始!結果ケロマツがゲコガシラに進化します。
ゲコガシラを見たサトシはカロスにいるゲッコウガを思い出し、ゲッコウガに会えばルカリオがさらに強くなれるのでは?と思いたちます。(アローラ回と同じ形式の導入ですね)

〇一方、その頃キバナは

OP後、視点はガラル地方ナックルシティへ。次回のサトシの相手でありマスターズ8のキバナのホームです。
現実でもアニメでもキバナは大人気でファン対応に追われるキバナ。表では華々しく振舞っていますがその実態は…。

新無印でのキバナはダンデのライバルでありながら町のスーパースター。SMのグズマのような周囲の期待とそれに応えられていないギャップに苦しむ人間臭さが描かれていましたね。
自撮りを撮るのも負けた顔を忘れないようにするためという説明がついたのもキバナの人物像に深みがでてよかったと思います。

〇ゲッコウガの探索

さて、ゲッコウガを探すためにカロスに降り立ったサトシとゴウ 森のどこかにいるとサトシは語りますが、ここはあの別れの場所でしょうか?
同じ場所で「根」を切り続けるというのも不自然なのでサトシが何かしら感じたところで捜索したのかもしれません

・ゲッコウガとの思い出(回想)

中々見つからないゲッコウガ。サトシはゴウにゲッコウガの思い出を語ります。新無印で過去話にここまで尺をとることはかなり珍しいことです。ゲッコウガがサトシにとって特別なポケモンであることの演出になっていますね。余談ですが回想シーンでもXYサトシはイケメン…というか等身が異なっているような…。

〇ゲッコウガ参上!

明朝 ゲッコウガの発する「波導」のようなものにルカリオとサトシは導かれます。導かれた先には例の忌まわしき「根」とそれと戦い続けるゲッコウガがいました。

〇ゲッコウガVSルカリオ

ゲッコウガの力を借りて「根」を退けた後にサトシとルカリオはゲッコウガにバトルを申し込みます。プロローグの特訓とは異なり、サトシはルカリオにのみ指示を出しゲッコウガに全力でぶつかります。
…がその実力差は明白。サトシとルカリオは上手く息を合わせられずゲッコウガに大敗してしまいます。

ルカリオは負けた悔しさからかその場から逃げ出します。サトシが追いかけようとするのをゲッコウガが制止。サトシはゲッコウガにルカリオを任せます。
サトシ曰くゲッコウガとルカリオは似ているらしいですが、ゲッコウガ自身も同じことを感じたのでしょうか。

残されたサトシはゴウに語ります。
「ゲッコウガとルカリオが似てる?」
「強くなるために一生懸命でさ。その気持ちがまっすぐつたわってきた。ここにドーンって響くんだ」
言葉ではなく心に直接響くもの。精神論ではなく、実際に響かせる力を持っているのがポケモンのすごいところです。

〇ゲッコウガの稽古

さて、その頃ゲッコウガはルカリオに稽古をつけていました。ポケモン同志のやりとりなので当然言葉でのやりとりではない…だけでなく心でやりとりすることそのものが修行のようです。(あまりにも説明がないので憶測ですが)

修行の成果かルカリオとゲッコウガの「波導」は共鳴し、一つのビジョンが視えます。それはサトシの危機―「根」による襲撃でした。
新旧のエースポケモンがサトシを救うために動き出すのはエモーショナルな光景でしたね。

〇修行の成果

修行の成果でルカリオはサトシと完全にシンクロすることができるようになったようです。メガシンカのタイミングもばっちり合わせ、ゲッコウガとともに「根」と対峙します。
想えばサイトウ戦でもメガシンカのタイミングが合っていませんでしたが、今回でその問題も解決したのかもしれません。

サトシとルカリオとゲッコウガ。三人は一つの心象風景を共有しています。相互に繋がりあい力を高めあっていきます。
ゲッコウガはそれがサトシゲッコウガという形になりましたがルカリオはどうなるか…。

・巨大波導弾

それは巨大な波導弾でした。
サトシゲッコウガの巨大水手裏剣のようにルカリオは新たな技を習得しました。メガシンカ自体が強化フォルムだったので新しいフォルムがこなかったのはまあ納得ではあります。
アラン戦でサトシゲッコウガがみせた巨大水手裏剣を想像すると相当な大技と思われます。

無事「根」を取り除き再びお別れの時。その別れの淡泊さにゴウは驚きますがサトシは動じません。
「ゲッコウガとはずっと繋がってる、ルカリオお前もな」
心で繋がりあったサトシ・ルカリオ・ゲッコウガ。
次回はいよいよマスターズ8キバナとの闘い 今日の修行の成果は果たして…というところでおしまい。

〇総括

今回のテーマが「心で繋がりあうこと」だったので言葉による説明がほとんどなかった為、肝心な所の理解が抽象的な範囲に収まってしまったのが残念です。
自分が純粋な視聴者であればそれこそ気持ちでわかったのかもしれませんが、修行してない身としてはもう少し言葉による補助が欲しかったです。

しかし昔のエースポケモンとの再会はそれだけでも熱かったのは事実。また次回の導線としてキバナの心情やコハルの反応を描いたのはかなりよかったです。
次回はデンジ戦と同様切り詰めて戦闘シーンに注力すると思うので楽しみです。
ご清聴ありがとうございました!また次週お会いしましょう
(了)


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