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めざポケ第1話「はじまりのかぜ!むげんのみち!!」感想

※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon

〇はじめに

とうとう始まったサトシとピカチュウの〆の物語。二人はどこに向かって歩き、何を見つけるのでしょうか。

Point1:どこかの地方のどこかの森で

JN最終話から風の向くまま気の向くままの冒険をしているサトシとピカチュウ。事前で予想していたとおり #めざポケ では漂白された「とある場所」が舞台になるようです。あらゆる世代のポケモンが遍在している不思議な不思議な空間。

特に目的もなく散策しているのかと思いきや、ハナコによれば「友達を増やすこと」を目的としているようです(JN最終話から実家には帰っていないことも判明しました)。

アニポケ世界でこの言葉を解釈するならオーキド博士のいうように「まずはポケモン151」と仲良くすることなのでしょう。

Point2:いつもの奴ら

そんなどこだかはっきりしない舞台でもしっかりピカチュウを追ってきてるのがロケット団の面々。メンツはムサシ・コジロウ・ニャース・ソーナンスに加えてロトム図鑑(CV:大谷育江)もJNから続投のようです(モルペコ…)。定番のメカニックでピカチュウを捕まえようとしますが…。

Point3:アラカルトな仲間たち

なんと #めざポケ では歴代の手持ちをアラカルトに編成していました(次回予告をみるに毎回入れ替えるようです)。オンバーン、ドンファン、ジュカインを繰り出し、ロケット団を撃退します。あらゆる世代のポケモンを繰り出す姿はチャンピオンの風格が滲みます。

Point4:ラティアスとの出会い

一件落着と思えましたが吹っ飛ばされたロケット団が野生のラティアスと激突してしまう事故が発生します。ロケット団は持ち前の頑丈さでなんともなかったようですが、ラティアスは怪我を負ってしまった模様(ここ若干シュールな笑いを感じてしまいました)。

負傷したラティアスをすぐさま助けようとするサトシですが、ラティアスは人間のことを警戒して暴れてしまい救助もままなりません。潜水が得意なブイゼルの力を借りながらなんとか陸にあがり手当を試みます。きずぐすりや包帯などをきちんと携帯して備えているのはこれまでの経験の積み重ねを感じますね。

Point5:友達をふやして次の町へ

手当てをした後もすぐにはサトシに心を許してくれなかったラティアスですが、ロケット団から体を張って自分を守ってくれる姿をみて氷解していきます。…ここまで人間に対して強い警戒感を持っているのには何かしらの事情がある気もしますがそれは語られません。

ポケモン達との出会いと別れを繰り返し、今日も「どこかで」続いているサトシとピカチュウの冒険。そして出会いと別れの後にはきっと「友達」が増えている。どこかの町で誰かとともに…To Be Continued

〇総括

とうとうはじまった #めざポケ ですが、想像以上にJNの色が濃い演出・話作りだった印象です(「遥かなる青い空」を挟んだのもあるかも)。確かにOP/EDやアラカルトの手持ちなど総集編らしさを感じる面もあったのですが、それは彩りであってサトピカの性格などはJNを基準に考えた方がよさそうです。

今回一番重要だったのはハナコの発言で、「友達を増やす」のが目的の旅であることが明言されたことです。そしてそれはスピアーやラティアスに見られるような…、一期一会の出会いと別れに集約されるものと予想されます。

一つ一つの出会いと別れに何か共通するものが見つかれば…、それがサトシにとっての「ポケモンマスター」の答えになるかもしれません。ただし、それはポケモンに限った話ではないのかも。次回からは過去の旅仲間たちもストーリーに関わってくるようです。

サトシとピカチュウが「どこで」「誰と」「何と」出会うのか 今後の動向も見守っていきましょう。

ご清聴ありがとうございました! (了)

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