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めざポケ第10話「サトシとラティオス!」感想

※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
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〇はじめに

めざポケもいよいよクライマックス!サトシのことを追ってきたラティアスは何を思い、それをラティオスに伝えるのか。ラティオスとサトシの運命を追っていきましょう。

Point1:ラティアスの夢うつし

前回の続きからラティアスの「夢うつし」。夢うつしは簡単に言えば映像的なテレパシーのことで、この能力を使ってラティアスはサトシたちにラティオスの危機的な状況を伝えます。言葉を使わないので違う種と交流するのには普通のテレパシーよりも有用そうな能力です。

ラティオスを追う道中、サトシは夢うつしによってラティアスが自分達を追ってきたことを知ります。目には見えないけれども既にサトシとラティアスの間には絆が生まれていたのです(ダブルミーニング)。

Point2:名無しのポケモンハンター

ラティアスはラティオスがポケモンハンターに襲われる映像を幻視しますが途中で通信が途切れます。ここで無理にラティアスが追おうとするのをサトシがなだめます…変に無茶をしないところに成長を感じますね。このハンターは名無し、どこの者とも知れない匿名の誰かです。

Point3:ロケット団の…伝説って?

視点は変わって前回ケンカ別れした名ありの悪役のロケット団。ケンカ別れこそしましたが、悪の道を諦めたわけではないようでムコニャそれぞれが「ロケット団の伝説」になることを志し本部へ帰ってきました。

…伝説って?(初耳)

ロケット団パートは一瞬で終わり、視点が戻ってサトシ達のキャンプ ラティアスが傷ついていたことからラティアスもラティオスとともにハンターから狙われていたのでは?とトレーナーズは推測。ひとまずは力を蓄えるために共に食事をするラティアス。めざポケ一話と比較すると随分打ち解けましたね…。

Point4:VSハンター

翌朝、ラティオスからの連絡を受信したラティアスの導きによって、ラティオスが避難してきた洞窟までサトシ一行がやってきます。しかし、出会ったばかりのラティアス同様、ラティオスも人間を警戒している様子。

そこにハンターが割って入ります。ハンターはDPのハンターJと同じポケモンを彫像化させる光線銃を所有しており、ラティオスを庇ったラティアスがこの光線を浴びてしまいます。こんな名無しのハンターが持っていていいシロモノじゃない気がしますが、Jの弟子だったりするんですかね?はた迷惑な話ですが。

ハンターはラティオスを人質に満身創痍のラティオスを誘導しようとします。サトシ達はラティオスを手当しようとしますが拒否。しかし、ここでピカ様による説得 ポケモンにとって信用できる人間もいるということを必死に伝えている(ように見えます)。最後には手当を受け入れてくれました。

Point5:サトシとラティオス

ラティオスの手当を終え、ハンターを追うサトシ達。偵察のオオスバメが場所を特定するも、例の光線にあたり彫像化。その後ハガネールにも光線があたりますが、タケシがハンターの機器を破壊すれば解決するとサトシにアドバイス。

…これはDPの経験?ドクターとしての知識?

サトシはラティオスに「はどうだん」を指示します。ラティアスを受け止めるという言葉を聞き、ラティオスはサザンドラにはどうだんを打ち込みます。ラティアスの彫像を受け止めたサトシはそのままピカチュウにアイアンテールの指示。ハンターの機器は破壊され彫像化は無事に解除されました。

ハンターの野望は阻止されましたが、両者これでは収まらずラスとバトルへ。サトシはラティオスと共に戦うことを選びます。「サイコキネシス」で相手を釣った後に「はどうだん」 無効タイプの技で相手の裏をかくのはサトシの十八番です。名無しのハンターはあえなく撃沈。

NextPoint:帰ろうかな、〇〇へ

一件落着し、ラティアス・ラティオスとの別れのとき。サトシはラティオスを気遣いますが、ラティオスはその手を振りほどきます。 「またバトルしよう」と声をかけ、ラティオス達を見送ります。

本来あるべき場所に帰る兄妹をみてサトシも「帰ろうかな」とつぶやきます。

そしてラティオス・ラティアスが「帰った」場所は…水の都・アルトマーレ。彼ら・彼女たちは今もどこかで暮らしている。
To Be Continued…

〇総括

ということでめざポケの物語のクライマックスでした。残りの一話は恐らくエピローグとなるでしょう。今回の話は「めざポケ」という物語の限界点を示すためのものだったと考えます。

めざポケとは、1話でハナコが言っていたようにサトシがポケモンと「友達」になることを目的としたあてもない旅です。その旅路をラティアスは追い、正しいかを見極めていました…その結果確かにハンターを退けられました。

…ですが、それは本当の意味でサトシの正しさを証明したことになるでしょうか?

人とポケモンは違う生きもので、だからこそ利害が対立することだってある。

「ポケモンはポケモン。人は人。それぞれ生きる世界があるからね」とアローラのモアニは言いました。

全てのポケモンと「友達」になること…、そのためには一度立ち止まらないといけないのかもしれません。

さて、いよいよ話はあと一つ。サトシはマサラタウンの帰郷で、何か気づきを得るのでしょうか?それをもたらすのはシゲル?ロケット団?それともピカチュウ?誰も知らない「ポケモンマスター」への道をサトシは見つけられるのか、最後まで見届けます。

ご清聴ありがとうございました!また次回の放送で。

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