ポケマスサトシイベント「必殺の10まんボルト!」感想語り
〇概要
まさかのアニポケコラボ!
これは新無印のデザインをした「ポケマスサトシ」のお話ですね。言葉選び一つとっても知性が普段の二割マシくらいされてます。 「個性」なんて言葉サトシから聴くことになるとは…。一番近いのは「ココ」のサトシかな?
〇帽子のトレーナー概念
大方の予想通りサトシと絡んだのはポケマスオリジナルキャラに絞られてましたね。その辺りの繊細さは流石ポケマス先生です。ライヤーの「帽子のトレーナー」概念は汎用性があってgood!(ポケスペの「図鑑所有者」に近いかも)マルチメディアならではの強みを引き出すキーワードになりそう。
〇「ハンコウキ」と「やきもち」
本ストーリーをざっくりまとめるとリッカのブースターの「ハンコウキ」・「やきもち」騒動ということになるでしょうか。これは新無印を見ている人ならピンとくるはず。そう、ゴウのラビフットとコハルのワンパチで扱ったトピックですね。
ただ、新無印と違うのはサトシが「ハンコウキ」・「やきもち」を理解して言語化していること。それも上っ面の理解ではなく自分のこれまでの経験と照らし合わせて重みのある言葉にしている… SMサトシの正当進化形ですね、これは。
〇劇場版サトシ
困難を抱えるトレーナーの背中を押すという意味では「みんなの物語」以降の劇場版サトシらしさが見えます。リッカがまっすぐなトレーナーだからこそ、サトシの言葉の響き方が気持ちよかったですね!(キリヤだったらどうなるのかずっと妄想してたのはヒミツ)
〇リッカとブースター
ストーリーの真ん中にいたリッカとブースターも魅力的に描かれていました。リッカはベテランひしめくパシオでは珍しいくらいフレッシュなトレーナーで、自分の気持ちを3アングルも使って表現してるのがいじらしくて可愛かったですね。
ブースターについては…、「ヤキモチ焼き」っていうのはカワイイと昔から相場が決まってます(笑) ポケモンに「…」の吹き出しがつく演出はポケマスでも意外とみないですが、ちゃんとヤキモチ焼いてるのが伝わってニヤニヤしてしまいました。
〇パシオとサトシの相性
またパシオとサトシの相性の良さも随所で感じましたね。何よりもサトシを「強者」として描くことに無理がないのが大きい。これはストーリー周回後の主人公たちを扱うポケマス先生の手腕も大いに働いています。新無印本編でもパシオ編があってもいいなと思えるレベルでした。
〇総括
まとめると期待以上のストーリーでした。サトシに最低限やってほしいことをオリキャラとやってもらう単純明快なシナリオ。新無印をみていればピンとくるトピックに、最近のサトシには見られなかった言語化能力。そしてポケモンにぶつかるパッション! サトシファンには絶対おすすめです!
(了)
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