めざポケ第8話「ジュペッタのさがしもの!」感想
※画像は全てポケモン公式YouTubeチャンネル からの引用となります。
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〇はじめに
アニポケサトシ編最終盤にして初タイトルをもらったジュペッタ回。 ゴースト、ぬいぐるみ…オンリーワンなポケモンの物語はどんな展開をするのでしょうか?
Point1:ハートを狙う「ゆうれい」
今回の舞台はとある夕暮れの街 カスミは道中でハートの髪飾りを購入したようです。男所帯ながらちゃんと女の子やってるカスミは文句なしにカワイイ!…はいいとしてどうやら街では怪奇現象が発生しているようです。
怪奇現象といえばゲンガー!ジュンサーさんの捜索に協力します。 捜索をしていると「ゆうれい」の影が!すぐにタケシによって正体がジュペッタであることが確認されました。タケシの目はシルフスコープだった…?冗談はさておき、このジュペッタはハートのものを狙っているようです。
Point2:ジュペッタの目的
家に持ち帰ったハートを身に着けては「コレジャナイ」と捨てているジュペッタ。ハートだったらなんでもいいわけではないようです。そのカギはジュペッタが持っている写真に…?
サトシ側もジュペッタの行動の目的を探ります。図鑑説明からぬいぐるみとして捨てられた怨念が原因かとも考えますが、ハートを集める理由に結びつかず…。一旦ポケモンセンターで食事をした後、再度捜索しようとしたところジュペッタを発見!ジュペッタはカスミの髪飾りを狙って襲い掛かってきます。
サトシが捕まえようとしますがすり抜けられ失敗。しかし、タケシはジュペッタが落とした写真からジュペッタがぬいぐるみ時代につけてもらったハートの飾りを探していることを突き止めます。サトシはカスミに頼み込み髪かざりをジュペッタにプレゼントすることにしました。
Point3:「ゴンちゃん」の記憶
ジュペッタは月を見上げながら自分がぬいぐるみだった頃を思い返します。ぬいぐるみのときは「ゴンちゃん」と呼ばれ、女の子に可愛がられていたようです。しかし、引っ越しのタイミングで旧家に置いてけぼりになってしまいました。
それから幾年もすぎ… 誰にも見つからないまま家とともにボロボロになった「ゴンちゃん」はある日、ジュペッタとして生まれ変わります。
しかし本人はそうなった自覚もなく怖がられるオバケになってしまった。自分を自分たらしめるのは「ハート」だったけれど、それも崩れ去ってしまい今に至ります。
Point4:ゲンガーとジュペッタ
翌日、サトシ達はジュペッタに写真を返してハートの髪飾りをプレゼントした上で、持ち主の女の子を探そうと提案します。張り切るジュペッタですが、どうやら女の子の顔をはっきり覚えておらず、かなり時間が経っていることもあり捜索は難航します。
一旦明日に仕切り直そうとする一同ですが、ゲンガーはジュペッタのことが放っておけなかった様子。もう一度ジュペッタを探すと貨物列車の上にいました。どうやら遠くに行ってしまったであろう女の子を列車に乗って探しにいく心づもりのようです。ゲンガーはジュペッタのことを心から応援し、見送りました。
Point5:結びなおした絆
ここでタケシがひっかかっていた謎に気づきます。写真の女の子はこの街のジョーイさんだったのです。このことをジュペッタに知らせようとしますが、既にジュペッタは列車の上。カイリューに乗って急いでこのことを伝えに行きます。
無事に間に合ってジュペッタとジョーイ…もとい「ゴンちゃん」と女の子は再会できました。これからはポケモンセンターで一緒に働くようです。ポケモンと人、大切な絆を結びなおしながらサトシ達の旅は続く。To Be Continued…
〇総括
というわけで今回はジュペッタが失っていた「ハート」を取り戻し、絆を結びなおすお話。ゴーストポケモンが持つ哀愁と愛嬌が印象的に描かれていました。
ゴーストポケモンはその性質上、他のポケモンにはない苦悩を抱えているように思います。通常のポケモンであれば最大の恐怖は肉体的な死と仮定すると、ゴーストポケモンにとっての最大の恐怖は精神的な死、すなわち「忘れられる」ことではないでしょうか。
自分が「ゴンちゃん」である唯一の証拠である「ハート」を失くしていたジュペッタを救ったのは、女の子が自分を想い出してくれたという一つの事実。ポケモンマスターは「ポケモンと人」を繋ぐ役割を指すのかもしれない…と思わされる回でした。
次週はいよいよロケット団の総まとめ。懐かしい面々…特にBWメンツに光が当たる予感。「忘れない」ためにもしかと見届けましょう ご清聴ありがとうございました。また次週の放送で!
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