勉強法の効果を正しく測る3つのアプローチと目指すべき基準
正しい勉強法とは?
世の中には本当に様々な勉強法があります。けど、その全てをやれば成績が上がるわけじゃない。
人によって効果的だったり、逆効果だったり、同じ勉強法でも取り組む順番や時期が違えば結果が大きく変わります。
正しい勉強法とは、結局「人による」のです。
だから勉強法に詳しくなるだけじゃまだ不十分。自分の特性や能力、生活習慣や環境に合わせ、自分専用にカスタマイズできて初めて最大の効果を生み出します。
勉強法をカスタマイズするには、今の自分の実力を常に客観視できる仕組みづくりが重要です。
そこで今回は、勉強法の効果を簡単にチェックできる3つのアプローチとその基準をご紹介します。
基準については、おにい🐥が通う学校の基準、私が調べた基準、🐥の成績推移などから総合的に判断したものとなります。
それではいきましょう!
1.学校の定期テストで測る
定期テストは年に5回程度、学校に所属していれば必ず受けるテスト。この機会を逃す手はありません。
ここで主にチェックしたいのは、勉強計画力と実行力、暗記方法、それから受験勉強の定着具合(先取りしている科目のみ)の4つ。
この4つが正しく機能しているなら、以下の基準をしっかり目指すことができると思っています。
中学生の場合
難関大を目指すなら、中学範囲は5教科全てにおいてキッチリものにしておきたい所。
範囲も内容もまだまだ勉強しやすいので、ここは毎回470点以上(平均94点)を目指そう。これは80点台が2教科あると厳しくなるラインです。
国語以外はちゃんと対策すれば9割取れるはずなので、国語以外で9割以上取れているかどうかチェック。
英数の先取りをしている人は、ノー勉で9割達成を目指して受験勉強を進めていきましょう。それから国語得意な人は、ぜひ475点以上を目指して下さい。
高校生の場合
科目数も範囲も中学とは比べ物にならないくらい増えるので、得点率8割~9割を目標に頑張ってみよう。
限られた期間で膨大な暗記をこなし、きちんと成果を出すには戦略的に勉強する必要があります。部活生はなおさら。
相当な工夫が必要だけど、大学に入った後も、社会に出た後も、このスキルはきっと役に立つはず。定期テストは受験勉強との相性が…という声も多いですが、将来のビジネス戦闘力を上げるつもりで取り組んでみて下さい。
高校の定期テストについては、メンバーシップの掲示板で詳しく語っているのでそちらで確認を↓
2.定期的に模試を受けチェックする
模試は受けれる時に受けるじゃなく、優先順位を上げて定期的に受けるのがオススメ。得点推移を記録することで、受験戦略を考えるための材料がどんどん集まります。
取れなかった所は「現在の穴」。その周辺知識を復習するのは当然として、勉強法や受験戦略の見直しにも積極的に活用していきましょう。
もし思ったより成績が伸びていない時や、手応えと実際の得点に乖離が大きい時は、すぐに勉強法の見直しを。
中学生の場合
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