見出し画像

中1から始める「中2で」中学数学を完成させる方法

この記事を届けたい方

・公立トップ高校志望
・難関国私立高校志望
・高校入試は通過点と捉え、難関大学から逆算して準備したい

上記に該当する、中1中2生とその保護者の方

中2生は、夏休み前でかつ定期テスト7~8割取れるなら、夏休みの追い込みで合流できると思います。

夏休み以降にこの記事に出会った中2生及び中3生は、やれる範囲で1日でも早く中学範囲を完成させましょう!進め方は同じなのでぜひ参考にしてみて下さい。

あと、おにい🐥やむすめ🐣の事例に興味がある勉強熱心な塾講師の方も大歓迎です。

Twitterで勉強を捲る工夫やマインドを毎日発信中
https://twitter.com/MathPapa88

完成させるとは?

公立高校入試問題で9割安定

ここで言う完成とは、数学だけなら公立トップ高校でも受かる!くらいの力を付けることを意味します。※日比谷のような独自問題作成校は除く

なぜ中学数学を先取りするのか?

難関大受験は、数学が合否を分けるといっても過言ではありません。最大の理由は、数学の勉強時間が一番かかるから。

数学は積み上げ方にも工夫が必要ですし、入試結果の標準偏差が示す通り、最も差がつきやすい科目。戦略的に進めなければなりません。

また同じ数学でも、中学数学と高校数学ではレベルも分量も大きく異なります。正直、中学数学は楽勝。サクッと完成させて次に備えたい所です。

■先取りする理由まとめ
・数学は最も時間がかかる教科
・難関大受験は、数学が最も合否を左右する
・中学数学と高校数学は別次元、平均化すべし

とにかく高校数学は大変なので、中学数学を早期に完成させ、対策する時間を作ろうというのが本記事の趣旨です。

中学数学を中2で完成させるとどうなるか?

2年間で中学3年分を完成させれば1年余ります。余った期間(中3)で色んな選択肢を取れるのが最大のメリット。

・基礎をより盤石にするための復習時間が取れる
・公立高校志望なら、高校数学の先取り時間が作れる
・難関国私立高校なら、その対策と高校数学の先取りの両方できる

公立、国立、私立、どの高校へ進もうと、高校3年間の負担が減り、難関大学の合格可能性が跳ね上がります。やらない手はないですね。

具体例として、ここでおにいの経験(中3で何をしたか)をご紹介しましょう。

■おにいが中3でやった数学
・東進中学NET
・難関私立高校向けの応用問題集
・難関私立高校の過去問
・東進の数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲの講座

東進の授業だけでも、中学NET60時間(90分×40回)、高校数学168時間(90分×112回)こなしました。あとはこれに確認テストもあります。

応用問題集は2冊を2周、過去問は計30年分くらい。

ここまで演習できるのも、中2までに中学数学を完成させているからこそ。

ちなみに高校は中高一貫校に高入りしたので、数学ⅠAⅡBを高1の1年間で一気に進めます。現状、そのペースにも問題なくついていくことが出来ていますし、学年末テストで9割超えも果たしました。

宿題は1/3の時間で終わるそうですし、定期テストの勉強時間も少なく他教科に回せています。部活も運動部です。

中高一貫校に高入りしても余力を持てているのは、ひとえに中3で先取りを頑張ったから。中2で中学数学を完成させれば、こうやって常に先手先手で進めることが出来ます

その結果、志望大学のランクを上げることができる。というわけです。

中2完成の基本戦略

それでは、中2で中学数学を完成させる戦略の全体像から見てみましょう。

STEP1:まずは計算を固める
STEP2:中2の夏までに中学全範囲を一周終える
STEP3:中2の夏以降はひたすら演習して公立9割を目指す

次項から詳しく説明します。

ここから先は

3,032字
この記事のみ ¥ 990
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?