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【無料】先週の重賞レース:根岸ステークス【回顧】

重賞回顧:根岸ステークス

1:22.5 34.6-35.9 H^2
12.2 - 11.0 - 11.4 - 12.0 - 11.9 - 11.6 - 12.4
 
1着レモンポップ
スタートで出負けした後はリカバーしてスッと好位の外まで持って行く事が出来ており、3~4角でも好位の外で余裕を持って進めて3列目ぐらいで直線に入る格好となりました。
直線では持ったままで楽に2列目に上がり、L2地点で先頭に立ってから追われてL1で外から伸びてきたギルデッドミラーを半馬身差で振り切って重賞初制覇となりました。
今回はそこまで上がり切らずに3~4角で少し息が入っていたため、立ち回りやすい展開になっていましたが、外から馬なりで加速して上がっこれる機動力の高さを示しており、坂の登りで楽々上がって行った後は追わない中でもトップスピードに乗ってコントロールできており、要所の一脚で勝負するタイプと言えます。
この馬は1400mがベストなのは間違いありませんが、1600mの武蔵野ステークスでも強い競馬が出来ており、上手く噛み合っていい位置から要所で動ければマイルでも好走可能です。
流れた中でも馬なりでコントロールして動けるタイプだけに、マイでも流れる展開なら崩れにくい1頭と言えます。
 
2着ギルデッドミラー
初めてのダートスタートで少し滑って出てしまい、出負けして後方からの競馬となりましたが、押して押しての追走で序盤である程度リカバーして中団に近い位置から進める格好となりました。
その後はしっかり折り合いつつ進め、3~4角でも中団の中目を通しながら直線序盤で右手前に替えて外に誘導し、L2で中団からジリジリと伸び始めて3列目に上がってきました。
L1でも渋太く伸び続けてレモンポップとの差を詰めましたが半馬身差の2着までとなりました。
直線は外からラストまで伸び続けてきたように後半のロングスプリント性能の高さを示しており、ジリっぽさはありますが出し切った方が良いタイプと言えます。
本番を考えた場合には緩んでからの再加速で三浦騎手がそこに合わせられるかが最大の焦点と言え、ギルデッドミラーにとってはマイルの方が適性は合っているだけに、マイルでは逆転の可能性を大いに秘めている1頭と言えます。

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