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【無料】先週の重賞レース:高松宮記念【回顧】

重賞回顧:高松宮記念
 
1:11.5 35.6-35.9 M
12.5 - 11.3 - 11.8 - 11.6 - 11.9 - 12.4
 
1着13ファストフォース
スタートから出して序盤は怖がらずに押して押してアグリの少し後ろにポジションを取り、馬場が重くてペースが上がらない中で好位の外目を確保しました。
3角で緩んで好位の外で我慢させ、4角で前のアグリの後ろを通しながら3列目で直線に入り、直線序盤でアグリの内からスッと伸びて先頭に立ってL1で外から食らいつくナムラクレアとの叩き合いを制して1馬身差の勝利となりました。
今回は誘導ミスでアグリに不利を与えましたが条件が嵌った中での勝利と言え、前半のポジション取りに関しても馬場が極端に重く、各馬がペースを引き上げられない中でこちらも押して追走して好位の外を確保し、上手くアグリの後ろを取って進路もスムーズに拾う事ができました。
4角地点では速いラップを踏んで外目を通す形となりながらも直線で伸びる余力があったのは意外なパフォーマンスで、超高速馬場だったCBC賞を勝った馬が極悪馬場の高松宮記念を勝つというのは離れ業と言えます。
この馬場でナムラクレアより前を取って渋太く踏ん張り切ったのは大きな評価が必要です。
 
2着ナムラクレア
道中はファストフォースのすぐ後ろから進め、無理せず中団の外から追走して道中もペースが上がらない中で中団の外目でコントロールしながら3角に入る格好となりました。
3角で凝縮気味で馬群が横に広がる中で仕掛けを我慢させ、4角出口で外に出して直線右手前に替えると、直線序盤でスッと伸びて2列目付近に押し上げ、L1で前のファストフォースに迫りかけるもL1で甘くなって最後は1馬身差の2着となりました。
後半の素材面をタフな馬場の1200m戦でも引き出せたのは大きな収穫と言え、今回はL3最速戦となっていたため、後半の素材が大きく求められたと言えます。
今回はファストフォースがこの条件でここまで変わり身を見せたのがこの馬にとっては誤算でしたが、前半から焦らずに入って良い競馬ができていただけに、好評価の2着と言えます。

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