【無料】先週の重賞レース:京阪杯【回顧】
1:07.2 33.3-33.9 H^1
12.2 - 10.4 - 10.7 - 11.2 - 11.2 - 11.5
1着トウシンマカオ
好発を切って促しつつの競馬となりましたが、ビアンフェらを行かせて好位の外で抑える形で進めていく格好となりました。
3~4角でも好位の外で我慢しつつロスを最小限にしてテイエムスパーダの後ろから進め、直線序盤で左手前に替えて3列目に進出し、L1で渋太く伸びて2馬身差あったキルロードとの差を捕え切って1馬身1/4差完勝となりました。
二の脚でスッと番手外のポジションを確保し、この馬自身34.2-33.0という後傾のバランスで運んでL1までバテずに11前後を維持するような競馬で押し切りました。
ここはBコース替わりを考慮した好騎乗と言え、位置取りを考えれば、上がり33.0は出色の時計と言えるだけに、強さが際立った1戦と言えます。
3歳馬でスプリント転向後は非常に高いパフォーマンスを見せており、来年が非常に楽しみな1頭と言えます。
2着キルロード
好発を切って押してハナを主張できるレベルのスピードを見せましたが、最終的に外のビアンフェを行かせる形で2番手からの競馬となりました。
3~4角でもビアンフェを見ながら進め、手応えの怪しくなったビアンフェの外に出して4角先頭で半馬身ほど出て直線左手前に替えて伸びて来ましたが、外のトウシンマカオに交わされて完敗と言える1馬身1/4差の2着となりました。
今回の高速馬場でスピードの質を高めてきたのは大きな収穫と言え、今後も同様の条件で競馬ができれば面白い存在と言えます。
高松宮記念3着の内容も強かっただけに来年も楽しみな1頭ですが、7歳馬だけにトウシンマカオ程の成長度は期待できません。