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【無料】先週の重賞レース:レパードステークス【回顧】


重賞回顧:レパードステークス
 
1:50.8 48.3-50.3 H^2
12.5 - 10.9 - 12.3 - 12.6 - 12.2 - 12.7 - 13.2 - 12.0 - 12.4
 
1着ライオットガール
スタートで接触が見られましたが外のルクスフロンティアを行かせて外目に誘導し、番手の外を確保して道中は前のルクスフロンティアから2馬身ほど後ろで進める格好となりました。
向正面でルクスフロンティアが早めに仕掛けて5馬身差となり、そこで仕掛けずに少し離れたところから3角手前で差を詰めて3馬身差ほどで3角に入り、3~4角でスペースを意識しつつ一つ外からじわっと仕掛けて4角で半馬身差ほどまでもってきて直線序盤で左手前のまま追われて渋太くルクスフロンティアに食らいついて外から伸びてきたオメガギネスとの叩き合いをクビ差で振り切っての勝利となりました。
向正面で大きく離されたときにワンテンポ待って3角でスピードに乗せながら差を詰めていったのはラップ的にもかなり噛み合っていたと言え、仕掛けとしては完璧だったと言えます。
前半で温存しつつ仕掛けていく意識をしっかりと持ち、3~4角を通すところもロスを最小限に抑えてオメガギネスを正攻法で押し切ったのは高く評価できます。
時計的にもかなり優秀で、同日の苗場特別が50.9-49.3とかなりのスローとはいえ1:53.0となっており、土曜の柳都Sが49.4-50.4で1:52.1なので、パフォーマンス的には余裕で上回っています。
レパードSはL2-1で12.0-12.4だから余力もかなりあり、上位3頭は今後ダート路線でかなり面白い存在となりそうです。
 
2着オメガギネス
序盤は力むくらいの行きっぷりを見せましたが、コントロールしつつ楽に進めて好位の中目を確保し、道中は3列目の内を確保しながら前のライオットガールの後ろで3角に入る格好となりました。
3~4角でもライオットガールをマークしながら2列目で直線に入り、直線序盤でライオットガールの後ろから外に誘導してL1で前のルクスフロンティアを捕えて粘るライオットガールにクビ差まで迫っての2着惜敗となりました。
3~4角でかなり緩んでいたため、ここで内目に入り込んでいて動き切れなかった点と、前を捕えに外から前を向いて動けたライオットガールとは仕掛けの面で差があったと言えます。
それでもギアチェンジに対応して進路を作りながらでも動けており、ラストも前が落としていない中でジリジリ来ていたため、前半の入り方次第では十分逆転可能の範疇と言えます。