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【無料】先週の重賞レース:オーシャンステークス【回顧】

重賞回顧:オーシャンステークス
 
1:07.4 33.4-34.0 H^1
11.7 - 10.4 - 11.3 - 11.4 - 11.1 - 11.5
 
1着ヴェントヴォーチェ
やや出負けした後は無理なく中団で進め、脚を温存しながら中団の外で手応え十分に持ったままの行きっぷりで道中も前にスペースを維持しつつ外から3角に入りました。
3角で進出して緩んだ4角で一気に外から動く形で先頭に並びかけ、直線序盤で半馬身差を一気に捕えて先頭に立つとL1でそのまま突き抜けて2馬身差の完勝となりました。
仕掛けが完璧で展開的に前が4角で緩めてくれたため、外々でも大きなロスは無くL1まで違いを作る事ができました。
ここでは後半のロングスプリントの素材面で一枚違うものを示したと言え、この競馬ができるなら基本的には高松宮記念でも前半で脚を使い過ぎなければチャンスは十分ある1頭と言えます。
 
2着ディヴィナシオン
やや出負けした後は促しつつ進めて中団の内にポジションを確保し、道中は前のスペースが広がった状態でカイザーメランジェの後ろから3角に入りました。
3~4角でキミワクイーンが上がっていった後ろを通しながら外に誘導し、直線序盤で追われて右手前から半ばで左手前に替え、2列目付近までくるとL1でそのまま渋太く伸びて2着確保となりました。
小倉戦で見せたようにこの馬は自身平均~後傾で鋭さを出すタイプで、今回は高速化でペースが上がり切らなかった点、押し上げたいタイミングでの進路取り、仕掛けが非常に良かったように思えます。
菅原騎手は流れた中での進路のイメージが良いだけに、このパターンでの差し込みは常に警戒が必要です。
今後もスローバランスで鋭さを引き出せる条件が噛み合えば一発の期待が持てますが、馬場が重めで前半から消耗するような競馬では分が悪くなるイメージがあります。