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【無料】先週の重賞レース:ニュージーランドT【回顧】

重賞回顧:ニュージーランドT
 
1:33.7 46.5-47.2 M
12.2 - 11.5 - 11.3 - 11.5 - 11.2 - 11.9 - 12.1 - 12.0
 
1着エエヤン
序盤は少し促しましたが、二の脚で楽に入って行ったのでそこからはブレーキしながら進める格好となり、コントロールに苦労して外への誘導を優先して3角で外に出し切ると一気に前に対してペースアップを仕掛ける格好となりました。
ペースが上がって内に入れ切れずに2頭分外から正攻法の競馬となり、仕掛けを待つ余裕を見せて2列目で直線に入ると直線序盤で追われてから良い伸びを見せてL1で抜け出して外のウンブライルを1馬身1/4差で振り切っての勝利となりました。
3角地点でけしかけて行った時は折り合い面で苦労しており、コーナーで終始速いラップで2頭分外を回していただけに甘くなる印象がありましたが、それでもラストまで渋太く踏ん張れた内容は高く評価できます。
コーナーでのロングスプリントが得意な可能性があり、ここで2頭分外を回して速いラップを踏んでレースラップに合わせて勝ち切れたため、かなりコーナリングが上手いタイプと言えます。
ここで粘り切れたのは着差以上の評価が必要ですが、前目でコントロールしてギアの上げ下げが求められた時に対応できるかどうかが今後のポイントとなります。
 
2着ウンブライル
序盤は外枠から無理せず脚を温存して中団の外目から進める格好となり、前半は平均ペースでしたが離れた位置で後半型の競馬に徹する形となりました。
3角過ぎで前のエエヤンが仕掛けていった事で前がペースアップする中、ワンテンポ待って4角で中団外から一気に仕掛けてモリアーナを追いかけながら中団外から渋太く伸びてL1で前が落としたところを差し込んで最後は2着争いをクビ差で制しました。
この馬の場合は後半の素材が求められた方が良いタイプと言え、上がりは掛かっていますがコーナーでロングスプリント的な脚を要求されて直線消耗でのポテンシャルでのバテ差しタイプと言えます。
忙しくなるよりは前半でしっかりと余力を作った方が良い、という点では距離はもっとあった方が良い印象があり、秋華賞戦線で面白い存在と言えます。


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