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【無料】先週の重賞レース:阪急杯【回顧】

重賞回顧:阪急杯
 
1:19.5 33.9-34.3 M
12.0 - 10.6 - 11.3 - 11.3 - 11.2 - 11.2 - 11.9
 
1着アグリ
まずまずのスタートを切った後は押して主張しましたが、内のメイショウチタンがかなり抵抗したので控えて番手からの競馬となりました。
道中は淡々とした流れの中で番手外から正攻法の競馬で3~4角を立ち回り、ほぼ先頭列で直線に入ってL1の坂の登りで食らいつくダディーズビビッドにジリジリと迫られましたが、クビ差で振り切って4連勝目で重賞制覇となりました。
今回はかなり淡々とした流れで遊びの無い競馬になりましたが、その中で正攻法の競馬で完勝した内容は評価できます。
今回はメイショウチタンが前半のスピード勝負に持ち込みましたが、追走スピードの質を求められつつ後半も引き上げてロングスプリント的な脚を使えたのは収穫としては大きく、高松宮記念を考えた時に後半でこの形でやれたのは大きな材料となりそうです。
坂が無いとは言え1200通過が1:07.6となっており、これは馬場を考えて優秀な時計と言え、他の日曜のレースを見ても高速馬場とは言えない中で1:19.5はかなり優秀な時計と言えます。
 
2着ダディーズビビッド
序盤は楽に好位の内で前にスペースを広く大きく取る形で進め、道中はメイショウチタンが主張する展開を2列目の内が狭くならずに広く取れてスムーズに3角に入る事ができました。
3~4角でも淀みなく淡々と流れる中、最内を通し切って出口でアグリの後ろで直線に入り、直線序盤で追われて3番手以下を1馬身ほど離し、L1で一気に差を詰めててきましたがクビ差の2着惜敗となりました。
淡々と流れる中で終始最短距離でスペースを用意した状況で進める事ができており、展開としてはこれ以上ない競馬となりましたがこれで差し切れなかったのならアグリを褒めるべきで、ダディーズビビッドの力を出し切れたケースでのパフォーマンスは示す事が出来たと言えます。
1200mでは位置取り的に落ちるため、反応面でも見劣る点を考慮するとアグリの方が魅力はあります。