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【無料】先週の重賞レース:マイラーズカップ【回顧】


 
 重賞回顧:マイラーズカップ
 
1:31.5 46.1-45.4 M
12.3 - 10.7 - 11.4 - 11.7 - 11.3 - 11.1 - 11.5 - 11.5
 
1着シュネルマイスター
五分のスタートを切った後は無理せず後方に近い位置で進めていく格好となり、道中は前が淡々と飛ばす中で中団の外目からエアロロノアの後ろで我慢する形となりました。
3~4角で後方の中目で我慢して4角出口でも我慢し切って出口で外に誘導し、直線序盤で左手前に替えてL1で4列目からグンと伸びて最後は一気に捕え切って違いを作ってのクビ差の勝利となりました。
ここではイメージ通りのロングスプリント性能を示したと言え、超高速馬場で前半をコントロールしてL3で最速地点で我慢しつつ出口でそのまま速度を維持しつつ弾ける競馬となり、L1では他とは決定的な脚色の違いを作ってきました。
これは毎日王冠でも見せていましたが、これをマイルの46.1の入りでやれているというのは大きなポイントと言えます。
この馬の位置では47.2-44.3ぐらいのバランスで走れており、超スローバランスで運んで11秒前後を4F続けられるのがシュネルマイスターの一番の武器と言えます。
ガイアフォースを1馬身差から捕えており、位置取りと時計、上りを考えれば歴然とした力量差を示す内容のパフォーマンスだったと言えます。
 
2着ガイアフォース
出負けして後方からの競馬となりましたが、促して中団馬群の中目まで持って行く形となり、道中はスムーズにキングエルメスの後ろを通しながら3角に入る格好となりました。
3~4角でも中団の中目となり、ペースが上がっていく中で進路を取れずに中団の中で直線に入ると、直線序盤で前をカットされて外に誘導する場面があり、L1で追われてから渋太く伸びてソウルラッシュらを捉えましたがシュネルマイスターにまとめて差し切られてクビ差の2着となりました。
一気の路線変更初戦でこの時計勝負に対応してきたのは高い評価が必要で、高速馬場適性自体はコンクリート馬場の小倉戦からも示していましたが、それでもこのレベルで流れても後半を質的に高めてこれたのは大きな収穫と言えます。


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