【オリジナル『陰陽龍鬼師』】華村 夜一
ハナムラ ヨイチ
華村 夜一
誕生日:4月1日
身長:186㎝
古の日本───
1頭の雄の黒龍と1人の女鬼が恋をした。
やがて2人の間に、龍の強大な力を宿した子が産まれた。母親譲りの金髪と水色の左目。父親譲りの赤い右目と金髪に交じる黒髪。
夜一と名づけられたその子は、強大な力とは裏腹に穏やかな性格で、成長して自立し、母親から人の世で暮らしていた頃の姓・華村を貰っても、村の外れにある森で、人に危害を加えぬようひっそりと暮らしていた。
しかし、彼…夜一の強大な力を欲した悪しき妖怪に襲撃を受ける。存分に夜一を痛めつけたその妖怪は人間の居る場所を夜一に訊いたが、夜一はわざと村があるほうとは反対の…ただただ森が広がるほうを指差した。
しばらくして、重傷で動けない夜一の下へ悪しき妖怪が戻ってくる。嘘を教えられ怒れる悪しき妖怪は、夜一にさらに攻撃を加える。
そこへ1人の青年が現れ、悪しき妖怪を退けた。青年の名は土御門 晴(ツチミカド ハレヤ)…本名を安倍 晴明(アベノセイメイ)…遥か昔の故人のはずの人だった。
瀕死の重傷を負った夜一であったが、晴明の助けにより、一命を取り留める。
晴明への恩返しと、晴明の力を以ってしても退治できなかった悪しき妖怪から身を守る術と自身の力の使い方を学ぶため、夜一は晴明に弟子入りし陰陽師となるのだった。
「悪事を働く妖よ……これでもまだ懲りぬと申すなら、貴方をこの世から滅します」
陰陽師になるにあたって、妖怪としての力を制御するため、特に力の強い右目をまじないをかけた包帯で隠した。
戦闘は基本的に刀と式神で行う。
刀は元は父親のものである。
夜一の式神は契約を結んだ妖怪達であり、夜一のような強大な力と、主となれる心を持っていないと、妖怪と契約し式神にすることはできない。妖怪式神は生命を持っているため、術者が倒れても活動できるが、食事などの世話が必要であり、夜一も食事や入浴で式神を外へ出している。式神を駒ではなく仲間だと思っている夜一は、世話以外でも外へ出している。
他にも結界を召喚する術も使用可能。
なお強敵との戦闘では包帯を外し、妖怪としての力を解放する。
「今の力ではもう限界ですか…。では私も、本気を出さないといけませんね」
陰陽師として活動していく中で、龍と鬼との間に生まれた妖怪でありながら陰陽師をしていることから、“陰陽龍鬼師(オンミョウリュウキシ)”と呼ばれるようになった。
桜と甘いものと子どもとどうぶつが好きで、辛いものが苦手。