底辺絵師がオリジナルオンリーでアカウントを育てる記録~7

伸びる絵と伸びない絵

「せっかく時間をかけて描いた大作なのに、思ったより全然伸びなかった・・・」みなさんにはこんな経験はないだろうか?
Twitterで日本人を相手にしたばあい伸びる絵と伸びない絵には必ず違いがあるはず。
※海外を相手にする場合はわかりません。また、これには個人の感想が多く含まれます。

リツイートも自己表現

絵を伸ばすにはとにかくリツイートが大事だ。
でもどんなものがリツイートされるのだろう?
リツイートする人間にとってリツイートとは自己表現であると私は考える。

もしリツイートする人間にセリフを付けるとするなら・・・
「私はこれが好きだ。こんなものが好きな私オシャレ(もしくは面白い等)でしょ?」
「今はこんなものが流行っている。そして私はいち早くそれに目を付けた。」
「これ、わかる。これがわかるくらい私は○○の経験が豊富なのだ。」

など・・・
わかりやすいようにあえて性格の悪い書き方をした。
つまり、このような普通文章で書けない自己表現をリツイートで代弁するわけだ。
そのような気持ちをくすぐる作品作りをすることでリツイートは増えていくと考えられる。
逆に考えれば、誰もが知ってる今更な情報や特にコメントのつけようのない普通の作品は他者にとって無価値でありリツイートもされない。

一枚の絵に対面する時間には作者と他者で大きな隔たりがある

Twitterのユーザーはあなたの個展に訪れたお客さんではないので、TLにあなたの絵を見かけてもゆっくり時間をかけて作品を理解しようとする人は少ない。
作者が絵に込めたメッセージやフェチズムがどんなに崇高な物であってもそれを気付いてくれたり、理解してくれるとは限らない。そもそも、それを理解する努力の義務もない。
よって何らかのメッセージを込める場合、TLに表示される一瞬の間にそれを理解してもらう為に思いっきり作品のIQを下げてとにかくわかりやすくする必要がある。
具体的にはキャプションや画像内に説明を入れたり、キャラにセリフでなにか言わせたり、見せたいところだけ見えるようにトリミングしたりなどなど。

今回は以上。

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