総合格闘技の人生②

前回からの続きになります!!
まだ読んでない方は読んでもらい、
既読感覚でいいねでもよろしくお願いします!!

アマチュア修斗後

僕はプロライセンスを修斗さんから貰った。
正直初めて1年も経たずに、プロライセンスを貰い、
強い弱いではなく、シンプルに、何が出来ないかも分からない。そんな状況だった。
僕は、とても悩んだ。練習は地元のジムでしかやってないし、僕が、どれだけやれて、どれだけ弱いか、
アマチュアではどの位置なのか、全く分からない状況だった。

そんなこんなで、おおいに悩んでるうちにプロにもアマチュアにも試合を出る事が出来なかった。(テストもあったりと、色々多忙な時期でもあった。)
しかし、練習は毎日続けていた。
そして、代表などは試合があったので、山を越えて甲府に行き、フォーランバスジムさんに練習に行かさせてもらう機会を何度かもらえた。
そこで、課題がほんの少し見えるようになってきた。

また、僕の師匠である、中村京一郎さんが、東京に武者修行に、出たことにより、僕はもっと自分で考えて行動しなくてはいけないと思ったのも大きいと思う。(本当にそれまで、0だった自分を背中で引っ張ってくれたけいさんの存在は僕の中では大きかったと思う。)

そんなこんなで、
決まったグラップリングマッチ

僕は、前も書いたがずっと柔道をしていた。しかし,グラップリングと、柔道は全くの別物だ。グレコローマンと、フリースタイルくらい違う。柔道の寝技は、簡単に言うと相手の背中を畳につけて、25秒、力ずくで、押さえつけとけばいい、
しかし、グラップリングは、柔道では禁止である、スタンド(立った状態)で、足を掴むのもありだし、倒しても何にもならない、そして、ただ抑え込んでもブレイクをかけられてしまう。
僕は始めた当初そこで、かなり苦しんでいた。極める技がない。正直腕十字の取り方も分からなかった。
抑え込みと、チョーク(首絞め)しか出来なかった。
ここでも、MMAの壁にぶつかった。
とにかくMMAは、覚えることが多い。
大好きだった寝技がかなり嫌いになった。しかし、
代表やコーチは柔道のスタイルでグラップリングを教えてくれた。
初めて覚えた関節技は、「袈裟固め→アームバー」あまり使う人を見たことない技だけど僕はこれを得意技にした。
そして、試合を迎えた。
この試合はクインテットと言い、
団体戦の勝ち抜きで競う試合である。
相手は甲府選抜だった。そして、僕の相手は、
明治大学でレスリングの主将を務めていた方だった。
僕は自信がなかった。
しかし、どうしても勝ちたかった。
結果は引き分けだった。
引き込みにうまく対応出来ず、僕の弱さが露呈した瞬間だった。そして、チームも負けてしまった。
とても悔しかった。だけど、楽しかった。
まず試合の緊張は、変わってるかもしれないけど
僕は楽しい。この、ハラハラ感たまらない。
(でもあんまり緊張しないタイプではある。)
あと、3人合計240キロに抑えなくちゃいけなくて、
私たちのチームは全員で減量を行った笑
そんな減量も、試合の感じがたくさんして正直、楽しい。めちゃ辛いけど笑

だからこの試合を終えて試合をしたい!!!って心から思いました!!!!

ちょっと長くなったので
プロデビュー戦に関しては次回に書きたいと思います!!!

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