名勝負数え歌2004アテネ五輪日本×オーストラリア
2004年アテネ五輪準決勝
日本×オーストラリア
日本はエース松坂大輔を投入し
必勝の体制で挑んだものの
オクスプリング、ウィリアムズの
2人から点を奪えず1-0で敗北
大方の予想と反した結果に
国際大会の難しさと
新興勢力への期待を感じた試合でした
そして あの夏から約20年
来年開催されるWBCを前に
オーストラリア戦を振り返って
みたいと思い記事にしました
一読いただけると幸いです
1.シドニー〜アテネ五輪
オーストラリア戦の前に
野球の歴史(オリンピック競技)に
ついて紹介します
1984年ロサンゼルス五輪
公開競技として採用され
アマチュアの選手が参加していました
2000年シドニー五輪
プロ解禁後迎えた初の五輪
プロアマ混合で挑んだ日本は
結果が振るわず4位に終わります
次大会のアテネ五輪
長嶋茂雄氏が代表監督に就任
選手もオールプロで編成するなど
盤石の姿勢で予選を迎えます
2003年秋 札幌ドームを舞台に
開催されたアジア予選大会
日本は韓国、台湾、中国を
相手に全勝.危なげない試合展開で
アテネの切符を手にしました
金メダル獲得の期待が高まる中
オリンピック開催年2004年2月
チームに思いもよらぬ悲劇が襲います
長嶋茂雄監督が脳梗塞で倒れ入院
一時は生死の境を彷徨う状態でした
幸い、一命はとりとめたものの
チームの指揮を取るのが困難なため
監督代行として中畑清氏が就任します
2004年8月五輪開幕 圧倒的な戦力で
決勝トーナメントに進出
○オーストラリア-日本
○キューバ-カナダ
対戦相手と日程も決まり
準決勝第1試合が始まります
2.準決勝オーストラリア戦
ー1回表ー
日本の先発は松坂大輔
オーストラリアの先発はオクスプリング
オーストラリア先攻で試合開始
試合は序盤から投手戦の展開となり
スコアボードに0の表記が並びます
日本は3回 1死二塁
ヒットが出れば先制のチャンス
しかし、打線が続かず
点を取るまでには至りません
一方のオーストラリアも
先発松坂の前に1安打10三振と沈黙
膠着するかに思えた
6回の表試合が動き出します
ー6回の表ー
オーストラリアの攻撃
二死 一、三塁とスコアリング
ポジションにランナーを置き
5番打者キングマンを迎えました
ノーストライク、ワンボールから
投げた変化球をとらえ
打球はライト前に落下
オーストラリアが先制します
6回裏オーストラリアは投手を交代
JFKの一翼として阪神で大活躍した
ジェフ・ウィリアムズを投入します
左のサイドスローから繰り出される
ストレートとスライダーの前に
日本は無安打に抑えられ試合終了
金メダル獲得の夢は潰えました
3.雑感
試合を振り返ってみると
1〜5回の間で、
先制点ををとれなかったのが
痛手でしたね
特に、3回裏一死二塁のチャンスに
後続が続かず無失点で終了
1点でも先取していたら後半の
展開も変わっていたでしょう
そして、6 回からリリーフで
登板したジェフ・ウィリアムスの
投球が圧巻でしたね
6〜9回とロングリリーフを
敢行しながら日本打線が手も足も
出ませんでしたから
プロ参加の国際大会を
熱望していた私にとって
初めて期待していた以上の物が
見れたと思う試合でした
また、機会を見て過去の試合を
書いてみたいと思います
お読みいただき
ありがとうございました
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?