【シリンダーコア交換作業】
『鍵が回りづらいので取り替えてほしい』とのご連絡をいただき、現場にお伺いしました🏃♂️💨
お客様宅に付いていた扉は三協立山アルミというメーカーのプロセレーネでした。
三協立山アルミから出ている玄関扉にもいくつか種類がございますが、プロセレーネやラフォースと呼ばれるシリーズは施錠開錠の動作をする駆動部品(ケース錠)にMIWAというメーカーのFDGもしくはGOALというメーカーのSTKの2種類しか採用されていないため、それぞれに合う限られたシリンダーしか取り付ける事が出来ない少し珍しい扉です。
今回お客様宅の扉に付いていたケース錠はMIWAのFDGだったのでMIWAのシリンダーにて交換のご提案をいたしましたが、既存シリンダーの黒と同じ色の在庫が欠品しており発注をかけると納期もかかるため、お客様にご相談のうえ在庫シリンダーのコアと呼ばれる部品を入れ換えて対応させていただきました。
このシリンダーコアとはまさに“核”の部分になりますので、この部品を入れ換える事で鍵が新しくなります。
早速シリンダーを取り外し、分解していきます!
分解して既存のシリンダーコアを取り出すとやはり経年劣化により子鍵とシリンダー内部の金属が擦れて生じた鉄粉が溜まっています。
子鍵の抜き差しがしづらくなったり、回りが悪くなった原因はこれでした。
近年ピッキングなどの不正開錠防止のために採用される事の多くなったディンプルキーはかなり精密につくられているせいか少しでも鉄粉・ほこり・油分が入ると動作不良を起こしやすい印象です。
新品のシリンダーコアと見比べると違いが分かりますね🤔
上下とも二個同一のシリンダーになりますので二カ所ともシリンダーコアを新品に入れ換えて、お客様にお立ち合いいただき動作確認をして作業完了になります。
今回のようにシリンダー内部に鉄粉などが溜まって動作不良を起こしてしまっている場合は、分解洗浄する事により一時的に症状は緩和しますが残念ながら根本的な解決にはならず、またすぐに同じような症状が起こってしまい騙し騙し使用しているうちに子鍵が折れてしまう事もございますので早めの交換をおすすめいたします。
ゼンショウではガラス交換だけではなくカギ交換・修理も承っております。
是非お気軽にお問い合わせくださいませ😌🙏
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