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【入院清話】10:こんな家が欲しい~その2

リビングは、6席△に並んだ小型映画館、座席は一つづつ多機能マッサージチェアになっている。室内の壁全面がモニターで、仕事のPC、株式、外貨レート、ニュース、映画、ドラマ、ゲーム等モニターの隙間があればどこにでも映せる。

キッチンには何もないが、壁に扉がある。食べたいものや何でも家に命令すれば扉の内側に届く。暖かいものは暖かく、冷たいものは冷たく届く。

洗濯、その前に衣服は、フラグスーツ(ヱヴァンゲリヲン参照)。繊維は金属筋肉質。服が衝撃を受けると鋼鉄のように固くなり弾丸を弾く。着た者のサイズに合わせ、パンチやキックはコンクリートの壁を砕く。寒いときは暖かく、熱いときは涼しく自動的に服が調整する。なお、スーツには靴も一体になっている。毎日着替える為に常に7着ある。

洗濯は、冷蔵庫の様な機器の扉を開けるといくつかのハンガーが掛かっているので、使用したスーツを掛けるだけで自動洗浄、乾燥をする。

こんな未来はあと10年後に来る可能性があります。その時、すべての労働力はロボットが行い、お金は価値を無くし、人間は好きなことをして暮らす。

ただの妄想です。では、また。

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