マガジンのカバー画像

【短編小説】『神の国大和』

8
あおり運転、政治、戦争、大震災など問題だらけの日本。 スカッと解決!
運営しているクリエイター

#ショートショート

【短編Re:01】『神の国大和』②国会議事堂占拠編

【国会議事堂】 国会は、予算会議。 議長「藤原経済再生大臣」 野党「大臣は先日テレビ番組で、日本の65歳は世界一元気、生涯現役にするべき、などと馬鹿な発言をされ、高齢者から反感を買っていることをご存じですか?」 藤原大臣が与党の答弁中にそれは始まった。 テロリストAが機関銃を連射した。 テロリストB「皆さんは人質です、我々の指示に従ってください」 ロシア語だった。テロリストCが通訳した。 テロリストCがBの通訳をした。「スマホを仲間に渡してください」 「席に座って静かにしてい

【短編Re:01】『神の国大和』①2人の刑事編

【首都高速道路パトロール隊駐車場】 ヒミコ「ヤマトぉー、何でいつも俺の愛車に乗ってるんだよ」 「マジ、ぶっ殺すぞテメェー」 ヤマト「固てェーことゆーなよ、ブスが」2人は、首都高速道路パトロール隊に転属となった警察官。 転属の原因は、半年前、御徒町の宝石店に人質立てこもり事件があった。 その事件で、2人は上司の指示を無視して、ヒミコ刑事は人質の太ももを 拳銃で撃ち抜いた。人質が床に倒れこみ、犯人が人質から離れた。 その瞬間、ヤマト刑事が発射した銃弾が犯人の頭を撃ち抜き即死だった