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黒背景素材の背景を透過する方法(加算表示未使用、動画素材もOK)
主にゲーム制作者に対する記事です。筆者はウディタ使いです。
AviUtlを使用しています。
■加算表示だとなんか違うと思うあなたへ
黒背景の素材である以上、表示形式は「加算」を使用する事になるはずです。しかし背景によっては表示される素材の色が変わってしまいます。この記事トップの画像の左下、水マップと草マップとで見え方が違います。なので素材自体の黒背景を透明にする事により表示形式を「通常」にし、イメージ通りの見え方にしましょう、という提案です(この記事トップの画像の右下)。
■AviUtlのスクリプト「unmult」を使用
このスクリプトを適用するだけで黒背景が透過されます。すごい。
![](https://assets.st-note.com/img/1692963239863-3L6BzdpyPv.png)
■透過PNG画像で出力
1枚ずつ出力する場合は「AulsPNG出力」を使用します。
AviUtlで透過PNGを出力する方法は探せば他にもあります。
素材が動画なので連番で出力したい場合は「ffmpegOut」を使用します。使用方法は下記参照か、ご自身で調べてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1692964844444-KNCa3QzOar.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1692964853698-sC072yOnxv.png?width=800)
もしも連番出力時、メモリ不足と言われた場合はAviUtlをいったん終了し、AviUtlを再起動し、それから出力してみましょう。私の環境ではそれで問題ありませんでした。
■出力されたPNGがなんかおかしい
![](https://assets.st-note.com/img/1692965399884-ZoyT6FLzc4.png)
画像サイズの小さい物や、透明度のある画像に対し、上記画像の現象がまれに起こったりします。「ffmpegOut」で出力すると起きなかったりもします。とは言え「ffmpegOut」でもおかしくなる事もありました。私は「GIMP」で補修しています。
■もしもAviUtlで色などを編集するなら
AviUtlのバグ修正や機能追加をする「patch.aul」を導入しましょう。色調補正の色相計算が修正されています。というかAviUtlを使用するなら「patch.aul」は標準と言っても差支えありません。
■おわりに
白状しますと、紹介したソフトやプラグインなどの機能をさほど理解しないで使用し、紹介しています。なのでエラーが出る等の対策や疑問にお答えできる知識は私にはありません。ごめんなさい。それでも何かの助けになればと思いこの記事を作りました。皆さんに良き制作ライフを。
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