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売りから入る株式投資(売り目線での買い投資)臨時増刊号第三弾

 緊急速報!
 2743・ピクセル入り直しました。
 ピクセルが本格化する迄は無料です。
 2024年4月10日(水) 

 先ずは、7003・三井E&Sです。
 一昨日4月8日(月)も陽線を作ってくれて、2営業日連続の陽線を作ってくれました。
 ですから、本来なら前々営業日である一昨日4月8日(月)の引け間際に入るべきだったのですが、機関の空売り完全撤退を確信した私は、その1日前の営業日4月5日(金)に、既に1689円の建値で入っていて、一昨日の引値は1797円の102円高となりました。
 昨日の引値こそ、1805円の僅かに8円高と余り奮わなかったものの、昨日の引けで遂に
3営業日連続の陽線を作りました。

 私は何時ものように、この株価上昇を売り目線で予測しました。
 この株価予測の要因は、逆日歩が解消して満額となり、暫くは売り圧で下降していましたが、4月5日(金)には反転して陽線を作ったことにあります。
 つまり4月5日(金)迄の株価下落で、機関の買い戻しは既に終わっていて、機関によるこれ以降の株価下落は無いと踏み、既に彼等が買い逃げた(空売りした分の売り残を買い埋め、損失を回避)、と、考え、私は買いに入ったのです。
 一昨夜も夜間ptsはプラス・昨夜の夜間ptsでも1835.2円の30.2円高、また、今夜の夜間pts1849.9円の14.9円高と個人投資家のマインドも上向きです。

 ところが、売り方を悪の枢軸とし、現物買いしかやらないインフルエンサーの方は、この株価上昇を以下のように捉えています。

「7003・三井E&Sを、無理やり売り込んで来た売り豚は、岸田総理の訪米で踏み上げられる事が確定した。
 1500万株〜5000万株程は買い戻し入るから、4000円目指そう」

 これは大変な勘違いです。
 今回の株価上昇は、単に売り方の買い戻しが入ったのではなく、売り方が或る程度買い逃げた(空売りした分の買い埋め及び現物渡しの仕込み完了)後に、両建て(売り残は少し有るも、それを上回る下値での買い)に切り替えたか、或るいは全く別の新たな大口が資金を入れて来た為に、株価が上昇したと思われるからです。
 買い戻しただけでは、100円幅以上もの株価上昇はないと思います。
 つまり踏み上げられて、損切りの買いを入れた訳でもなく、ここから機関が踏み上げられる訳でもありません。

 それに4月に入ってからは空売り機関もモルガン・スタンレーとノムラは空売り残マイナスで、増やしたのはゴールドマンとUBSくらいのものです。JANE STREET GLOBAL に関しては、ポジションを解消しています。
 ゴールドマンとUBSにしても、機関連合で三井E&Sを売り崩した際に、その日のうちに処理仕切れなかった売り(その日のうちに買い戻せなかった)が、残ってしまったものだと推察します。
 また、空売り機関のプロ達は、一気に買い戻して株価を急騰させたりはしません。
 売り崩して、建玉を回転させ、買い方(多くの場合、個人投資家)の買気を削ぐように、本当に上手く売り崩していきます。

 ですので、ここから機関が買い戻しするのではなく、先週金曜日迄の株価下落で、機関の買い逃げが終了し、株価が上昇しても、以降機関は損失を出さない、と、言うのが正解だと思います。

 また、目標株価が4000円と言うのも、根拠が何なのかも示されておらず、漠然としていて、大風呂敷を広げているとも言えます。
 先月の3月8日に、年初来高値の2898円を付け、そこから下落を続け、4月5日(金)1605円の直近最安値迄下げて、以降3営業日連続陽線を作りましたから、上値は2900円を否定し、下値は1600円を否定したと言えます。
 ですから、以降は仮に目指すとしたら2900円であって、下限を1600円と決めるのが妥当だと思われます。

 付け加えると、仮に100歩譲って4000円を目標にしたとして、下値目処は幾らになるかが示されておらず、何処迄下がればロスカットすれば良いのかも示されていません。
 つまりこのインフルエンサーさんの言に従ってトレードしたとするなら、4000円になる迄は何年かかろうが、仮に一時期1600円を下回ろうが、永遠に売らずに資金を塩漬けする事になってしまいます。

 ただ、敢えて表現を単純にしているのかも知れませんし、私のように理屈っぽい人間より、単純で耳触りの良い言を吐く人の方が人気が有ると言う事は否めません。
 また、「買いは正義」、「売りは悪」と言った戦隊物のチビッ子向けTV番組のような、そんな単純な構図の方が、人は理解し易いと言う事も否めません。
 加えて資金の潤沢に有る人は、私のように目まぐるしくトレードして、やれ損失だ、やれ利益だ、と、言うより、少々下がろうが、放ったらかし投資の方が都合が良いと言う人も多数いらっしゃいます。
 
 但し、少なくともこの私のコラムを読んだ方々には、売り方や機関を「売り豚」等と、言って馬鹿にするのではなく、売り方や機関が何故株価を下げに来るのか、或るいは何処迄下げたいのか、また、何処で買い戻したいのか、等々、真剣に考えて戴きたいのです。
 加えて、この「現物買いこそ正義」、「売り豚は悪の枢軸」、と、言った、偏った考え方をせずに、或る種特定の宗教を信じる信者のように、1人のインフルエンサーさんを信じ込んだり、また、1つの考え方に固執したりするのは止め、色んなインフルエンサーさんの意見を参考にして、そこから自身の投資手法を確立して戴きたいのです。
 
 ですから、このコラムを読んで戴いた方々は、くれぐれも売り目線を忘れず、単純に売り方や機関を売り豚などと揶揄して、このような勘違いはなさらぬよう。

   さて、本題に入ります。

 次いで私が売り目線で、今日4月9日(火)にどう動いたかですが、また、不適切にも程があるとお叱りを受けるかも知れませんが、昨日「芯のしっかりしたいい女」である7003・三井E&Sから、「惚れた女」である2743・ピクセルに、またもや乗り換えました。

 確かに三井E&Sは昨日4月9日(火)も引けでは陽線を付け、3日連続の陽線。
 昨日も見所は有ったのですが、半端じゃない売りが降って来て、引値は僅かに8円高。
 ただ、これは先程も申し上げた通り、機関の売り崩しには非ず。
 買い方の利確でしょう。
 それ故に、目標株価がもっと先だと買い方が思っていれば、利確位置がもっと上に向かい株価は上昇し易くなるのですが、デイトレ勢も相当数居て、他のトレーダーも利確が思いの他に早いのです。
 また或る意味現段階では、物凄く強い買いが入っているとも言えず、前回の急騰後、先週金曜から始まった新たなフェーズでの、まだまだ、初動段階だとも言えるので、私は昨日一旦1790円の101円幅で利確。

 無論、三井E&Sは押し目では買いに入りますが、今のところは上昇局面の初動なので、私としては以降は暫く監視です。
 尚、本日、4月10日(水)の引値は、1834円の29円高と、昨日同様ザラ場はもっと高いところがあったのですが、やはり引値の上げ幅は小さくなりました。
 ただ、今日も好調と言えば好調。
 今後は2000円を目指して行く事でしょうが、出来れば押し目が欲しいものです。
 その際はチャンスを逃さず、入り直したいと思います。
 
 さて、そんな絶好調の三井E&Sを抜けて迄も、資金を投入したかった銘柄は、と、言うと、前回「惚れた女」であるとした2743・ピクセルです。

 4月3日に引値346円△46円迄上昇も、4月4日は314円▲32円、4月5日289円▲25円、4月8日236円▲53円安、と、3営業日連続下落を続け、日を追うごとに株価は下落。
 このまま機関の思うように、ズドン、と、ナイアガラの滝のように、株価が急降下するかと思いきや、4月9日(火)昨日は、275円の△39円と反発。
 しかも場中高値は、307円迄有りました。

 私は、昨日、252円から256円迄で、一旦258円で手放した玉を買い戻しました。
 理由は、三井E&S同様、売り方が或る程度買い逃げた(空売りした分の買い埋め及び現物渡しの仕込み完了)後に、240円〜250円近辺で空売りを諦め、両建て(売り残は少し有るも、それを上回る下値での買い)に切り替えたことが、板付きを監視していてあからさまに分かったからです。 
 加えて、全く別の大口が資金を入れて来ていることも、板付きを見ていれば明らかだったので、この2つの理由で資金をピクセルに戻しました。 

 それに、昨日の出来高は1235万株なのに、
今日の出来高は911万株と、凡そ300万株も出来高が少なくなっています。
 それなのに、引値は下がるどころか、15円も高く、高値も307円から320円に切り上がり、安値も233円から277円に切り上がっているのです。

 これは空売り勢が売りを止め、大口がかなりの量の玉を仕込んで、市場に出回っている株が希薄化している証左です。

 それが証拠に、4月3日に引値346円△46円迄上昇も、出来高が200万株減った4月4日は314円▲32円。
 また、4月4日は314円▲32円で、500万株減った4月5日は289円▲25円と連続の安値。

 と、出来高が減少するのは、買い方の買気が下がるからこそ買いの量が減少するのであって、当然上記のように下向きの値動きになりますが、逆にこれが当たり前で、出来高減少で株価が上がる方が異常なのです。

 それと、こうした大口は、たとえ現物であっても、今日入って今日抜けるデイトレ勢を極端に嫌います。
 たとえ株価を下げるにせよ、上げるにせよ、大口に取って彼等は邪魔者なのです。

 狙いはロングの個人ホルダーの株です。

 如何に安く仕込み、それを如何に高値で売り抜けるかが、彼等大口の最も重大な課題なのです。
 今日も280円の株価で、時が止まったように現物を買い集めていました。
 また引け間際の売り板に、300円で20万株の売りを出していましたが、これは明らかに見せ板です。
 無論、OVERの200万株も売る気の無い、見せ板でした。
 空売りなら、成り行きで実際に売って来ますから、今日のように引けに掛けて株価が高止まりすることは有りません。
 下落して昨日より安値を付ける筈です。
 そうしたことからして、大口は現物株をもう少し集めたいと言う事が推察されます。

 なので、サクラインターネットの時もそうでしたが、玉集めが完了すれば、株価を吊り上げ出し、一気に気配値だけで寄らずのストップ高を連続で出したりと、デイトレ勢を寄せ付けずに株価は急騰します。

 一方デイトレ勢はと言うと、4月8日(月)にデイトレで有名なインフルエンサーさんは、以下のようにコメントをしています。

 2743・ピクセル
 290円下は触らずで…のピクセル。 
 ここは上へ動かず下へ… しっかりリスクの高いポイントを押さえておけばこの下げは喰らわずに済みます。 
 290円を抜けないと売りに押され易い状況を把握して戦略を立てればエントリーせずに済みます。(損失回避)

 と、大口の本尊とは全く逆の考え方をしていますので、下がったら手を出さずで、私のようにリスクを取りに行きません。
 確かに4月8日(月)は下がりましたが、4月9日(火)は上がりましたし、今日も株価は上がっています。
 また、このインフルエンサーさんは、私の買った252円では、永遠にピクセルを買うことは無いでしょうし、当然昨日も今日も、ピクセルを取り上げてはいません。

 無論、その人の考え方次第ですし、ピクセルで5円幅から10円幅抜くのもトレードですし、私のように大口が4桁以上を狙ってると考え、倍バガー或るいは、3倍バガーを狙うのも、トレード。
 また、スキャルピング等の高速売買もトレードで、それは貴方次第の部分でもありますが、一つだけ、売り目線を忘れずに、と、それだけはここで言及しておきます。
 
 ちなみに、私はピクセルの出口はまだまだ先だと思っていますが、毎日板を監視し続けていくつもりです。
 今日も15円高なのに陰線と言えば陰線。
 また、ptsも293円の3円高と、不自然な値動きなので、片時も目を離せません。
 今日は持ち越し2日目です。
 
 それから、住石は「男を騙す悪女」、と、言っていましたが、ここも、面目躍如でして、1514・住石は昨日1231円△112円と、漸く長いトンネルを抜けたかと思いきや、今日は1195円▲36円と、2日連続の陽線は作れず、まだまだ下値が見えません。

 住石に関しては、もう少し静観を!

 では、では、また週末に。



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