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売りから入る株式投資(売り目線での買い投資)

 今回から、メインタイトルに(売り目線での買い投資)、と、サブタイトルを付けさせて戴きました。
 何故か?
 或る程度私のコラムを読んで戴いている方は、もうお分かりでしょう。
 そうなんです。

 やらかして大負けしたんです。 

 そうして3月の収支がマイナスになったのですが、ただ、買い投資によって奇跡的にそれをチャラに出来る可能性が出てきました。
 そうなんです。
 その際買い目線でなく、売り目線で触る事が出来ない、今ここで売るよりもう少し値が上がって落ちついてから、つまりは今売っては危険と思う銘柄で、且つ、信用規制が掛かっていて、物理的にも売る事の出来ない銘柄を現物買いしたのです。
 その結果、奇跡を呼び込んだのです!
 3月はマイナス収支で終わりましたが、4月1日(月)にチャラから、収支をプラテンに出来るかも知れない銘柄に巡り会いました。
 恥ずかしながら他力ではありますが(笑)。

 ですので、先週予告した銘柄でも敗北し、
自分ばかりではなく、ご迷惑をお掛けした方もいらっしゃるかも知れませんので、今回も当然無料です。
 と、言うか、何時になったら有料に出来るのでしょうか。
 自身情けない限りです。

 2024年3月31日(日)

 さて、気を取り直して、今週の市場動向やら、来週の展望について述べて行きたいと思いますが、先ずはその前に、大谷翔平氏の通訳水原一平氏の問題についてです。
 何とこの問題の捜査に、国土安全保障省が加わったといいます。

 それで合点がいきました。

 自分としてはニュースを聞いた当初、あんなに優秀な通訳がギャンブル依存症で、しかも6億円もの大金をギャンブルで失ったと言うことが、俄には信じられなかったのです。
 ところが、国際的な犯罪組織によるマネーロンダリング(資金洗浄)などを捜査している機関の、HSI(国土安全保障省)が捜査に加わったと言うことで、合点がいったのです。

 例えば6億円を、ボウヤー氏が元締めをしていた賭博に参加した体で、実際はボウヤー氏がマネーロンダリング業者であったとして、ギャンブルなどせずに、手数料をボウヤー氏に支払い、仮にケイマン諸島などの租税回避地(タックスヘイブン)にその6億円を送金、裏金を貯蓄するなどの手法でマネーロンダリングしようとしていたとしたなら、辻褄が合うじゃありませんか。

 私なんぞは、漸くギャンブル依存症から立ち直った身で、昨夜ドバイターフの武豊に千円投じて負けただけで、「例え千円でも競馬は止めよう」、等と落ち込んでいるのですから、水原一平氏が6億円も違法賭博に金を投じるなんぞ、有る訳ないのです。

 仮にその事を大谷翔平氏が承知しているか、或るいは大谷翔平氏が指示を出していたとするなら、水原一平氏が送金する事も出来たでしょうし、また、これから幾ら稼ぐか分からないミリオネアの大谷翔平氏自身がマネーロンダリングの罪に問われるより、水原一平氏がギャンブル依存症だったとして彼一人が罪を被る方が、色んな意味で彼等には好都合では?

 それに司法取引が当たり前の米国てすし、国土安全保障省の捜査の本丸はボウヤー氏でしょうから、仮に水原一平氏の本来の目的がマネーロンダリングであったとしても、こんな事をしたのは初回でしょうし、正直に事の経緯を詳らかにすれば、通訳の彼も罰金とか過料で許されるのでは?
 まぁ、何らかの刑が執行されたとして、せいぜいがとこ執行猶予付きでしょう。
 それならば、守るべきは大谷翔平氏の名誉とクリーンなイメージ、と、言ったところでしょうか。

 後払いに回した分はあるにしても、10年契約で或る程度の大金が入ったのですから、そりゃ、まぁ、大谷翔平氏にしたら裏金も作りたくなるでしょうよ。
 また、既にミリオネアなので、私達のように株式投資などのリスキーな事をして、金を減らすリスクを負わなくていいのですから、
そりゃ、まあ、マネーロンダリングもするでしょうよ、と、私のような意見を述べるマスコミや週刊誌がないのは何故か?

 事の真偽はさておき、今、日本で唯一の明るい、そして未来の希望でもある大谷翔平氏に対して、今回の事件の内容が定かでないうちに、彼を貶めるような発言をしたら、週刊誌やスポーツ紙は売れなくなるでしょうし、TV局には抗議の電話は殺到するでしょうし、第一大金を出してCMに大谷翔平氏を起用したスポンサー企業から、スポンサード打ち切りって言われるかもでしょうから。

 臭いものには蓋、と、言う事でしょうか?

 と、ついつい、穿った見方をしてしまうのが株をやっている者の悪い癖です。
 ただ、我々株の売買を手掛ける者は、時には報道を疑い、買い方の意見を疑い、或るいは売り方の意見を疑い、自身なりに分析し、時には躊躇し、時には資金の大半を懸けて勝負をするので、自身なりの分析が必要なのです、と、言う事を、大谷翔平氏の通訳水原一平氏のギャンブル依存症事件を通じて、皆様方にお伝えしたかったのです。

 小林製薬の紅麹問題にしても然り。
 
 死者迄出している重大案件なので、無論のこと4967・小林製薬の株価も、今週はもの凄い値動きでした。
 今年の1月に株価が最高値で6800円を付けていたのに、この問題で3月26日(火)には、一時4700円に値下がり。
 何時まで下落するのかと思いきや、3月29日(金)の終値は、5095円の190円高。
 ただ、今回の下げ相場で、空売り機関以外の個人の売り方が参加出来るタイミングと言えば、状況を見極めてからだと、せいぜいがとこ5000円代前半なのではないでしょうか。
 株価乱高下のリスクを考慮に入れれば、それでは妙味が無さ過ぎます。
 無論、怖くて私もこの相場には参加出来ていませんし、余程の知り合いがこの会社に居て、インサイダー情報でも得れない限りは、個人投資家はどうにも参加出来ません。
 それに、状況次第では、ここから更に値を下げるのか、或るいは値を戻すのかも、全く予測出来ません。
 3月26日(火)には貸株注意喚起が出されていて、信用規制こそないものの、この相場での勝者と言えば、6000円代から仕掛けて売り崩した空売り機関だけでしょう。
 我々個人投資家は、指を咥えて見ているだけしか出来ないのです。

 だからと言って、無謀な空売りや、無謀な決算跨ぎなどは、我々個人投資家はこんな時だからこそ、絶対にやってはいけません。
 と、私が言うのは、私こそが今週、そんな愚かな行為をしてしまったからです。

 その時の私は馬鹿だったとしか、他に言いようがありません。

 もう、根本的に性根を叩き直さなければならない、と、そこ迄反省しております。

 先ずは、6769・ザインの買いでの失敗1回と、1514・住石の買いトレードに到っては失敗2回、と、最悪の状況。
 おまけに空売りしようとしていた4344・ソースネクストは、事前の調査不足で空売り規制が掛かっているのを知らずに、ボタンを押してから空売り規制に気付きと言う不始末。
 何と、そこに、今から考えると、その時私は何を考えていたのか、7068・フィードフォースグループの決算を、買いで跨ぐと言う絶対にやってはいけない、ギャンブル行為をしてしまったのです。
 それこそ、大谷翔平氏の通訳水原一平氏でもあるまいに、と、言うやつです。

 当然大敗を喫しました。

 ただ、不幸中の幸いなのは、ストップ安を回避出来たことでしょうか。
 決算発表翌日の気配値では、ずっとストップ安で、普段売りトレード中なら、大喜びなのですが、その時は資金を全部失ったらどうしようかと頭を抱え、宛ら死を覚悟した関ヶ原での石田三成か、大阪夏の陣での真田幸村の気持ちでした。

 やはり、神君家康公の気持ちになんぞは、なかなかどうしてなれるものではないです。

 まぁ、今から考えると、買いトレードなのに、売りトレードと同じようにPERとRSIと業績予測だけで、単純にこれは下がるだろうの逆である、これは上がるだろうと考えていたのか、或るいは住石の買いトレードでの損失を取り戻そうと勢いだけで、軽い気持ちの決算跨ぎだったのか、未だに釈然としませんが、確かに言える事は、自分はどうかしていたと言う事です。

 お陰で、600円弱の株価の株で、80円幅の損失と、凡そ13%も資金を減らしました。
 ただ、現物でのトレードだったので、信用買いで出すほどの損失ではありませんでしたが、それでも、絶対にしてはならないトレードでした。

 まぁ、今週良かった事と言えば、2796・ファーマライズの決算をショートで跨ぎ、凡そ40円幅の利確が出来たことと、住石で損を出した直後で、何か、嫌な予感がして、9369・キユーソー流通システムのショートでの決算跨ぎを取り止めたことでしょうか。
 それをしていたとしたら、凡そ100円幅の損を出していました。
 或るいはその直後に信用枠の銘柄を一旦全部整理し、現物トレードに切り替えたので、自分は冴えてると勘違いをし、フィードフォースグループの決算を、買いで跨ぐと言う暴挙に出たのか。
 何れにしても、今後は決算ギャンブルを買いでも売りでも止めるつもりです。

 いいとこ無しの今週でしたが、転機は今週3月29日(金)にやって来ました。
 他力ではありますが、私が常に参考にしている有名インフルエンサーさんの推奨銘柄でもある、2743・ピクセルの買いです。
 3月29日(金)に、263円で拾いましたが、金曜日の引値は290円で、今年の年明けの1月の安値が37円なので、たった2ヶ月で8倍バガーです。
 テンバガーとすれば370円迄とも取れますが、RSIは82.91の大天井で、これが高値と考える方が妥当な気がします。
 但しこのところのデータセンターの3778・さくらインターネットや、宇宙関連の5595・QPS研究所と言った、政府の推奨銘柄とも言える「国策銘柄」が、大相場を演じて来たように、このピクセルもデータセンター関連の「国策銘柄」なのです。
 なので、これが高値なのか、安値なのかは、今のところ判断がつきません。
 来週結果が出るように思います。
 また、売ろうとしても、信用規制が掛かっている為に、機関や大口投資家は別ですが、日証金等を利用する我々一般の個人投資家は、空売りも出来ないし、現物買い以外は信用買いも出来ない状態になっています。
 逆日歩は付いていないので、売り圧も掛かりようがなく、信用買い残も、出来高1687万株に対して356万株と、利確の売りが降って来ても何ら問題なく、恐らく100円代前後で仕込まれたそれ等の玉は金玉となる事、間違い無しです。
 逆に、ここから少々値が下がったとしても、暫くは売り埋めしないでしょうから、信用買い組の動きを気にする事はありません。
 また、空売り機関も、売り玉を全然増やしておらず、これは私見ですが、両建てに切り替えて、大口のファンドと共に、玉集めに走っているような気さえします。

 金曜日の夜も、国からの補助金に関わるIRが同社から出て、夜間ptsは300円代まで上昇していたのに、松井証券だけやっている、深夜の薄板の12時過ぎの時間帯に、安く仕込みたいのか、印象操作して270円代で仕込んだ連中がいるくらいで、それが明日の月曜日暴騰する証左と言えるのではないでしょうか。
 また、連日株価は上昇を続けていますが、連日ストップ高ギリギリ手前で寸止めしながら上昇を続けているのが、売り目線ではなかなか売り難いところで、買うのには好材料なのです。
 そうして、入り口は初動察知の天才である有名インフルエンサーさんの力を借りたのは事実で、他力かも知れませんし、少し入るのが遅かったかも知れませんが、自分なりに分析し、魂を入れてピクセルを買いました。

 今後は、一トレード入魂で行きます!

 では、では、ピクセルの上昇を祈念しつつ、来週またお会いしましょう。

 ちなみに今日は競馬の大阪杯で、11番ベラジオオペラの単勝を取りましたので、明日のピクセル上昇の前祝いも兼ねて、ステーキを食べに行きますので、あしからず。

 て、言うか、競馬なんかじゃなくて、相場で取れよ!

 と、自分には言い聞かせますので、ご心配なきよう。



 
 

 



 


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