売りから入る株式投資
日経平均が40000円時代を迎えようかと言うのに、今週を始め来週も売りから入る私は、やはり特異体質なのか。
今週も3031・ラクーンで大成功。
来週月曜も 2590・ダイドーグループホールディングスで大勝利予定。
ただ、何処迄行っても買い方は正義のヒーローで、売り方は世界征服を目論む悪の枢軸みたいで・・・・・。
2024年3月3日(日)
さて、日経平均は愈々40000円を迎えようとしており、一向に下がる気配がないばかりか、日経平均rsi86.58、日経レバrsi 87.22、と、買われ過ぎで、逆に日経ダブルインバースrsiは11.43、と、売られ過ぎを示しており、完全に異常な数値を示しています。
重ねて、1570・日経レバの逆日歩も、2月29日(木)に5.00円と、解消する気配はありません。
但し、今の東京市場は、逃げ場を失ったチャイナマネーが大量に流入しているらしく、何時までもこんな上げ相場が続くとは思はないのですが、ただ、例えば日経平均が50000円に向かうとか、そんな風に考えている人も居るのかも知れません。
もし、そうした方が居るなら、その方々のうち、買いは正義、売りは悪、との認識をお持ちの人は、この、「売りから入る株式投資」をお読みになった機会に、それを改められることをお奨めします。
とは言え、「買いは正義」、と、思われるのも無理ありません。
私がここで良く使う、「逆日歩」と言うものが有りますが、これにしても、余りに売りが殺到して貸す株が枯渇した時に、本来買い方(信用買い)の支払うべき利息を、売り方(信用売り)が支払う為、「品貸料」のことを日歩に「逆」を付けて、「逆日歩」と言うのですから、元々は「買い」がマジョリティであり、「売り」がマイノリティなのです。
また、買い方の中には、「現物買い」こそが正義で、「信用買い」が悪だと言う認識の方々も少なくありません。
これは「信用買い」が利確する際に、「売り埋め」する為に、将来の「売り予備軍」であり、株価の下落に繋がるからです。
逆に、「売り方」は利確の際に「買い埋め」する為に、株価が何かの材料で上向いた際には損切りするので、将来の「買い予備軍」なので、買い方が「踏み上げる」(売り方の損切りを巻き込んで株価が上昇する)際には、「売り方の損切り」を「売り豚が焼かれる」等と言って、売り方の損切りのことを揶揄するのです。
と、ここで、もう一度、皆さんの「買いトレード」を振り返って欲しいのですが、無論、皆さんの中には長期投資をして配当や優待を受け取るから、「暫くは売らないよ」、と、言う方もいらっしゃるでしょうが、それにしても、何年か後には、何時かは「売る」のです。
その、何時かは「売る」際の貴方は、果たして、完全無欠な正義の人なのでしょうか?
貴方にしてみれば、上がったから「売る」んだよ、と、言うでしょうが、例えばそこが高値であって、そこから株価が下落したとしたら、その高値で買った人からすると、貴方は「悪の枢軸」であり、また、憎き「売り豚」なのではないでしょうか?
そう考えてみると、「買う」のも相場、また「売る」のも相場だと言えるのでは?。
ですから、「買い」は「正義」などではなく、「買い」は安いから「買い」、「売り」は高いから「売り」なのだ、と、考えてみては如何でしょうか。
皆様方がそう考えて戴ければ、このコラムを立ち上げた意味も有ると言うもの。
重ねて、皆様方の「売り」トレードに、少しでもお役に立てれば、と、心よりお祈りする次第であります。
それから、私の日経指数に対しての見解は今迄通り、どこ迄上がろうが、1570・日経レバの逆日歩が解消された時に、初めて1357・ダブルインバースを買うか、1570・日経レバを売るかを判断したいと思います。
現在は、1570・日経レバの逆日歩が未だに解消されていないので、日経指数はチャイナマネーで肥えるだけ肥えて戴ければ、と、思い、放置している次第であります。
さて、日経指数はさておき、日々の私のトレードでありますが、こちらは日経爆上げの時期にも関わらず、売りトレード絶好調であります。
3031・ラクーンHDを730円と725円のショート(空売り)で決算を跨ぎ、翌日618円で買い埋めしたので、それぞれ112円幅と、107円幅と久しぶりに大ヒットを飛ばしました。
やはり機関の空売りが入っていないのと、
信用買い残が売り残を大きく上回っているので、買い方の損切りが株価下落に拍車を掛けてくれたのが幸いしました。
但し、逆また真なりで、売り残が買い残を大きく上回る逆日歩状態で、尚且つ空売り機関が決算前に売っている銘柄の場合、どんなにPERが割高を示していようと、一旦株価が上がり出すと、売り方の損切りで株価は中々下落しないので、要注意です。
勝って兜の緒を締めよ!
買いは家迄、売りは命迄!
この言葉を何度も噛み締め、翌日、ラクーンHDを買い埋めし、返す刀で、その後連続トレードし、25900・DyDoを3120円で、これまた決算をショートで跨ぎました。
お陰様で夜間ptsは、値下がりランキング6位で、2900円代に下落していますから、明日の月曜日に利確出来そうです。
但し、買いから入った3452・ビーロットは940円から950円で横々していて、ずっと利確出来ずです。
とは言え、SBI サイトの東洋経済予想更新されて55円配予想となったようで、今月に予定されている株主総会(3月22日)前に、業績の更なる上方修正と増配のir が出るのを待ちたいと思います。
但し、そこで出なかったら、次回、5月15日に予定されている、2024年12月期 第1四半期 決算発表迄待たなければいけないので、損切りも視野に入れています。
やはり私は、買いはからっきしです。
最後に、来週以後の空売りトレード予定銘柄について発表します。
① 3月5日(火)15時決算
2910・ロックフィルド
RSI・67.32 PER・29.9
食品(サラダ主体の高級総菜『RF1』が主力。『神戸コロッケ』等)
配当利回り1.6%(優待を含む)
② 3月7日(木) 15:00決算の場合と12:30或るいは12:40の場中決算の場合が有るので、決算当日の前引け間際にトレード予定。
3180・Bガレージ
RSI・78.83 PER・32.1
美容(理美容機器や業務用化粧品の通販最大手)
配当利回り2.4%(優待を含む)
③3月8日(金) 15時または16時決算
3193・鳥貴族
RSI・70.39 PER・47.7
飲食(東名阪中心に全品均一価格の焼き鳥店『鳥貴族』展開)
配当利回り0.5%(優待を含む)
※ この銘柄の場合、逆日歩が付いているのですが、機関の空売りが無く、売り残が買い残を上回っていますが、凡そ5万株程なので、日々の出来高でこなせる量です。
また、逆日歩も、現在のところ0.1円なので、余程売り残が増えない限りは大丈夫だと思いますが、念の為来週火曜夜の信用売り残の増減を見定めてからとします。
以上、3銘柄をショート(空売り)で、決算当日に決算を跨ぐ予定です。
これ等銘柄は、高RSI(買われ過ぎ)、且つ、高PERの銘柄で、重ねて両建て(買いも売りも)の可能性の有る、空売り機関(モルガンスタンレーやゴールドマンサックス等)が決算前に空売りを掛けていないので、決算後値上がりの可能性の低い銘柄ですが、決算当日迄に大きく値を下げたら、妙味も無くなりますし決算を跨ぐリスクが見合わなくなるので、見送ります。
またそれとは別に、初動察知の天才である有名インフルエンサーさんの先週の推奨銘柄で、彼が見捨てた4425・KUDAN と6072・地盤ネットを、隙あらば空売りしたいと思いますが、これ等銘柄は危険を伴いますので、板付きと、売りunderが買いunderを上回る際のみに、トレードしますので、要注意ですとはお断りを入れておきます。
そして最後の最後に、低RSI、低PER、低PBR、且つ、高配当銘柄で、直近、この3月に配当の有る銘柄を現物で購入し、配当の権利落ち迄に配当を上回る収益を確保出来れば利確し、配当を上回る程値上がりしなければ、ホールドし、配当を得る、と、言う、推奨銘柄です。
どっちにしても、私の買いはアテにならないので、如何なものかと思いますが、一応。
8897・ミラースHD
RSI 32.5
連結PER 6.3
連結PBR 0.9
配当利回り4.72%
株価が現在487円 ▲1 円
配当権利落ち日 3月28日 18円
6月末 6円
では、では、また来週の終末にでも。
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