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売りから入る株式投資

 今週は1570・日経レバの空売りで、少額だったことも有り、既に5%以上値上がりしているのに、「まぁ、大丈夫だろう。もう少し様子を見よう」、と、高を括っていると、全く調整する事などせずに上がり続けた日経平均。
 ですので、当然、今回も無料です。
 お陰で、10%以上値上がりしてから、漸く、しかも購入額の20%ずつ、日々ロスカットをしている愚かな私。
 
 2024年3月24日(日)

 米国の投資家カール・アイカーン氏の言葉に、「世間には先端技術を研究して金を稼ぐ人がいるが、私は人の愚かさを研究して金を稼ぐ」、と、言うのがあります。

 しかし、ブルームバーグの報によると、そのアイカーン氏の資産が激減し、かつての乗っ取り屋の彼が、逆に、ネイト・アンダーソン氏(38)が率いる空売り投資家ヒンデンブルグ・リサーチに、アイカーン氏の上場企業、アイカーン・エンタープライゼズが空売りを仕掛けられ、まんまと刈られてしまったと言います。
 空売りを仕掛けた理由については、アイカーン氏が完全に違法ではないまでも損害の大きい誤りを犯し、同氏自らにとって許せない罪であるはずの「ひどい業績」をもたらしたと非難したのだそうです。

 と、言うことは、つまりアイカーン氏自身が、「自らの愚かさを研究」しなければならなくなったのです。 

 順張り長期投資で常に脚光を浴びる、バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット氏とは、対照的な存在となりました。
 一時はトランプ氏の顧問に迄なっていた彼なのですが、最近はもっぱら、業績が芳しくない投資先の再生に手を貸しているとか。

 芳しくないのは私も同様。
 少額とは言え日経レバの空売りでコテンパンにやられ、個別の3653・モルフォ、並びに3415・東京ベースのショートでの決算跨ぎでは、損失こそ回避出来たものの、それぞれモルフォが14円幅、東京ベースに至っては僅か3円幅の利確と、こんな薄氷を踏むようなトレードでは、決算を跨ぐと言うリスクを冒した意味が全くありません。

 救いと言えば、モルフォのショートでの決算跨ぎの翌日は、前場こそマイナス局面でしたが、後場引け前から翌日に掛けては大幅にプラスに転じる事になり、株価上昇の危険を察知した私が、幾らかでも後場に利確出来たことと、東京ベースのショートでの決算跨ぎについては、空売り初心者は止めておいた方が良いし、私には何か引っ掛かるところが有るとしていたことです。

 やはり、と、言うか、何かが引っ掛かる銘柄は止めるべきでしたね。

 モルフォで大した成果が上がらなかった私は、気負ってしまい、東京ベースを資金の3割でと公言しながら6割で空売りしたのです。
 危うくストップ高を喰らうところでした。

 増配と自社株買いです。

 ただ、幸いだったのは、立会外分売で且つ 経営者の株を自社口に移すと言う、余り株価に響かないような自社株買いだったと言う点と、たった1円の増配だった点です。
 ストップ高迄はいきませんでした。
 事前に高値を付けていたこともありますが、やはり高PERと高RSIは売り方の味方と言ったところでしょうか。
 但し、結果からして、やはり東京ベースは当初の考えのように、決算を跨ぐべき銘柄ではなく、翌日上がった所を叩くべきでした。

 また、3月22日(金)は6619・ダブルスコープのリバ狙いで580円で買い付けて(RSIが前日30を切っていたので)、602円で22円幅を利確する買いトレードと、7003・三井E&Sを1905円で買い付けて、1917円の12円幅で利確するなど、珍しく買いトレードで利益を上げ、何とか今週をプラス収支で終える事が出来ました。
 
 その事も踏まえ、来週から暫くは決算を跨ぐと言う、リスキーな行為は止めます。
 また決算銘柄も暫くはそんなに多くはありませんので、一定期間は、あの、初動察知の天才である有名インフルエンサーさんの捨てた銘柄で、高PER高RSIの銘柄を空売りし、逆に推奨銘柄のうち、低PERで低RSIの銘柄を買って行くことにします。

 今回は一転、売り買い両刀で行きます!

 そこで、来週月曜日から空売りで狙える高PER高RSI銘柄は、4344・ソースネクストです。
 ただ、この銘柄は逆日歩が付いていて、未だに解消されていません。
 但し、先日逆日歩が0.15円から0.05円に改善しました。
 また3月21日(木)には、出来高1045万株で279円の△30円と上昇しましたが、週末の3月22日(金)には、出来高を482万株と減少させ、266円の13円▲と陰線を付けました。
 空売り機関も売りを解消させて来ており、未だに売り越してはいますが、信用買い残も760万株と増加傾向。
 3月25日(月)の寄りで余程出来高を伴って上げるか、或るいは5%以上も下げるかしなければ、260円〜270円のショートで入りたいと思います。
 ちなみにこの銘柄、次回決算は5月で、無配、PERは赤字の為無し、RSIが72.85と言う超割高銘柄。
 空売りでの期待が持てます。

 また買いから入りたいのが、初動察知の天才インフルエンサーさんの推奨銘柄、6769・ザインエレクトロニクスです。
 PERは17.1でRSIは67.68と、RSIは割安とは言えませんが、現在のところほぼ適正価格であり、実体の有る銘柄です。
 無論、有配当銘柄です。
 それよりここを買ったのは、一度出来高を伴って1300円代迄上昇したのに、売りに押されて1100円代迄値下がりし、週末の3月22日(金)には引けピン(引け値がその日の高値で、翌営業日は株価が上がり易い)を付けたからです。
 つまり、売り目線で、売りたくない銘柄なので、逆に買い、と、言う訳です。
 私は、1156円で買い付けて、持ち越しましたが、月曜日からでも未だ間に合う筈です。
 目標は1300円越えでの利確です。

 では、では、また来週。

 



 


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