売りから入る株式投資
7003・三井E&Sを空売りの末に連敗して、地獄の業火で丸焼きにされた私でしたが、一転、売りトレード自体を休止。
大して利益を上げれずとも、先週推奨の3193・鳥貴族をショートで決算を跨ぐトレードを回避し大損を免れ、また三井E&Sを買いで利確して思うことあり、「元カノとよりを戻したいなら、前の自分とは180度逆の自分になれ」、と。
2024年3月11日(月)
今回は負けトレードの披露と、推奨銘柄失敗のお詫び、並びに自分は大損をきっちり回避したことのお詫びも兼ねて、最新トレード情報ながら、無料公開とさせて戴きます。
まぁ、それにしても、今週の三井E&Sのボラティリティの凄さです。
今思えば、何故空売りを仕掛けたのかで、
やはりするとすれば、間違いなく買いトレードでした。
先ずは経緯について説明します。
少量を空売りし、3月4日に失敗。
その日は損切りトレードで終了したのですが、板付きだけを見て、軽い気持ちでリベンジしてやろうと、明けて運命の日、3月5日にもムキになって空売りを敢行。
今振り返ると、インパール作戦の牟田口司令官か、或るいはノモンハンでの辻関東軍参謀のように、愚かで、無茶な作戦でした。
小説を書いている小生でありまして、ああした愚かな作戦で、旧日本軍の将兵の命が数多奪われたことを、私は嫌と言うほど書物を通じて勉強してきた筈なのに・・・・・。
やはり株のトレードと言うものは、僅かなミスも見逃してはくれません。
第一、株価2500円でPER15.1の三井E&Sを2070円で空売りしたのですから、冷静になって考えれば、無茶もいいところです。
前日に損をしたからと言って、ムキになって空売りを仕掛けるなど、言語道断です。
ただ、その時の私は、或るいは正気を失っていたとも言えます。
それ迄の2月中旬から3月初旬迄の、10トレード程のトレード総てに勝利し、浮かれて図に乗っており、慢心していました。
我ながら、愚の骨頂、馬鹿の極みです。
そして3月5日でした。
2070円で空売りした三井E&Sが、後場寄りで一気にストップ高の2390円を付けた際に、そこで買い埋めして損切りすればいいものを、明日は下がる筈と、後場は勿論、ptsの夜間でも現引することもなく、何と無謀にも、その玉を翌日に持ち越してしまったのです。
ところが翌日に2890円のストップ高。
漸くここで気付いた私は、既にパニック状態となっており、後先を考えずに2800円で買い埋めしました。
実に、730円幅の損失で、3月4日前日の損切り分と合わせると、凡そ900円幅の損失をたった2日で出してしまいました。
空売りするのが2日遅ければ、週末の引け値が2553円だったので、幾らかでも損失の度合いは和らいだのでしょうが、そんな事を言っても後の祭りです。
兎に角、その時の私は正にパニック売りならぬ、パニック買いをしていました。
どうしようもないトレードでした。
ですが、不幸中の幸いだったのは、ごく少額の資金の1割くらいから始めて、追い掛けて上値を叩くつもりが、後場からストップ高をくらい、少量ロットのまま、2800円を迎えたので、被害はまだ少ない方でした。
この愚かなトレードを、自身の資金力の全力でしていたとしたら・・・・・。
考えるだに恐ろしいです。
やはり、シゲルさん(有名シニア(85才)デイトレーダー)の1.2.6の法則は正しいと言うことを、改めて思い知りました。
もし最初から9や10で入っていたら、一発退場でした。
この駄目駄目トレードを以て大いに反省すると共に、それだけの損失を出したのにも拘らず、2月中旬から3月初旬頃迄勝ちまくっていたお陰で、何とか2月の成績をプラスで終え、こうして未だに生き残っていることに大いに感謝し、今後のトレードの糧にしたいと思っております。
また、
「君子危うきに近寄らず」
「買いは家迄、売りは命迄」
以上の2つの言葉を教訓にし、日々精進を重ねたいとも思っております。
さて、冒頭に、「元カノとよりを戻したいなら、前の自分とは180度逆の自分になれ」、としましたことについてご説明すると、大損した後は、一転、翌日3月6日(水)に三井E&Sを買いトレードしました。
2516円で買い、2580円で同日にデイトレードし、64円幅を利確。
無論、900円幅の損失に対し、64円幅の利益ではお話になりませんが、こう言う大負けした後は、更に資金を投入して損した際と同様に売りトレードを続けるのは危険です。
ですので、松井証券の口座で、手数料の掛からない50万円以内で、リハビリも兼ねて現物トレードすることに決めています。
先ずは負けを繰り返さないこと、同じ轍を踏まないこと、これが肝要です。
例えばです。
浮気をしてフラレた。
或るいはギャンブルで借金をして、経済的に立ち行かなくなってしまい、挙げ句彼女に捨てられた。
と、言った場合、幾ら口で、「もう浮気はしません」、或るいは、「2度と博打はしません」等と言ったところで、元カノは相手にしてくれないでしょうから、例えば、浮気相手ときっぱりと別れ、ボランティア活動に従事してみたり、また、例えば、肉体労働をして借金を返済し、ギャンブルに使っていたお金で、ダイヤの指輪なりネックレスなりを元カノにプレゼントしたり、と、今迄の自分とは180度逆の自分にならなければ、ヨリを戻すことは出来ない筈です。
ですから、「元カノとよりを戻したいなら、前の自分とは180度逆の自分になれ」、と、言うことをトレードに於いても、実践する訳なのです。
それから買いトレードをする際にも、売り屋の私は、「株価が上がる銘柄」を捜すのでなく、「売ってもこれ以上株価が下がらないと思う銘柄」、或るいは「売りたくないと思う銘柄」を探します。
そうして出て来たのが、不動産の2991・ランドネットです。
連結PER5.2で、RSIが決算当日こそ49に上がったのですが、数日前に32迄落ち込み、底値圏を彷徨っていた超割安株。
これを3月15日(金)に現物で買って、決算を跨ぎました。
夜間ptsは、860円代の寄り安から、914円にプラ転して、引けピンで終了。
918円で買ったのですが、最悪下げてもそんなに損は出さないと思います。
また、少しでも上がれば、欲張らずに今日の前場のザラ場で利確したいと思います。
また買いトレードとして、今日決算発表のPER9.3、RSI41.36の、2929・ファーマフーズを買いで決算を跨ぎたいと思っています。
前回決算で減配したので、現在の株価は928円の△15円と底値圏ですが、今日そこそこ上がってしまうのであれば、見送ります。
逆日歩が付いていないのと、機関の空売りが減少しているので、大丈夫だと思います。
また売りトレードについては、15日(金)に決算発表のある3653・モルフォ。1810円の△20円で、PER66.7 でRSI70.99と、前回好決算からずっと高値圏であり、これはショートで決算を跨ぎたいと思っています。
また、それ迄に株価が急落したり、逆日歩が入ると見送ります。
最後に、先週の空売りトレード銘柄についての結果発表です。
① 3月5日(火)15時決算
2910・ロックフィルド
RSI・67.32 PER・29.9
食品(サラダ主体の高級総菜『RF1』が主力。『神戸コロッケ』等)
配当利回り1.6%(優待を含む)
これは空売りし、成功。
約40円幅を利確。
② 3月7日(木) 15:00決算の場合と12:30或るいは12:40の場中決算の場合が有るので、決算当日の前引け間際にトレード予定。
3180・Bガレージ
RSI・78.83 PER・32.1
美容(理美容機器や業務用化粧品の通販最大手)
配当利回り2.4%(優待を含む)
これは決算当日80円下がったので見送り。
ただ、翌日は値下がりしていました。
③3月8日(金) 15時または16時決算
3193・鳥貴族
RSI・70.39 PER・47.7
飲食(東名阪中心に全品均一価格の焼き鳥店『鳥貴族』展開)
配当利回り0.5%(優待を含む)
※ この銘柄の場合、逆日歩が付いているのですが、機関の空売りが無く、売り残が買い残を上回っていますが、凡そ5万株程なので、日々の出来高でこなせる量です。
また、逆日歩も、現在のところ0.1円なので、余程売り残が増えない限りは大丈夫だと思いますが、念の為来週火曜夜の信用売り残の増減を見定めてからとします。
と、していたのですが、逆日歩が全く解消されず、また品貸料も上がってしまったので、念の為見送り。
これは見送りで大正解!
今日値上がりする筈で、朝9時30分〜10時くらい迄の高値で売りたいと思っています。
またそれとは別に、初動察知の天才である有名インフルエンサーさんの見捨てた銘柄の空売りは、暫く休止します。
そもそも、三井E&Sも、見捨てたと思っていたら、私が空売りした日に買い推奨を出されていて、そこから空売りで躓いたので、やるなら買いで入りたいと思います。
以上、反省と後悔の先週でした。
それでは今週末、またお会いしましょう。
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