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[ドラフツ #2] 棋譜振り返り

本記事の目的は著者のドラフツ(Draughts)の対戦棋譜をネタにコンビネーションの考え方を整理することです。
本記事は第2弾になります。前回は著者の勝利譜でしたが、今回は敗戦譜から反省をしていこうと思います!

※注意点としましては、著者は今週からドラフツを始めたプレーヤーであり、完全なる素人ということです。より良い手や他の正しい考え方があった場合は、著者への批判的な目で温かく見守っていただけると助かります。


実践棋譜

テーマ図

テーマ図は以下になります。
赤が1-5と上がった局面です。ここでコンビネーションを狙う一手が存在します。

正解は18-14です。
この手では単に狙いが分かりずらいですよね。ですが、これには大きな狙いがあり、一言で言うと青〇の11の赤石を動かすことが狙いなのです!!

4手後の局面が以下になります。それぞれ駒を取り合った後に、15に白石が移動し、ついに11の赤石を動かすことに成功します!

結果図


以下が一連の結果図になります。
白は1石得かつ、キング♔ができて大優勢になりました!
(著者は赤番で悲鳴状態)

考え方

三角形への突き

テーマ図に戻りましょう(加筆あり)。
青の三角の部分に狙いをつけたのが本記事の要点になります。
この三角形には弱点があり、三角の中央、11の赤石を抜かれると一気に4に白のキング♔ができてしまうということです。

従って、三角形の先っぽに相手の石がある形は悪形である可能性が高いです。(もう少し研究が進んだら結論が変わるかもしれませんが、、、。)

対策

では、どうすればよかったのか。
方針は2つだと考えられます。

1つ目は三角形の形を解消すること。
これは12の赤石と接している石を前進させる手です。
これによって、数手先ですが、コンビネーションの手を回避することが可能になります。

2つ目は三角形をT字路or十字路の形に変えることです。
赤石10-15に移動させることです。こうすることにより、白石を15に置きたいという狙いを回避させることができます。

交換理論 不可置換の法則

少し派生した話になりますが、相手の置いてある石のマスには自分の石を配置することができないという理論があると考えています。(交換理論の不可置換の法則?
#1で交換理論に書きましたが、基本的には先手が動かした石の位置に先手の石は配置され続けるようになります。そのため、相手の石があるマスには到達しない or 飛び越えることになります。
よって、相手の置いてある石のマスには自分の石を配置することができなといという不可置換の法則が成り立つと考えられます。

脱線しましたが、三角形への突きの形は、三角形の解消か、t字路 or 十字路に変形させることが逃げの基本になると考えます。

まとめ

以上が著者の大失敗図の反省記事になりまーす。
三角形への突き、今後気をつけたいと思います、、、。(切実)

著者は将棋を主に嗜むので悪形や好形にかなりの関心があります!
まだまだ始めたばかりなので、「そんなもん存在しねーよ!!」と言われるかもしれませんが、意味があれば今後も収集していければと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました~。

棋譜出典
https://www.playok.com/p/?g=ck336773954#0


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