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資産運用をしていない人が少数派になりつつある

私は会社で加入する確定拠出年金で資産運用をしています。

私は2019年に今の会社に入り、同時に確定拠出年金の設定をいろいろ変更して運用している状態です。

加入後に何も設定をしなければ定期の現金積立になります。
ですが、確定拠出年金の積極的な利用は
【節税】【資産増の可能性】が期待できるため、私は加入してからすぐ、以下のように設定を変更しました。

  • 任意負担の掛金最大
    (約8,000円/月、事業者負担額と合計で約16,000円/月)

  • 掛金の90%を運用型に変更
    (外国株8割、ほか2割)

として、約4年半が経ちました。その運用利回り結果が以下の図です。

確定拠出年金加入者の人口(万人)と運用利回り(%)

オレンジのバーが私が含まれている群です。
運用利回りは10%を超えています。
現時点で利回りは約14%です。

グラフ中央やや左の突出したバーは、利回り0%の群です。これはおそらく、掛金の運用を非投資型にしている群です。およそ10万人以上が確定拠出年金で運用を行なっていないことになります。

一方で、運用を行えば確実に元本の金額は変動するため、先ほどのグラフの利回り0%以外の群は運用をしていることになります。
ここで気づいたのは、
利回り0%以外のバーを全て積み上げると、利回り0%のバーよりも高くなりそうです。

つまり、
資産運用をしていない人 < 資産運用をしている人
となります。

あくまでこれは一般企業の正社員が加入しているデータだと思うので、もともと資産運用に興味がある人が結構多いと思います。
日本全体で見たら資産運用をしている人が少数派なのは間違いないですが、今後は資産運用をする人(さまざまな金融商品を買う人)が増えるのだと思います。

また、利回り10%超えの群が突出しているのを見ると、運用をしないともったいない、と思えてしまうのは普通の感覚かもしれません。一方で、この利回り10%が突出した状態は一過性の可能性も十分あると思います。(いつ世界恐慌やパンデミックによる下落相場となるかはわからないので。)理由としては、コロナショック後の相場上昇基調から、ここ数年で株式投資を始めた人は、ネットでオススメされている銘柄を選べば嫌でも資産が増えたのだろうと思うためです(私もその1人ですが)。

結論、投資をしてもしなくてもどっちでもいいと思うのですが、長期的に資産を増やすためなら、知識は絶対にあった方がいいと思います。

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