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ジョニーウォーカー

今回は世界1の売り上げを誇っているジョニーウォーカーについてお話します。


1820年に14歳だったジョンウォーカーが食料雑貨店を開いたことから始まりました。


その時はまだシングルモルトが主流でしたが品質や味が安定せず自分でブレンドをしたのです



自分の店で扱っていた紅茶やスパイスのブレンドからヒントを得て、高い品質や安定供給を維持することによりお客さんに受け入れられます

当時のことは知りませんが現在はブレンデッドもシングルモルトも飲みやすくなっており、特にハイランド、スペイサイドのシングルモルトとブレンデッドウイスキーの味の区別はつきません(笑)

実際ブラインドテイスティングをするとバーテンダーの方でもわからない方が大半だと思います

視覚情報や前情報をもとに飲むのとブラインドテイスティングで飲むのには天と地の差があるほど難しいです

ジョンウォーカーは味覚がしっかりしてるからこそブレンドが功を奏し成功したのでしょう

そこから2024年現在世界一のブレンデッドウイスキーの座を維持しております



レッドラベル


通称ジョニ赤と呼ばれる世界で一番売れているブレンデッドウイスキーです。 値段も1000円台で購入でき味のバランスも抜群です。


キーモルトはタリスカーカードゥなど40種類の原酒が使われています。
ただスモーキーな感じはほとんどなく甘くフルーティな仕上がりになっております


熟成年数が若い原酒が使われており荒々しいイメージがあるかと思われます。しかし完成度が高く洋ナシやハチミツといった甘い風味になっており、1000円台の質ではありません。

初心者の方が一番入りやすいウイスキーの一つでありスコッチの代表ブレンデッドといってもいいでしょう




キーモルトであるタリスカーはアイランズのスカイ島に蒸留所があり、黒コショウのようなスモーキーさがあります。


バーベキューをしながら飲みタリスカーハイボールがおすすめです!


ただレッドラベルではタリスカーの風味はほとんど感じませんのでカードゥの方がジョニーウォーカーの風味を感じると思われます




ブラックラベル


スタンダードボトルの通称ジョニ黒


黒いラベルの視覚効果もあってかレッドラベルより少しスモーキーさを感じます。


12年熟成の原酒が使われているためレッドラベルよりもアルコールの角も取れてなめらかになっております

コンビニでミニボトルも売っていますし酒屋に行けば必ず置いてあります


値段も2000円台で買えるためジョニ赤と飲み比べてみるのも楽しいですよ



グリーンラベル



15年熟成の樽をブレンドしたモルトウイスキーです。


グリーンラベルだけはグレーンウイスキーが使われておらず複数の蒸留所のモルトウイスキーだけを使用したブレンデッドモルトウイスキーとなっております


ちなみにシングルモルトは一つの蒸留所のモルトウイスキーをブレンドしたウイスキーとなっております

値段は5000~6000円程であるがグレーンが使われていないためモルト原酒15年物と考えたら物凄く安い値段です


ジョニーウォーカーの中ではマイナーな種類ではありますが評価は高く値上がり前に購入することをお勧めします

ウイスキー好きにプレゼントとして一番勧めたいのがグリーンラベルです。



キーモルトは
タリスカー  カリラ   クラガンモア  リンクウッドとなっております

ゴールドラベル



クライヌリッシュをキーモルトに15種類以上をブレンドしております

ジョニ赤と比べると厚みがあり濃厚なハチミツの甘さを感じます。

クリーミーでナッツやリンゴといった甘さも感じられ、レッド、ブラックの後に飲んだら違いがはっきりわかって楽しいですよ

5000円程で購入できます



ブルーラベル


ジョニーウォーカーの中で高級なブルーラベル

1万樽にひとつといわれる40~50年熟成の原酒をヴァッティングしております。

一本一本にシリアルナンバーが刻印されており、年間4000本ほどしか販売されない希少なお酒です

キーモルトはロイヤルロッホナガー  モートラック  カードゥ
閉鎖蒸留所であるオウフタートゥール

価格は販売店によって違いますが2万前後といったところです。


40年熟成のシングルモルトになると倍以上の値段になるためこれがブレンデッドウイスキーの強みですね



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