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illumination 考察

illumination 歌詞 個人的な解釈

眠らぬ街の片隅でただ1人
(夜の東京の片隅でただ1人)

ネオンサインに囲まれ見上げた夜空
(人工的な光に囲まれていて、本物の光、星が見たくなって夜空を見上げた)

片手で指折り数えられるしか見えない
星屑が物語る人混みの中に擬態してる僕を

(東京の夜空の星は片手で数えられるほどしかないのにちゃんと目に見えるくらい輝いている。それと比べて僕は、人混みの中に紛れて誰にも気づかれないほど輝きがない)

見つけ出してよ
あの星のように
いつかは僕も輝けるかな
(あの星のように数少ないのに強い輝きを放つ存在に僕はなれるのかな)


君は知ってるかい?
ここから見える星座が1万6千年前の姿だったなんて
遥遠く昔燃え尽きたとしても
また光を放って照らしていたんだ
僕らの唄が時代を超えてどうか永久に響きますように

(あの星たちは遥昔に燃え尽きているのにまだ光を放ち続けている、僕らの唄も僕らがいなくなった後も輝き続ける存在になってほしいな)

才能なんてさ僕にはないけれど
歌うことだけが全てだから
それしかないから
それだけなんだ


くたびれた靴履いてどこか遠くへ
誰も知らない街まで星を見に行こう
あまりに綺麗で溢れ落ちる涙に
気づかずに動けずに
立ち尽くしたまま見上げていた

(誰も知らないような田舎でたくさんの星を見に行こう。でも今見える数少ない星を見ていたらあまりに綺麗すぎて気づかぬうちに涙が溢れ落ちていた。どこか遠くへ行こうと思ったのに動けずに立ち尽くしたまま、眠らぬ街の星をずっと見上げていた。


曲名
illumination=人工的な光


この曲は星になりたいってメッセージだけど曲名が星=starじゃないのは
自分はまだ本物の光、starじゃない。
偽物。まだilluminationでしかない。
でもいつか本物になりたいってことだと思う。
柳田周作らしい意味の込め方だ。

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